半月の夜
著者 野沢直子(著者)
「いくつになっていたって、私には未来がある」スーパーのレジで働く立花カオル。五十五歳になった今、瞼はたるんで足は象のようにむくみ、転がるように醜くなった。何を見聞きしても...
半月の夜
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商品説明
「いくつになっていたって、私には未来がある」スーパーのレジで働く立花カオル。五十五歳になった今、瞼はたるんで足は象のようにむくみ、転がるように醜くなった。何を見聞きしても感情の針が動くことはなく、すべてのものが灰色に見えていた。寝るためだけの六畳間の自宅とパート先を往復するだけの、ひたすら「孤独」で味気ない毎日。家に帰るといつも「灰色のハイエナ」に見られているような幻影に悩まされていた。しかし、ある偶然の再会によって、カオルは新たな生きる希望を抱きはじめ・・・・・・。
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才能
2022/11/15 00:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yuki - この投稿者のレビュー一覧を見る
野沢直子さんは本当に才能豊かな方ですね!エッセイがとても面白かったので小説も読みたくなりました。小説もとても面白かったです。暗くなりがちな内容ですが読み終えた時にホッコリしました。凄い文才だと思います。エッセイも小説も、もっと書いてほしいです。
ハイエナ
2024/02/04 11:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
野沢直子さんは文才があると思います!
別の本ですが、エッセイも秀逸でした。
「灰色」の物語から、一気に繋がっていくストーリー展開、書き込みも見事です。
しかし、野沢さんがタレントとして活躍していたのをリアルタイムで見ていた世代なので、この小説を野沢さんが??という意外感が強かった。
もっと文章を書いて欲しい。