不思議なテレポート・マシーンの話 ──なぜ「ぼく」が存在の謎を考えることになったか?
著者 飯田隆
不思議なテレポート・マシーンとの出会いをきっかけに、哲学の基本的な問題をめぐって丁寧に議論を繰り広げる。論理的思考の展開方法も学べるやさしい哲学対話。
不思議なテレポート・マシーンの話 ──なぜ「ぼく」が存在の謎を考えることになったか?
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目次
- 第1章 おじさんがフリマで奇妙なものをみつけた話/おじさんとぼく/おじさんがフリマで奇妙なものを手に入れたいきさつ/テレポート?/瞬間移動なんて本気で考えられるか?/そっくりだからと言って、同じだとは言えない/同じか同じでないかはそれほど大事だろうか?/でも、やはり、仕組みがどうなっているのか気になる/第2章 もう一台の「受信機」が手に入った話/おじさんからメールが届く/フリマの主催者からおじさんが聞いたことと、その後でおじさんが見つけたもの/移動装置というよりは複製装置だった!/オリジナルとコピー/油絵とマンガ/すべてがコンテンツになる/アキさん/第3章 ひともまたデータになってしまうという話/ひとを複製するなんて何で思いついたのかと、おじさんが責められる/生きているものと生きていないもの/ペットを複製してもよいか?/ひとを複製するのは?/複製でも生き延びたことになるのか?/アリを複製しようとしてどうなったかという話/第4章 自分たちはシミュレーションかもしれないという話/心をシミュレーションする/人類のあとに来るもの/ポスト人類はご先祖さまをシミュレーションするか?/自分たちがシミュレートされた存在であることはほぼ確実だという話/アキさんの推理/ぼくの推理/◆次に読んでほしい本/◆さくいん
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