孤独な煌帝の幸せの金糸雀【電子特別版】
著者 貫井ひつじ(著者) , hagi(イラスト)
涙が宝石となる涙精族の怜優は、人買いに捕まり後宮の一角に囚われていた。脱走を試みるも途中で力尽きて若い男に保護されるが、男の正体は後宮の主である皇帝・煌牙であった。煌牙の...
孤独な煌帝の幸せの金糸雀【電子特別版】
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商品説明
涙が宝石となる涙精族の怜優は、人買いに捕まり後宮の一角に囚われていた。脱走を試みるも途中で力尽きて若い男に保護されるが、男の正体は後宮の主である皇帝・煌牙であった。煌牙の庇護に置かれた怜優は“姫君”として身を潜めるが、ある夜、薬を盛られて苦しむ煌牙を見過ごせず、一族の秘密である涙玉の薬効によって彼を助ける。怜優を助けたのは「暇つぶし」だと嘯き、空を自由に飛ぶ金糸雀に怜優を喩える煌牙。全てが手に入る皇帝でありながら孤独な彼の優しさに惹かれ・・・?【電子特別版】貫井ひつじ先生書き下ろしSSを電子版だけに特別収録! 本編後日談。宰相である瞭明のもとに意外な人物が訪れ・・・?
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静かな余韻が良い。BLでなくても有り
2024/05/17 01:25
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミケ - この投稿者のレビュー一覧を見る
綺麗な中華風ラブファンタジーで「怜優」が青年でなくても女性の姫様でも違和感なかったかな?という気もしました。
でも青年でないと家族への想いや煌牙への理解が違ったのかな?
先帝が公私の公では立派な皇帝でも、私では女性泣かせ、父としても愛情がないのは、あるある話。強いて言えば、後継者選びで皇子達の皇帝としての欠点は視えていて、皇后の言動にもバックにいる元王族の領主に忖度してしまうところにはガッカリ。
煌牙の後継は、ショートストーリーに出て来たあの人かな?
読後に余韻を感じる良い作品でした。
中華風ロマンス
2023/12/29 15:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふる - この投稿者のレビュー一覧を見る
涙精族の怜優が牢屋から逃げだし助けてくれたのが皇帝煌牙。孤独を抱える煌牙を優しい怜優が癒していくのが良い。最後悪者達がきちんと断罪されてスッキリ。
よかった
2023/06/01 17:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮中のドロドロやわずらわしさから目を背けていた先の皇帝の最低さと、今では後宮を牛耳る先の皇帝の正妃のおぞましさが際立ち、今回の皇帝殺害未遂の黒幕の影が薄く感じるほどだった。
救われない哀しい思いを胸に皇帝の座に就いた攻めと、常に狩られる恐怖に怯えさまよう一族の受けは永遠に補い合い支えあう比翼連理の仲だろう。