腿太郎伝説(人呼んで、腿伝)
著者 深堀骨
ノーブレーキで突っ走る文体に乱れ飛ぶ人間兵器、「桃太郎」を大胆に再構築した冒険活劇。ページをめくれば予測不能なストーリーテリングの虜に!鬼才・深堀骨が二十年ぶりに放つ、待...
腿太郎伝説(人呼んで、腿伝)
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商品説明
ノーブレーキで突っ走る文体に乱れ飛ぶ人間兵器、「桃太郎」を大胆に再構築した冒険活劇。
ページをめくれば予測不能なストーリーテリングの虜に!
鬼才・深堀骨が二十年ぶりに放つ、待望の大傑作長編に刮目せよ!!!
岸本佐知子さん推薦!
「絶対に、絶対に、絶対に×∞…翻訳不能! いろんな意味で!」
あらすじ
昔昔のワンス・アポン・ア・タイム、と云っても然程昔ではない程度に昔、あるコミュニティにGさんとBURさんが棲んでいた。
ある日、Gさんが山へシバきに(その実はシバかれに)いってる間に川へ選択にいったBURさんは、若い女の腿を拾う。腿を切ると、中から異様に大きな逸物を持つ赤子が生まれた。二人は腿から生まれた赤子を「腿太郎」と名付けて育てる。
成長し、コミュニティ内の風呂屋〈湯気湯〉の三助となった腿太郎は、自らの出生の謎を解くため、犬(名前は「猫」)、猿(コスプレ)、キジ(丼)、それ以外の愉快な(?)仲間たちと共に〈鬼ヶアイランド〉を目指す……
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今から7200年以上の御健筆を!
2023/03/09 10:36
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投稿者:石川誠壱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2003年にハヤカワSFシリーズJコレクションの最新刊『アマチャ・ズルチャ』を読んだときの感激で、1965年にハヤカワSFシリーズの最新刊『東海道戦争』を読んだのであろう当時の読者の感激に想いを馳せました。テレビ大好き、CM大好きなナンセンス満載ギャグ満載SF作家の新星が現れた! そう考えました。そういうエピックが38年に一度は日本に起こるんだなあ。ここから数十年、東海道戦争の作家が見せ続けてくれたような大活躍を、またまた味わうことができるんだなあ。そう期待していました。ただ、初短篇集『東海道戦争』を楽しんでいた読者は、そこから2ヶ月もしないうちに同じ著者の初長篇『48億の妄想』を日本SFシリーズで読むことができたわけですよね。ところが初短篇集『アマチャ・ズルチャ』の読者は、同じ著者の初長篇を読めるまでに雄に20年が経ってしまった。もっと頑張れよ著者。いや、それ以上に頑張って出版企画立てとけよ早川。深堀先生、今からは、筒井康隆の活躍期間の長さの、120倍のレンジにわたる活躍を望みます!