隠密夫婦 八丁堀強妻物語〈三〉
著者 岡本さとる
お人よしな甘口夫婦が悪の巣窟に潜り込む!南町奉行・筒井和泉守が下した新たな命により、奉行所も手を焼く悪の巣窟・日暮れ横丁に潜入することになった芦川柳之助と千秋。二人は早速...
隠密夫婦 八丁堀強妻物語〈三〉
商品説明
お人よしな甘口夫婦が悪の巣窟に潜り込む!
南町奉行・筒井和泉守が下した新たな命により、奉行所も手を焼く悪の巣窟・日暮れ横丁に潜入することになった芦川柳之助と千秋。
二人は早速団子屋へと身を変え、横丁近くの表長屋へ入る。
数日後、団子屋の店先に幼い男児が現れた。柳之助がちょっと気の好い兄貴分の風情を出して接してみたところ、男児はぽつりぽつりと己が身上を話し始めた。
男児の名は市太郎。どうやら百足の助松と呼ばれる掏摸の頭目のもとから着の身着のまま逃げてきたようで――。
「取次屋栄三」「居酒屋お夏」の大人気作家が描く、涙あり笑いありの夫婦捕物帳、待望の第3弾!
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潜入捜査。
2024/05/22 09:17
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投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ざっくり暗黒街での潜入捜査。単独操作ならば緊張の連続だろうが、恋女房の千秋と一緒ならば、それはそれで楽しいだろう。実際のところ、強妻だし。
前2冊同様にお花も活躍。今回は九平治も活躍。荘三郎も粋な裁き。
忘れてはいけない叔父の勘兵衛も加わり、最後は大活劇。
ああ、面白かった。そう、面白いのである。感動よりも、スカッと、ホロリと。
これドラマにしても面白いのでは。とは言え、実写は具象化するので小説の面白さ、柔軟さを半減するので、やはり小説として読む方がよい。
続いて、次作を読む。