要らずの姫は人狼の国で愛され王妃となる!
皇帝夫妻の娘として生まれながらも、双子を忌む因習によって捨てられたエルネスタ。市井で育った彼女の元に、ある日皇帝からの使者がやってくる。「出奔した姉姫の代わりに蛮族たる人...
要らずの姫は人狼の国で愛され王妃となる!
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商品説明
皇帝夫妻の娘として生まれながらも、双子を忌む因習によって捨てられたエルネスタ。
市井で育った彼女の元に、ある日皇帝からの使者がやってくる。
「出奔した姉姫の代わりに蛮族たる人狼王イヴァンの元に嫁ぐこと」
身勝手な勅命を最初は断るものの、育ての母の病気を治すことを条件に引き受けることに。
しかし恐々としながら嫁いでみれば、超絶美形の夫は特に恐ろしいことをしてくるでもなく、周囲の人狼たちも良いひとばかりだった。
しかもエルネスタの庶民根性は、少数民族である人狼族にばっちりフィット。市井で培った明るさと根性が役に立ち、最初は壁のあった彼らとも打ち解けていくことに。
やがて周囲から敬愛される王妃となるのだが、身代わりであるエルネスタはきちんとわきまえていた。
これは双子の姉が連れ戻されれば終わる仮初めの立場なのだから、彼らの好意に甘える気なんてない。
それなのに、なんだか最近人狼陛下との距離が近いのですが……?
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まさか続いているとは
2024/05/13 06:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
双子が不吉とされる国で双子として生まれたがために殺されるところだった妹姫は、王宮天文学士だった養母の懇願で生かされ、辺境で養父母達の元で暮らしていた。
しかし姉姫が政略結婚を目前に出奔。
彼女の代わりに人狼の国へ嫁がされることになる。
姉姫が見つかれば交代となる身の上で、互いの種族への偏見と差別が横行する中で、偏見のない彼女は受け入れられ居心地良く感じることに罪悪感を抱いていく話。
異類婚姻譚かつ異文化交流の王道身代わり結婚もの。
全然続刊でないので一冊完結かと思ったら続くで終わってた~。ナンバリング頼むよ。
主人公が前向きで芯が強い努力家。
これは好感度上がるわっていう魅力的なヒロイン。
ヒーローも無骨で寡黙ながら、政治家としての手腕と部下達から信頼されている様子はとてもよい。
主人公への態度も冷血というほどではなく義務感として最低限は接する感じだし、蔑ろにするわけでもない紳士。
何よりもふもふ狼が癒し!ミコラ視点の閑話の可愛さといったら!
姉姫が見つからなくても三ヶ月で帰る約束なのとか、人間嫌いの人狼が何か企ててる様子なのもあり続きが気になる。
ミコラ目線のお話...
2024/04/18 14:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽち - この投稿者のレビュー一覧を見る
双子を忌む因習によって捨てられたエルネスタ。
育ての母の病気の治療と3カ月で帰ることを条件に、出奔した姉姫の代わりに人狼王イヴァンの元に嫁ぐことに。
嫁いでみれば「蛮族」と言われていたイヴァンも周囲の人狼たちも良い人で...
そこで、エルネスタが人狼達と打ち解ける様子とイヴァンとのアレコレ。
この巻は酔っぱらったイヴァンがエルネスタに「君は、誰だ?」と問い寝落ちするまで。
それなりに楽しめました。
イヴァンにも人狼達にも姉姫じゃなく、エルネスタだからこそ受け入れられている訳なんだけど、エルネスタは姉の身代わりであることを理解してるが故感じるジレンマをどう解消していくのか。そもそも姉姫は見つかるのか?
それに、亡くなったはずの幼馴染(ぽい人)がカウツキー(同盟反対派)と同じ一味であるような感じ。
そう言えば幼馴染さん「いい人」が居たんだったな~と。過去に何があったのかも気になるところ。
あと、ミコラ目線のお話は面白かった。もっと読みたかったかも。
まあ、でも最終的にはエルネスタが王妃におさまるんだろうなぁ~と思うので、いくつか気になる部分もありますが、続き読むかは考え中。
評価は★3.5ってところで。