ギリシア人の物語1―民主政のはじまり―(新潮文庫)
著者 塩野七生
古代ギリシアで民主政はいかにして生まれ、いかに有効活用され、見事に機能したのか? なぜ現代まで脈々と続く哲学や科学、芸術の起源となることができたのか? そこには数少ない市...
ギリシア人の物語1―民主政のはじまり―(新潮文庫)
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商品説明
古代ギリシアで民主政はいかにして生まれ、いかに有効活用され、見事に機能したのか? なぜ現代まで脈々と続く哲学や科学、芸術の起源となることができたのか? そこには数少ない市民で強大な帝国ペルシアと対峙しなければならない、苛酷な状況があった――。ギリシア人なくしてローマ人なし。「ローマ人の物語」以前の世界を描き、現代の民主主義の意義までを問う著者最後の歴史長編全四巻。
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都市国家と民主政治
2024/02/17 14:37
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投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
民主政治発生の国ギリシアの歴史物語。ギリシアと言うよりも大小の都市国家が乱立していた状態で大都市であったアテネとスパルタが中心。政治形態は二都市とも市民権を持つ階層による民主政であったが市民の成り立ちや教育、参政には違いがある。そこから書き起こしてペルシアからの侵攻時に各都市がどのような指導者や指導体制で戦ったか、なかなか興味深い。時には指導者を英雄にもするが、時間がたてば派閥対立で裏切り者として追放することも可能な民主政治。単なる歴史物語ではない奥深さを説いている。