とにかく、書こう
2024/02/16 19:53
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投稿者:あお - この投稿者のレビュー一覧を見る
「覚えられないのなら、覚えなければいいじゃない」
…というのは、本書読了後の自分の脳内をしばらく駆け巡っていた言葉です(どこの王妃様ですかとツッコみつつ)。
本書には「情報を闇雲に頭に詰め込むのではなく、脳科学的な事実に基づいて工夫を凝らしつつ、可能な部分はアウトソーシングして、うまく活用する」ためのノウハウが書かれていると理解しているので、自分の中で本書の言いたいことを端的にまとめるとこういう言葉になってしまった、という感じです。
自分の記憶力のピークは中学生くらいだったなあ…と過去の栄光(?)に半ばすがりつつ、20代の頃はまだ良かったものの30代に入ってから格段に記憶力が落ちたと感じていました。
それはおそらく、ストレスコントロールができずにコルチゾールが海馬を萎縮させにかかっていたこと、睡眠の質と量が圧倒的にダメダメだったこと、何より自分の悪い癖で「TO DOリスト」を作らず(なぜか紙にタスクを書き出すということに大きな抵抗がありましたし、スケジュールを書くことすら、何だか苦手なのです)、脳内を常に未完了タスクで覆いつくしては取りこぼすを繰り返していたことが原因ではないかと思っています。
数年前にメンタル不調を起こし休職となりましたが、復職の目処がついてきたので、現状自分の中での一番の目標は「その日1日のタスクを紙に書き出す」、すなわち作業記憶をショートさせないようにすることです。
樺沢先生の勧める睡眠・運動・朝散歩はできる範囲で続けてきたつもりで(精度を上げる余地はまだまだあり過ぎますが)、ストレスコーピングの土台であるこの3つは継続していきたいと思います。
そう言えば昔、職場の上司の1人が≪すぐに忘れる≫人だったという印象があります。例えば、すでに何度か相談していた案件について相談する度、必ずと言っていいほど「何だっけ?」と訊き返してくるのです。しかし仕事するうえでの分析力、決断力、実行力はすさまじく、今にして思えばその人はもしかしたら常に作業記憶=「脳メモリ」をまっさらにしていたのかもしれません。
作業記憶をすっきりさせる目的も含め、本書は全体を通して「書く」ことの重要性を説いていると思います。
記憶定着のため、五感を鍛えるため、自己理解のため、他者との間で理解・共感を呼び覚ますため。
自分にとって≪書く≫ものの筆頭は、こうした本の感想で、細々と続けられていますが、以前『読書脳』(サンマーク出版)のレビューで「本に書き込みなんてとてもできやしない」という主旨の内容を書きました。
ですが最近、すごくページ数の多い難解な本に当たってしまって以来、いわゆる「HOW TO本」限定ですがラインマーカーを引く勇気がつきました(むしろ引きたいまであります)。また、再読しながら小さなノートに自分なりのまとめを書いて作る習慣ができました。学生の頃、授業で配られたハンドアウトや参考書をまとめたノートを自作して試験対策していたのを思い出しつつ、時間はかかりますがそこそこ楽しい時間を過ごしています。自分の中で理解し、整理した言葉は、自分だけのものであり、達成感も相まって見返すことが多くなるような気がします。
もっと言えば1、3、7日後に少しずつ見直すように習慣づけたいですね。そして、小出しでも行動を。
とにかく「書く」。書いたら一旦、そこに「預ける」。何でも頭にとどめておこうと頑張るような無理をせず、頭の中も軽々として、毎日を過ごせたらいいなと思っています。
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今日からすぐにでも取り組める内容が満載の本書。なかでも勉強のために場所を移動するだけで海馬は活性化し、記憶力がアップ。
また、机の上に余計な物を置かずキレイに片付けることで脳メモリが増えて集中力も増すなどなど。。
難しい内容はひとつもなく、発売中の読書脳と併せて読むと、よりノウハウが蓄積されちゃいます。
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特に新しい内容はない。
この人の本はアウトプット大全だけで良いと思っている。
結局は書くことが大事。つまり、SNSを使ってアウトプットすること。
個人の具体的な記憶の仕方があまりなかった。
新版なのでもっと具体的なアウトプット方法があるのかと期待していたため残念。
アウトプット大全を読んでない人は読む価値があるかもしれない。
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樺沢紫苑さんの本を好きで良く読んでいます
内容が重複するため⭐️4にしました
以下備忘録
忘れないためには書き殴りメモ
snsを自分の外付けhddとする
写真付きがなお記憶に残りやすい
良いバランスはイン、アウトが3:7
話すことも記憶に良い
todoリストは朝書くのが良い
消すことに意義あり
寝る前のポジティブ日記
2日前の記録が記憶定着に良い
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『記憶脳』を読んで
脳と言えば「読書脳」に続いて「記憶脳」とても格好良いタイトルだなぁ〜と 感激しながら、この本を手に取りました。
冒頭、樺沢先生の「AI時代に記憶力なんか必要ない… と言う大ウソ」という文字が目に飛び込んできました。
えっ!ウソ?
私は、物事を記憶する必要無いのではと思ってました。
全てスマホに入れておけばいいんじゃないの?
なんて思っていましたが、何かを調べる時、どんな検索のキーワードを使えば、瞬時に情報を引き出せるか!
スキルがなければ、必要な情報をアクセス出来ない…と
検索のスキルを磨かないと「記憶力」はアップしないと…
これは仕事ができる人を見ているとよくわかることでした。
仕事ができる人は、いい情報を見つけるのも早い…そして行動も早い。
そうだったのか…!
同じ問題も、情報入力が乏しければ人によって、得られる答えが大きく違うと言うことなのか。
樺沢先生の セミナーに参加し、本などを読んで、インプットとアウトプットをするようになって、 私も随分、記憶力や集中力のことも 変わってきたと思う。
少し頭も良くなったのではないかと思う。
五感も鍛えている。
それには、
まず 記録するということ
映画や本を見たら人に感想を伝えること…
映画を見終わった後は、カフェに入り ストーリー忘れないうちに殴り書きする。
映画を見ている最中に「これ覚えときたい」と思っても、 見終わった後では、忘れている事が多々ある。
本当は映画を見ている最中に、メモを取りたいぐらいだ。
そして X にも投稿準備をする。
あまりに、盛り上がって慌てて送信してしまうと、大事な部分を入れるのを忘れてしまう時がある。
見返して送信…は必須
本のアウトプットに関しては共感してくれる仲のいい友人 、会社の上司、気心の知れた人や家族に話す。
すると 記憶に残る。
すると ストーリー化される。
とにかく感想を自分の好きな人に話す。
言語化するということは大変重要なこと。
話しているうちに頭の中がまとまらなくなり 途中でやめてしまうこともあるが、それをなくすために今のうちから 言語化するという 練習をしておきたい。
言語化は重要なアウトプットだと…
そして一番分かりやすいアウトプットだと思う…
そして、
意味記憶は忘れやすい が エピソード記憶は忘れにくいと樺沢先生は、仰ってます。
エピソード記憶は、因果関係があり理由や なぜ を説明できると、自然と記憶に残るようになると書かれている。
とても楽しかったことはいつまででも覚えておきたいし、忘れる事は出来ないが、記録する事によって更に覚えておきたい。
最後に、この本で一番印象に残ったのは、
過去の記憶を塗り替えるというもの。
私たちは、日常に自分にとって都合のいい 記憶を自分で選択していること。
私は自分に対���て否定的であるが為に悲観的でした。
まるで性格の癖みたいなものでした。
自分で不幸な人生を好んでいたと思う。
・自分にはこれがない !
・自分にはこれをやりたかったたのに出来なかった!
・自分の境遇のせいにしたりしてた。
この本を読んでからは、なるたけ ポジティブに記憶を上書きし たり削除したりして幸せな記憶に塗り替えたい。
それには楽しかった事を日記を書き ストーリー 化するアウトプットで記憶に残す。
できる範囲でやって行こうと思う。
締め切りギリギリの感想と投稿になりました。
「感想を書く」と言う「to do リスト」を大きく消したいと思います(笑)
ありがとうございました。
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「1階から2階へ物を取りに行ったが、2階に着いたら何を取りに来たのかわからない」「人の顔が思い浮かぶのに名前が出て来ない」。このようなことが頻繁になり、『自分はもう痴ほう症になりかけているのではないか』と最近感じるようになりました。しかし、この本にはこのような私の悩みを払拭する内容が余すことなく書かれていました。
まず前提にあるのが、毎日何せずボーっと生きていれば私達の脳は加齢と共に衰えますが、脳を鍛えることで40代でも脳を育てることができるそうです。
そのなかで重要なのは「暗記力」や「記憶力」では無く、情報活用力ということで、まとめ・整理整頓する能力、全体を俯瞰する能力、関連づける能力は年齢とともに伸びていくということを知り、安心しました。
また、「記憶」することに一生懸命に時間を使うより、「理解」と「整理」にしっかりと時間を使うことが重要であるそうです。
そのほかにも、『記憶力外記憶術』『ソーシャル記憶術』『脳メモリ解放記憶術』など、精神科医である筆者が編み出した脳のパフォーマンスを最大限にあげるノウハウが詰まっており、目から鱗が落ちる1冊となっています。
私もさっそく明日から、記憶の外化や脳メモリの最大化などを実践して、情報活用力を伸ばして自己成長に繋げていきたいと思います。
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AI時代の解決法というカバーにあった惹句に期待して買ったが、特に目新しいものはなかった。アウトプットよりインプットというどの本にも書いてあることがほほ結論。
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《私の現状》
①仕事が1回で覚えられない。先輩に、メモしなさい。と言われたが、メモしてもどこに書いたか忘れる。忘れないうちに整理する時間がないと言い訳して、やらない。
②プライベートでの旅行や外食、スポーツのコツなど、2,3ヶ月後にはすぐに忘れ、人に話せなくなる。せっかくの経験がもったいないと思っていた。
③これもやらなきゃ、あれもやらなきゃ、と仕事や勉強の途中に不安で他のことが思い浮かび、取り組んでいる主の仕事に集中できない。これが原因で、忘れることがよくあった。
《改善策》
①人は、なにかを記憶するとき、1理解→2整理→3記憶→4反復の過程を経る。この1理解、2整理の時間を多くとる。1,3,7,30日の法則で復習しないと忘れてしまうので、新しい仕事を習ったら次の日までに、一度自分でやってみる、またはマニュアル作成。さらに一週間後、一ヶ月後をめどにマニュアルみながら自分でやってみる。
②今続けてる食べログの口コミに加え、旅行中に忘れたくないことを書きなぐり。旅行終了して次の日までに整理。一ヶ月以内にブログ投稿。
③.to do listは朝に、紙にかく。机の上に見えるようにおいておき、タスクを終えたら消す!まあタスクを溜め込みすぎない。2分以内に終わるものはその場で片付ける!机の上を整理する。机の状態は、脳内の状態。
樺沢先生の本は、変化の激しい世の中でも基本的な考え方は変わらず指示されていて、すごい。
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久しぶりにビジネス書を読みました。
自分の為というよりも、子どもが効率よく勉強できるために読んでみました。
結果としては、私にもためになる情報が書かれていたので、大満足です。
(要は脳の特性を知って、上手くその特性を利用した方が効率よく勉強できますよって事なんだと思う)
私の中で気になる項目は3つ。
①睡眠は6時間以上
②書いたら忘れる
③暗記は寝る前
私の場合、資格試験を勉強してるわけではないので、何が何でも覚えないといけないものはない(しいて言えばPCのショートカットキーくらい)のですが、日常生活で覚えてないとまずいもの(仕事のタスクとか)はあります。
あと、読んだ本の内容とかも覚えておきたい。
推し活してる人は推しの情報とか。
そういった覚えていたいもの(「記憶の本体」と本では言っている)は誰でもあると思うのです。
そんな私たちにとって重要なのは①と②。
特に②。
「書く」ことがいかに効率的なことか!
ズバリ、こういう事なのです。(↓)
”「メモする」ということは、実は「記憶の索引」の印象を強める、「記憶の索引」を記憶する、とう意味があるのです。”(抜粋)
”「書いたら忘れる」ということを習慣化できると、頭の中に余計な情報が入り込むことなく、常に脳メモリが解放された状態となります。”(抜粋)
脳の奥に追いやられている「記憶の本体」(思い出したい事)を引っ張り出す時に、「記憶の索引」(タグと言ってもいいと思う)さえ頭の中に思い出せれば、目的のモノが出てくるのです。
じゃあ、「記憶の索引」はどうやってつくるのか?
それが「書くこと」なのです。
(ジャーナリングを数年やってるけど、書くって侮るなかれです。記憶の定着にはもってこいだと思う)
私はそこに記憶力増強剤ともいえる「好奇心」をプラスすると、より強力な「記憶の索引」となり「記憶の本体」となると思うのです。(記憶の索引もいっぱいできるしね)
私個人の話で恐縮ですが、最近、読んだ本の聖地巡りをしたくなってきたんですよね。
「八月の御所グラウンド」を読んで京都へ、「しろがねの葉」を読んで石見銀山へ。
よりディープな世界にのめり込みたい欲(好奇心と言っていいと思う)が出てきたのです。
これだけの体験をしたら、「記憶の索引」なしで「記憶の本体」が残り続きそうな気もします。
なんだかんだで、下記のような循環が上手く働くといいのかな、と感じました。
1)睡眠(6時間以上)
↓疲れをとる。疲れてたら好奇心・行動力は起きない。
2)好奇心が育つ
↓行動する
3)勉強・体験(記憶の本体)
↓メモる
4)記憶の索引できる
↓
5)(暗記)必要な人だけ
↓
1)睡眠
2)と3)は前後することもあるかもしれません。
その他、樺沢先生お勧めの勉強法など盛りだくさんのこちらの書籍は、勉強してるけど結果でないんだよなとスランプに陥っている方は必読かと思い��す。
(学生時代に出会っていたかったよ、この本)
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これほどの数の記憶術が整理されて書かれている本はなかなか無いと思います。
学生時代に知りたかった試験勉強の効率の良い記憶術から、アウトプットを軸にした記憶術はどれも参考になります。
私は著者の「読書脳」等の著書から「137記憶術」や「とりあえず記憶術」は活用していましたが、「ベストパフォーマンス記憶術」や「制限時間記憶術」も取り入れていこうと思います。
また、脳メモリーを最大化するためのToDoリストのルールは早速いくつか取り入れた結果、取り掛かる作業への集中力が増してアウトプットの向上を実感できました。
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いつも樺沢紫苑先生が言っていることだった!
特に目新しいことは書いてなかった!
アウトプットの大事さと情報発信の大事さを再確認! アウトプットは普段からしてるけど、情報発信もしていかないとなあ……。
あと、資格や語学の勉強が、すごーくしたくなった!
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参考になること多し、普段から何となく感じていたことが書かれているのでうれしくなった。
本書にあるようにインプット、アウトプットをうまくできてはいないけれど
少しでも作業効率、結果が伴うようにしたい。
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【記憶脳】
読書脳に影響を受けたので購入。
読書を始め,覚えた事を忘れない為に。
以下の事を実践したいと思います。
アウトプットの重要性。
年齢と共に整理する能力,全体を俯瞰する能力,関連づける能力。こうした能力は年齢とともに伸びていく。
勉強などはまず全体像を把握して、
細部を把握。
午前中は理解、整理。
午後は記憶,反復がよい。
1.3.7日後に復習。
場所を変えると学習効率はあがる。
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そこそこ面白かったが、読書脳がインプットの本で記憶脳がアウトプットの本だと書かれていたが、個人的には両書に書かれていることがわりと重複しているように思ったので評価は3にした。アウトプットが大切だということはわかっていたが、本書でその重要性をより理解できた。インプットが3割、アウトプットが7割というのは少し驚いた。また、単純な単語の羅列というような意味記憶として覚えるのではなく、そこにエピソードをたすことによるエピソード記憶として覚えることができれば、記憶に残りやすく忘れずらいというのはなんとなく知ってはいたが、改めて認識することができた。また、1、3、7、30日というのを目安に復習するというのも今後の生活に生かしていきたい。理解、整理、記憶、反復というプロセスを踏むのが一番いいと本書で書かれていたが、まるで受験勉強といっしょだと感じたのですんなりと納得できた。また、感情が動かされると記憶に残りやすいどいうのは、脳内物質や神経伝達物質が関係しているとわかった。多少のストレスというのもノルアドレナリンやアドレナリンが分泌されるので記憶に良いとされている。僕はストレスを感じやすいタイプなので、意識することなく最大のパフォーマンスができているのかもしれない笑、なんて。結論としては、記憶にするには何事も理解し、整理、そして反復、つまりはアウトプットが一番大事になってくる!
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書いてあることは結局アウトプットが大事ということで
あった。内容はアウトプット大全とそれほど変わらない。参考文献も前のように書かれておらず、前の方が良かったと思う。