イスラエル戦争の嘘 第三次世界大戦を回避せよ
◎内容紹介パレスチナ・ガザ地区を支配するハマスが、突如イスラエルに5000発のロケット砲を放った。イスラエル軍も徹底した報復攻撃で応酬し、多数の死傷者が出ている。「病院」...
イスラエル戦争の嘘 第三次世界大戦を回避せよ
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商品説明
◎内容紹介
パレスチナ・ガザ地区を支配するハマスが、突如イスラエルに5000発のロケット砲を放った。イスラエル軍も徹底した報復攻撃で応酬し、多数の死傷者が出ている。「病院」まで標的にするイスラエルの内在的論理は何か。インテリジェンスの大家二人は、ネタニヤフ首相と情報機関に生じた溝の深さを読み解き、ガザの地から上がった戦火は、核戦争のリスクを孕みながら推移していると警告する。この戦いに背後にいる米、露、中の本音を見抜け!日本は独自外交の道を探るべきだ。
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戦争
2024/05/02 16:53
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ニュースなどでは伝えられていない本当のことが書かれているので、読めてよかったです。考えさせられる内容でした。
イスラエル
2024/07/04 23:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜ、戦争になったのか。パレスチナ・ガザ地区を支配するハマスが、突如イスラエルにロケット砲を放ちました。それに対し、イスラエル軍も応戦します。その内情が詳しいです、知らないことばかり……
わかりやすい
2024/11/07 12:25
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
イスラエル戦争の実態が、わかりやすく解説されていて、よかったです。日本のとるべき道など、興味深く読むことができました。
何が正しいのか
2024/10/30 20:26
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投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
イスラエルとハマスの戦争。戦争とは国と国との争いであり、ハマスは国ではないので戦争ではない?ヒスボラも国ではない。イランが加わるとこれは戦争。多くの民間人を攻撃するイスラエルに非難の目。民間人を巻き込んだハマスはそれでよいのだろうか。ハマスが生まれたのはイスラエルの圧政のせい?パレスチナ問題の発端は英国の三枚舌外交のせいか。そもそもイスラエルが国を失ったのはローマ帝国の時代。そんな大昔のことようわからん。
わかっているの佐藤氏が親イスラエルということぐらいか。
イスラエルとハマスの内在的論理がわかる
2024/06/19 21:28
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投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、元NHKワシントン支局長の優男(T)と強面の元外務省職員(S)による、イスラエル・ハマスの内在的論理、パレスチナとイスラエルの悲痛な歴史等についての対談で構成されている。本書のタイトル『イスラエル戦争の嘘』には、Sの次のような問題意識が込められている。現在、日本の報道からは、イスラエルとパレスチナの間で戦争が展開されている印象を受けるが、イスラエルの敵はパレスチナではない。イスラエルはテロ組織であるハマスに対する掃討作戦を展開しているということが「嘘」の意味する処らしい。本書の内容の一部を次に紹介する。◆イスラエル側の作戦は、ユダヤ人を地上から抹殺するという思想のハマスを完全に中立化(イスラエルに敵対できないような状態)することを目的としている。◆イスラエルには全ての国民に共有されている認識がある。それは、「全世界から同情されながら滅亡するよりも、全世界を敵に回しても生き残る」というもの。◆ネタニヤフ首相はハマス掃討作戦の理由として、戦後の日独の例を挙げている。ドイツや日本が第二次世界大戦で脱過激化に成功した例を挙げ、ガザの攻撃もハマスの壊滅とガザの非武装化、パレスチナ社会の脱過激化が目的と述べている。◆パレスチナ解放機構(PLO)系の組織は、共産主義的な思想を基にした民族解放運動。ハマスはイスラム教社会の復古を目指している。かたや進歩思想であり、かたや反動保守的な宗教思想である。水と油といってもいい。◆「オスロ合意」は、PLOがイスラエルを国家として認めると共に、イスラエルはPLOをパレスチナを代表する自治政府として認める合意であった。ハマスは、イスラム社会の復権を標榜する宗教原理主義の組織であり、異教徒の国家イスラエルを認めるわけにはいかず、「オスロ合意」に反発を強めた。
国際政治に精通した両者の対談は、多岐にわたり内容豊富で読み応え十分であるが、こうした対談を行う必要のないパレスチナに平和が訪れることを願うばかりである。
全世界から同情されながら滅亡するよりも、全世界を敵に回しても生き残る
2024/06/02 19:09
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
イスラエル戦争の深層を理解するために、ハマスとイスラエルの歴史的背景をはじめ、ネタニヤフ首相の強硬路線に秘められた人生の軌跡等まで掘り下げ、とても分かりやすい内容となっています。「全世界から同情されながら滅亡するよりも、全世界を敵に回しても生き残る」ことがイスラエルの国是とのこと。イスラエルの核使用の可能性やトランプの再登場等々の予測不能なセオリーが想定される中、一体、どうゆう形でこの戦争が終結を迎えるのでしょうか?
大変読み応えがありました
2024/05/30 23:10
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投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎回楽しみにしている両氏の対談本。今回も裨益するところ大でした。いわゆる「イスラエル戦争」について、歴史的背景や国際法解釈、政治諸情勢、重要当事者たちの来歴と心理分析、インテリジェンスの奥義などなど、実に多くの切り口で展開される両氏のやり取りの妙にハマりましたね。実に多くを学びました。評者目線ですが、お勧めの一冊です。