オペラ座の恋人　番外編　晩夏の残照

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投稿者：やねこい　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

待ちに待ったオペラ座の番外新作！
あの、クセの強いおじいさまが陰の主役ではありますが、亡くなってもクセ強いままでした(笑)
今までの裏設定を丁寧に掬ってくれているので、細かいところが気になるファンにはありがたいお話です。

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投稿者：ミケ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

『晩夏の残照』という綺麗なものではありません。貴臣は久世家でも、苛烈な祖父の貴嗣似。ピアノ好きの最愛の妻の万喜子夫人を失い、一時は狂気にとらわれ、正気に戻ってからも哀しみの余り、早々に隠居した貴嗣は、夫人と結花を明らかに重ね、ウサギ小屋には形見のピアノ、結婚の際には万喜子夫人の衣装部屋の全てを、自分の死後には楽器コレクションを結花に贈与。貴臣には重い役割を贈与？お盆に帰って来た貴嗣夫妻の御霊、ピアノ弾くのはセーフでもね…。「お盆にはもう帰省しない」と怒る貴臣に苦笑い。