- 販売開始日: 2024/04/25
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: メディアワークス文庫
- ISBN:978-4-04-915735-2
後宮食医の薬膳帖3 廃姫は毒を喰らいて薬となす
著者 夢見里龍(著者)
毒疫に覆われた帝国・剋。現帝の崩御により混乱を極める中、慧玲は変わらず後宮食医として治療に努めていた。元宵祭の夜、失踪していた皇太子として帰還した鴆と特別な感情を確かめ合...
後宮食医の薬膳帖3 廃姫は毒を喰らいて薬となす
商品説明
毒疫に覆われた帝国・剋。現帝の崩御により混乱を極める中、慧玲は変わらず後宮食医として治療に努めていた。元宵祭の夜、失踪していた皇太子として帰還した鴆と特別な感情を確かめ合った慧玲。しかし、宮廷に滞在していた蜃王に見初められてしまう。二人の気持ちが交差する中、身に宿る鳳凰の力によって大規模な解毒を行った慧玲は、その反動で命の危機に瀕してしまう。一方、鴆は彼女を救える特別な毒杯の調査を進めるが――毒疫の核心に迫る時、ついにあの人物が動き出す。◆◆◆登場人物◆◆◆【慧玲(フェイリン)】暴虐を尽くした先帝の廃姫であり、毒を熟知する白澤一族の叡智を受け継ぐ最後の末裔。助命と引き換えに、皇帝から毒疫の治療を命じられる。【鴆(ヂェン)】怪しげな翳をもつ美貌の青年。宮廷で活躍する風水師だが、その正体は毒を操る暗殺者。毒の効かない慧玲を気に入り、なにかと揺さぶりをかけてくる。
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ヒーローからヒロインへの複雑な気持ちがエモい
2024/11/23 01:26
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
後宮で毒をもって毒を制す食医として活動する先帝の娘と、毒になるよう作られた皇太子の物語三巻目。
外交でやってきた海洋貿易の国の王のアレルギー対応薬膳を作ったり、神託後に宮廷と後宮に蔓延した黄金の毒に対応したりする話。
ついにラストで皇后様の正体が明らかに。
麒麟や鳳凰といった霊獣や、鴆、饕餮と中華風に合わせて出てくるのが中国の妖怪や霊獣なのがこだわりを感じて良いよねぇ。
最後の鴆が自分の毒を失っても助けようとするとこ好きだわ。
次巻最終巻?
あとは皇后の正体を暴露するのと、抱えている麒麟のことを解決するのかな?