一生頭がよくなり続ける もっとすごい脳の使い方

投稿元：

レビューを見る

何か資格試験の勉強をしたくなった。並行して語学を耳で学習すれば脳番地シフトができて、学習と休憩を兼ね備えた最高の時間の使い方ができそうだ。

投稿元：

レビューを見る

前著『すごい脳の使い方』続編。

資格取得に向けた効率の良い脳の使い方を解説。あまり勉強時間がとれない社会人や、費やした時間に比して成果が出ない人におすすめ。短い時間でどう勉強するかがわかる。

自分はどちらも当てはまるので、試してみようと思ったし、少なくとも脳の状態を気にして毎日を過ごすことの重要性が身に染みたのは収穫でした。

投稿元：

レビューを見る

p.74 株式会社ブレインの社長である。思考系。実はモチベーションアップダウンの差が激しい。腰が痛いんだけど…外の工事の音が気になる…老後資金が不安だなぁ…夜何食べようかなぁ…あわあわ。あらゆる情報に影響されるので、いつも疲れていて余裕がない。社長の思考系が休んでいると、当然、他の脳番地もサボり出す。

脳の中でもっとも大きな思考系は、隣接している脳番地がとても多い。そのため、他の脳番地の調子が悪いとサポートやケアのために自分の力を使ってしまい、いざ勉強を始めようとしたときには、疲れて動けなくなっていることがある。

p.83 まさに脳はこの二体の龍神様のお力をいただいて覚醒する仕組みなのです。
よく、海馬は記憶力に関連すると紹介されますが、実のところ、記憶するために必要な集中力にこそ海馬が深く関わっているのではないかと私は考えています。
その証拠に、集中をしているときの海馬は、右脳・左脳ともに強いファイアリングが起こります。
しかし、脳から疲れているサインが届いているのを無視して無理やり集中力を要することを続けていると、海馬はあっという間にオーバーワークに。
海馬は、働きすぎると燃え尽き症候群になり、ファイアリングしにくくなる上に、しばらく仕事をしなくなってしまいます。龍神様である海馬様に働いてもらいたくても、ぐっすりお休みになられている状態です。
海馬が働かなくなると一気に注意力が散漫になります。

p.95 感情系脳番地は、体に生じた痛み、こり、ストレス、あるいは眠気などによってもファイアリングしますが、これは、ネガティブなファイアリングです。
ネガティブなファイアリングは、心地いいと感じるときにもっともよく働く脳の性質とは対極にあり、伝導性を下げてネットワークファイアリングを起こしにくくしてしまいます。
苦労せずにもっとすごい脳にしていくためには、不快な感情に支配されないように、ネガティブな要素を取り除くことも重要です。
感情系を本来のポジティブな形でファイアリングさせるには、美しい景色や音楽、感動する映画、質のよいものや大好きなもの（推し）に触れること。
感情系の柔軟性が増して、ファイアリングを強化していくことができます。

p.122 そういう場合は、遅くとも「72時間（3日）以内」に復習を2回すること。
前著でもお伝えした通り、24時間経つと学習したことの7割以上を忘れてしまうのが人間の脳です。
24時間以内に1度目の復習をするのが理想。
しかし、24時間が過ぎたからもう手遅れということではなく、遅くとも72時間以内に復習することで記憶を強化していけます。
忙しいビジネスパーソンは、これを踏まえて学習計画を立てていくといいでしょう。
そして、3度目の復習のタイミングは、「168時間（7日）以内」です。
放っておけば徐々に薄れていく記憶を引っ張り出すことで、記憶に残す量を大幅に増やすことができます。

p.126 記憶の中枢である海馬は、はっきりとした違いを認識しないとファイアリングしづらいという特性があります。
つまり、長時間勉強に取り組んでも強��ファイアリングが起こりにくく、海馬はダラダラ同じことをしていると判断して、長期記憶への扉をなかなか開いてくれません。
大人脳にとって効率のいい勉強法のポイントは、次の3つです。
・飽きっぽい脳の特性に合わせて、1回の勉強時間の目安を20分くらいまでにした「小刻み学習」をする。
・テーマ学習で長期記憶のフォルダを作りながら勉強する。
・学んだことを脳内でクルクル回す「余韻学習」も含めて勉強時間を設定する。
この3つを意識するだけで、勉強の効率はグンと上がります。それぞれについて詳しく説明しましょう。

投稿元：

レビューを見る

前書を読んでいない中で読了．

年齢を重ねるごとに減退する“実行力”や“記憶力”に対する原因や活性化する方法を述べている．
脳の構造および役割を“脳番地”という表現で説明しており、それぞれの怠ける・活性化の原因と対処法が挙げられている．
【短期】視覚系　聴覚系　運動系＋感情系の一部
【中期】理解系　思考系　伝達系
【長期】記憶系　感情系

前書を読んでいないので違いを表現できないが、注意点としては以下．
　・内容はかなり少なく
　・勉強本とは違う
世に出回る勉強本としては評価が上がらないのかなと感じる．具体的な勉強の方法には言及しておらず、行動や習慣の観点で、かつ勉強でなく脳の使い方に記載している．これは幼き頃から脳の仕組みについて知りたかった著者の根本的な内容であり、国際特許技術を用いた加藤式脳画像診断をしている知見を活かしていると思われる．

年齢を重ねるにつれて、自分がやりたいことを実行に移せない大人が増えている現代で、体力や気力のせいにするのではなく、脳の働きに注目することが特徴。それを軸に、脳の発火反応を短期、中期、長期に分けて、各脳番地のトレーニングが有効かが書かれている．

本書に書かれているのはシンプルな方針になっているため、まずは気軽にやってみるのが良さそう．

※以下の著書が、本書の内容を深堀りしていて、脳の構造をわかりやすく詳細に解説している．
『思考のクセがわかる!脳のメカニズムについて加藤俊徳先生に聞いてみた』

投稿元：

レビューを見る

前著は脳の仕組みがメインだったけど、今回は使い方メインかな。資格の勉強を始めようと思いずるずる過ぎて来てしまったのですが、何から始めれば良いかが理解でき可視化できたので良かったです。

投稿元：

レビューを見る

章ごと、および本全体としても、文章量は多くないので、気軽にスイスイ読み進めるられる。
筆者の意見・説は、多分どれも概ね正しいんだろうと感じた。
個人的に特に覚えておきたい事として、
○運動系脳番地が大事で計画を立てる際にも大きく関与している事
○複数テーマをやると情報の干渉がおきるので避けるべきという事
○睡眠は大事という事
○朝10分学習して、日中や夕方に頭の中で思い出そうとする事で、理解が深まり記憶に定着しやすくなる事
○紙の勉強法も有効という事(長時間のパソコンは脳への負担も強く、日中業務で既に疲弊している)
○試験勉強などにおいて、時間軸やスケジュールを、かなり具体的に可視化しておくのが良い事
○「できない」より「できる」を意識するほうが良い事
○初めての事・苦手な事は最初はスーパースロースタディが良い事
など。

脳はいくつになっても成長を続けるというのは、本当なら非常に素晴らしい事と思う。

投稿元：

レビューを見る

遅くとも「72時間（3日）以内」に復習を2回すること。
24時間以内に1度目の復習をするのが理想。
しかし、24時間が過ぎたからもう手遅れということではなく、遅くとも72時間以内に復習することで記憶を強化していけます。
そして、3度目の復習のタイミングは、「168時間（7日）以内」です。


大人脳にとって効率のいい勉強法のポイントは、次の3つです。
・飽きっぽい脳の特性に合わせて、1回の勉強時間の目安を20分くらいまでにした「小刻み学習」をする。
・テーマ学習で長期記憶のフォルダを作りながら勉強する。
・学んだことを脳内でクルクル回す「余韻学習」も含めて勉強時間を設定する。


それぞれの脳番地を効率的に働かせるポイントは5分弱のクイック休憩です。
小刻み学習で働いていた脳番地をクイック休憩させると、脳は疲弊し切る前にコンディションを立て直すことができ、再びいい状態から次の勉強を再開できます。


朝に情報や知識を与えることで強いファイアリングが起こると、中期→長期反応の自家発電能力が高まって、日中や夕方以降まで学習力が高まります。
朝勉強した内容を見ずに、日中や夕方、頭の中で思い出そうとすればするほど長期反応も強まり、その結果、理解力も高まり、記憶にも定着しやすくなります。


私は男性に対して「50歳からの脳の女性化」を提案しています。女性は男性よりも家事に従事していることから運動系脳番地がよく働き、高い好奇心を持っている人が多いです。
中でも毎日行える脳トレとして、料理がおすすめです。料理は脳番地をフルに働かせる最強の家事です。

投稿元：

レビューを見る

毎日隙間時間を見つけて10分でも良いので勉強する。
脳のファイアリング、視覚系、聴覚系、思考系、理解系、記憶系、運動系、伝達系、感情系を活発化させることが重要。毎日行ってる事は海馬ちゃんが重要だと認識するので勉強を習慣化する事が重要。

投稿元：

レビューを見る

丁度1年後に試験があるので第３章が役に立った。
まずは10分でも20分でも毎日続けること

100日単位でスケジュールを立てる
①模擬テスト1
②65日:勉強内容と脳の親密度高める
③100日:テキスト全範囲
好きなテーマからカテゴリ毎に
④模擬テスト2
100日:カテゴリ学習
⑤模擬テスト3
100日:合格に必要な点数を確実に取れるように
△を無くすイメージ


問題カテゴリ毎にパーソナルスコアをつけていく
◎○△‪✕‬

投稿元：

レビューを見る

目標を明確に定めて、細切れで計画を立てて、よく寝て、よく運動しろってことかな。
脳が飽きっぽいので細かく楽しみを与えるってのは、まるで子育てみたいだなあと思ったり。

投稿元：

レビューを見る

前著を受けての実践編となる本著。1年365日を65日＋100日＋100日＋100日に分けるスケジュール法は今後何か試験に向けて学習をする際に是非実践してみたいと思う。テーマやカテゴリーを意識して小刻みに学習を進めるのがとにかく大切。

投稿元：

レビューを見る

本書は第2巻にあたるもののようだが特に違和感なく読み進めることができた。
まず脳の基礎体力の話。差別的な話題に繋がりやすいが、実際低学歴者はこれが不足しているせいで難しい問題に長時間取り組むことができないように見受けられる。普段からこつこつと脳を使う、往々にして受験勉強がこのトレーニングになっているのだと思う。勉強計画においても序盤に心掛けることは生活リズムの改善だというのはとても理にかなっている。
自分の体感に近い内容ばかりだったためとても読みやすくまた自然と腑に落ちることが多い一方で、科学的なエビデンスに欠けるため占いのような都合の良さも感じざるを得ない。

記憶について、情報が多いほどいいということは以前から実感がある。また何かド忘れしてしまうとか、歳を取って物覚えが悪いというのも記憶能力の衰えではなく、思い出す能力の衰えだと指摘している。
日中デスクワークして、夜にディスプレイを使った勉強が疲れやすいことも実感している。
面白かった部分では勉強の計画が大事だというくだり。これは一般に言われる達成のために大事というよりも、継続のために大事という内容。
本書では100日単位で計画することを推奨している。それ以上の期間モチベーションを維持することは難しいため。

投稿元：

レビューを見る

40代後半から50代が脳の最盛期！
じゃあ脳を効率的に上手く使うにはどうしたらいいのかを、脳の仕組みを踏まえて具体的に教えてくれる本。
8つの脳番地の特徴が、それぞれキャラクター化されていてスンナリ理解しやすかった。
まずは朝に1日の計画をたてることと、小刻み学習から始めてみようと思う。効率的に勉強するには運動も取り入れるのが効果的っていうのが、新しい発見。

投稿元：

レビューを見る

「ニガテ」をなくす、大人になってからの脳の育てかた。

学生時代の勉強法と、大人になってから有効な勉強法は違うらしい。
脳の各部分「脳番地」をキャラクターに仕立て、脳の育て方、脳が発達する仕組みが面白く紹介されている。

これを理解し実践すれば、社会人の試験勉強がだいぶ捗るだろう。

投稿元：

レビューを見る

個人的には非常にためになった。

特に、痛みや不快感などがあると思考系の7割がそれに使われてしまうこと、目次に学習した日にちを記入することは目から鱗であった。

他にも、日常的に役立てられる知識が詰まっているので、再読しようと思う。