- 販売開始日: 2024/07/29
- 出版社: 星和書店
- ISBN:978-4-7911-1139-8
精神科医はへき地医療で“使いもの”になるのか?
著者 香山リカ(著)
ベテラン精神科医が、総合診療医に転身!一念発起して北海道にある穂別町で「へき地医療」を始めた著者が、日常診療で思うところをつづったエッセイ。苦労も喜びも多い日々で考える、...
精神科医はへき地医療で“使いもの”になるのか?
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商品説明
ベテラン精神科医が、総合診療医に転身!
一念発起して北海道にある穂別町で「へき地医療」を始めた著者が、日常診療で思うところをつづったエッセイ。苦労も喜びも多い日々で考える、「こころを診る・からだを診る」こと――。プライマリ・ケア医として日々格闘しながらどんな診療をしているのか、何を思うのか、つぶさに語った。
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困っているところに行って人を助けることが自分を救う、のかもしれない
2024/10/17 10:18
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投稿者:天使のくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
精神科医が総合診療医になって、しかもへき地に移住して、そこでいろいろな体験をする、というエッセイ。
基本的に連載をまとめたものなので、話題の繰り返しがちょっとじゃまかな、と思うこともあるけれど、基本的に北海道に移住したことの発見は、こちらにもいろいろ伝わってくる。
医者といいつつ、マニュアルを見ながら診療したりとか、不安もないわけじゃないけれど、逆に医者を身近に感じることもできる。
あと、著者の転職のきっかけがアフガニスタンで亡くなった中村医師である、ということはきちんと書いておきたい。結局のところ、困っている場所に行き、人を少しでも助けることで、世界は少しずつ変わっていくのかもしれない。そんな視野を持ちながら、地方で働く、ということもあるのだと思う。
著者は還暦過ぎでまだ新米の総合診療医なので、熟年のキャリアのありかたということも考えさせてくれます。