- 販売開始日: 2024/08/01
- 出版社: 理論社
- ISBN:978-4-652-20340-8
ゆゆのつづき
著者 著者:高楼 方子
杉村由々は五十代の翻訳家だ。小学生の時に習ったピアノのソナチネを徹夜明けに弾き、小学五年の夏休み最初の日をまるで昨日のことのように思い出してしまった……。11歳の少女の1...
ゆゆのつづき
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商品説明
杉村由々は五十代の翻訳家だ。小学生の時に習ったピアノのソナチネを徹夜明けに弾き、小学五年の夏休み最初の日をまるで昨日のことのように思い出してしまった……。11歳の少女の1日が、46年後、思ってもみない魔法をかけた……。
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『ゆゆのつづき』
2020/07/16 21:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
息子は独立し夫と二人暮らしの由々(ゆゆ)
翻訳にたずさわり二十余年がたつが、及び腰のまま仕事をしている
ある夏の朝、徹夜明けの仕事場で懐かしいピアノ曲を弾いたのをきっかけに、46年前、11歳の〈ゆゆ〉だったのときの思い出がよみがえる
特別の〈黄の花のワンピース〉を着て、うきうきして友だちに会いに行った夏休みのはじめの日
いいことも悪いこともあった日に出会った大学生〈タツヒコさん〉の記憶
由々は喫茶店で知り合った青年〈龍彦〉に〈タツヒコさん〉を重ねて思う
そして迎えた夏の終わり
《あの遠い夏、わたしはたしかに、未熟で愚かで、けれどいちばん自分らしい自分だった。》
ヴェルヌの『十五少年漂流記』をモチーフに、ディアべりのソナチネが遠く近くに奏でられる佳品
《大人の女性たちに読んでほしい。美しく切ない物語》──帯の紹介文より
長年にわたり子どもの本を書いてきた高楼方子(たかどのほうこ)初の文芸作品、2019年10月刊
自分らしさを前向きに
2022/03/08 20:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
青春の頃を思い出し、うまくいかないことも切ないこともあったけど、そんな自分らしさを前向きにとらえる、主人公がとても魅力的