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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々の南方。
ゾンビーズではないけれど。
僕とか、ケラケラとか、久しぶりの言い回し。
高校卒業して2年、まだみんなビッグにはなってないか。
どこかで努力してるのかな。
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ゾンビーズ 13年ぶりの続巻
高校を卒業し、あのメンバーはそれぞれの道に進んだ
南方は仲間たちとの約束を胸に、大学生になったが、何か森足りない日々を過ごしていた
ゾンビーズのメンバーがいつ出てくるのか、ワクワクしながら読み進めたが、それは次巻以降の楽しみとなってしまった
13年後ではなく、近々読めるといいのだけど
南方が人探しで徐々に「あの頃」に戻っていくのが良い
久しぶりに既刊を読み直して、メンバーに再開したくなった
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同じ法学部の学生から北澤を探してくれ。
高校時代の南方を見ていた
サークルで女子大生を薬で眠らせ犯していた北澤
サークルのリーダーが北澤を使っていたが薬をやりだしたので追いだした
昔、性被害にあった男が大学教授、テレビ主演
脅迫したがヤクザに拉致された
家にヤクザがきて身代金5000万円
南方が救出、ヤクザから銃を奪った
北澤が強姦した女子高生が助太刀
北澤は性被害にあい男でなくなった。女と話しができない。薬で女を眠らせれば男になれる
北澤は自首。大勢が逮捕された。
大学教授が未成年男子を薬で潰して高級マンションに連れ込む現場に南方が待ち伏せ
未成年を取り返す。いつも見ているからな
フリーランス女記者に全てを話す
テレビ局勤務の頃、上司と飲みに行く。高級マンションに誘われるが、拒絶。行っていたらテレビ番組の司会とかしていただろう。
世界はくそ。
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ザ・ゾンビーズ・シリーズの続編、「南方熊楠の南方」といったり携帯電話を所持してなかっり、線を引くべき人とそうでない人とは口調が変わったり相変わらずな南方だけど、どこか孤独を纏っている。
彼の心の中にはいつだってあの頃の仲間がいる。
私も彼らの後押しがあっての身なので(最近読み返していろいろ勇気と気力をいただいた…)、あの頃のみんなに会えなかったのは寂しいけれど、彼らはいつもどこかで走って闘ってもがいているんだと思う。
いつかまた<再会>できますように……
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十数年待った甲斐があった。当時同級生だった登場人物たちとは随分違う時間を生きてるけど、昔の友達と会った気分になれた。続編を待ちたい。
サイン本を探したのもきっと後で思い出になるはず。
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ゾンビーズの続編!
待ちすぎたくらい待ったよ、金城先生。
自分が大人になったからか、リアルタイムで読んでいた頃よりも読者中のワクワクが薄くなってしまっていたのは残念だったけど、充分楽しませてもらいました。
南方の「これなに?」みたいな描写もあったから、続編があることを期待!
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13年ぶりだって。
ブクログからの新刊通知で知った。「金城一紀」のキーワード登録してたらしい。それすら忘れていたけど、当時の自分を褒めてあげたい。
ゾンビーズ復活。南方は一流大学の学生になりながらも全く物足りない日々を送っていた。友達を作らず、メールも届かず、ただ体だけを鍛え続ける日々。そこに持ち込まれる同級生からの相談。消えた友達を探してほしい、と。
途中まで昔の仲間の登場を期待してたけど、的外れだった。南方はきっとまだ助けを求めないし、こんなこと南方ならどうにかできることをみんな分かってる。だからまだメールは届かない。
あがけ、動け、もがけ。
今の自分の背中を押してくれる物語だった。
僕のスイッチを押してくれたよ。
ありがとう。
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2001年発売『レヴォリューションNO.3』最強最アホな仲間たち「ザ・ゾンビーズ」の愛と勇気と涙の物語で心をわしづかみされてから23年。
まさかまた彼に会えるなんて。
最底辺の高校からなぜ南方は一流大学へ進学したのか。その理由が胸にぐっと刺さる。
何か足りない毎日の中で、同級生から持ち込まれた相談。
ある日突然友人が消えた。家族も行方不明のようだ。なんとか友人を探してほしい、という。
何の義理もないそんな相談事さえ引き受けてしまうのが南方の南方たるゆえんか。
大学一のサークルを牛耳る男、その男を狙う謎の女子高生、消えた大学生の行方を追う怪しい男たち。迫るキケン。
ゾンビーズシリーズを読んでいないと、南方の行動原理が分らないだろう。
なぜ南方は戦うのか。「世界を変えてみたくはないか?」という言葉への答え。戦う理由はそこにあった。
やっぱりいいなぁ、ゾンビーズ。今回は南方の戦いだけれど、いつも彼の心には仲間がいる。
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中学生の時に友達に薦められて読んで以来、僕のバイブルだ。納得いかないこととはこれまでも闘ってきたつもりだ。でもちょっと疲れてきてた。そんなタイミングでの新作。あっという間に読んでしまった。金城さんの作品はやっぱり止まらない。
相変わらずクソのような世界で絶望しそうになるけれど、教員として、信じては裏切られながら、自分の力のなさに絶望しながらも、何度も何度もスイッチを押し続けていかなくちゃいけないんだな。
懐かしいメンバーがチラチラと登場した。また彼らに会いたいな。
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積み重ねてる目か。自分はそんな目をしてるのかな。真っすぐで眩しくて、あいつらみたいな目をしているのか。いや、できてないだろうな。
ザ・ゾンビーズシリーズは、自分の中でとてつもなく大きい意味がある作品。これまでの人生で一番影響を受けたし、おそらく自分の生涯で一番影響を受けた作品群になると思う。
小さいときから、誰が見ても明らかに性格が変わった、中学生のころ。あのときはじめた読んだ『レヴォリューションNo.3』が自分の人生を大きく変えた。世界を変えてやろうって思った。はじめは恥ずかしかったし、ホントに小さなことから。積もり積もって、気がつけば性格ごと変わってた。
今は思うように動けてなくても、つまらないやつになっちゃってても、何かの拍子でもう一回眩しくなれることがある。かつての自分たちが助けてくれることがある。
俺も、やんなきゃな。
まさか出るとは思ってなかったザ・ゾンビーズシリーズの新刊は、相変わらずアツくて、くっそカッコよかった。最高だ。
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ハラハラドキドキのシーンを特別なトレーニングで鍛えた武術と研ぎ澄まされた本能で乗り越える南方、カッコ良すぎるでしょう!南方のアクションシーンを頭の中で映像化しながらワクワクが止まらない小説だった。
新聞の新刊紹介に掲載されていて、そこには「シリーズの作品を読んでいなくても楽しめる」とあったが、やはりゾンビーズシリーズは復習してから読むべきだった。
さすがに13年も間が空いていると記憶が朧げで、南方が高校時代を振り返る際に思い出せないシーンがあったことを後悔した。今からゾンビーズシリーズを読み直すことにする。
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南方くんにまた会えた!
ゾンビーズに出会ったのは高校生の頃。本当に大好きで、何度も何度も読み返してボロボロになっても読んでたなあ。
今はもうすっかり自分が大人になって、ゾンビーズシリーズの新刊をあの頃のように読めるか不安な部分はあったけど杞憂でした。
いつかみんなに会いたいな。
とりあえずシリーズ全部読み返します。
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本編で回収されていない主人公の謎もあるが、この本の内容としてはスリリングでキャラクターたちの個性が立っており魅力的な小説だった。
特に主人公のあまのじゃくながら人助けをやめられないキャラクターや、志田のカリスマ性には自然と憧れを抱いてしまう自分がいた。
そんなキャラクターたちのやり取りをもっと見ていたく、続編が読みたくなる一冊だった。
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金城一紀さんの13年ぶりの小説の新刊であり、ザ・ゾンビーズ・シリーズの13年ぶりの続編でもある。前作に当たる『レヴォリューションNo.0』で、シリーズは完結したと思っていたし、前作の出来には不満だったので、少々迷って手に取った。
金城一紀さんの作品としては、デビュー作にして第123回直木賞受賞作の『GO』が最も有名かと思うが、その後ザ・ゾンビーズ・シリーズと称される作品群が4作刊行された。読んでおいた方が背景を理解できるが、未読でも支障はないだろう。
前作まで名前も明かされなかった、オチコボレ校出身で現在は大学に在籍している南方が本作の主人公。同級生である他の元ザ・ゾンビーズの面々は一切登場しないし、彼らの近況にも触れられない。続編というより、スピンオフと呼ぶべきか。
見ず知らずの相手からの、友が消えたというSOSを受けて、単身動き出す南方。自らトラブルに首を突っ込むのがザ・ゾンビーズだが、腕っぷしが強い連中が集まっていたからこそ可能だった。メンバー中でも存在感に欠けていた南方に、何ができる?
大学生活に熱心ではない南方だが、秘密のトレーニングには熱心に取り組んでいいた。とはいえ、大学を裏で牛耳るサークルのトップに接触するなど、なかなかに勇敢というか、無鉄砲である。『SPEED』という似たような設定の作品を思い出す。
ところが、調査を続けるうちに、『SPEED』よりもっとやばい相手の影がちらつく。自業自得とはいえ、消えた彼の境遇は、闇バイトが社会問題化している現代社会に重なる。ここで手を引かないのが、元ザ・ゾンビーズなのだ。
顛末は読んで確かめてほしい。闇バイトだけでなく、あんなことやあんなことなど、時事の問題を色々と取り入れた印象を受ける。悲しいかな、ここに描かれた内容がリアリティに溢れている現代社会。一切関わらないのが安全な生き方だろう。
スカッとする面もあり、苦い面もあり。何はともあれ、久々にザ・ゾンビーズ・シリーズを堪能できて満足だ。インタビューによれば、今後は他の元メンバーも登場するとのこと。さらなる続編を楽しみに待ちたい。
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青春のあれこれが尾を引いて鈍色の日々。
ゾンビーズじゃない日々。
中盤から後半、何かを取り戻してくようにどんどん熱くなっていくモノローグに目が離せなくなった。
アクションも多めだったな。
シリーズになっていきそうな様子だったのでリアルタイムで体験できてうれしい。
南方のモノローグ、元々はどんな感じで、環境が変わってどう変化していったのか、思い出すためにも今年は金城さんの著作を再読しなくてはという気持ち。
あと一つ、年始の今あまりにもタイムリーな話題が出てきたので増してくリアリティー。