中央公論2025年2月号 新着
著者 中央公論編集部 編
混迷の時代にこそ、地政学は甦る。国際情勢の予測不可能性が高まる中で、地理的条件だけは不変だからだ。長期化するウクライナ戦争やガザ紛争、警戒高まる台湾有事、欧米民主主義の動...
中央公論2025年2月号
商品説明
混迷の時代にこそ、地政学は甦る。
国際情勢の予測不可能性が高まる中で、地理的条件だけは不変だからだ。
長期化するウクライナ戦争やガザ紛争、警戒高まる台湾有事、欧米民主主義の動揺、国境を超える巨大IT企業……。
2025年、世界はどこへ向かうのか。日本はどう立ち向かうのか。
地政学的に考える
(『中央公論』2025年2月号の電子化)
== 特集 ==
地政学で読み解く2025年の世界
◆〔対談〕揺らぐ国際秩序と海洋国家日本の役割▼兼原信克×細谷雄一
◆イランへの戦線拡大、シリアのアサド政権崩壊……
イスラエル・ガザ戦争が変えた勢力バランス▼錦田愛子
◆ウクライナ「停戦」シナリオを読む▼小泉 悠
◆全面侵攻、海上封鎖・隔離、限定侵攻
台湾有事、三つのシミュレーション▼小谷哲男
◆アメリカ外交はどこへ向かうのか
――弱い政権基盤と矛盾する政策志向▼渡部恒雄
◆欧州「右傾化」の原因は移民・難民ではない
――台頭する新自由主義ナショナリズム▼宮井健志
◆生成AI、GAFA、イーロン・マスク……
テクノロジーの進化がもたらす地殻変動▼塩野 誠
◆トランプ再選の世界史的意味
――格差で引き裂かれたアメリカ民主主義▼フランシス・フクヤマ 聞き手:会田弘継
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【時評2025】
●韓国の非常戒厳騒ぎから考える「自由の命運」▼境家史郎
●歴史の転換点を超えた日銀が抱く本音▼渡辺 努
●薬不足と感染症流行 パンデミックの教訓を忘れつつある日本▼河合香織
◆103万円、106万円、そして130万円
「年収の壁」の真の問題は何か▼中田大悟
◆斎藤・立花現象を生んだ「物語兵器」と閉塞感
ネット・ポピュリズムが一線を越えた2024年▼藤田直哉
◆昭和を象徴する生涯政治記者
「書く人」としての渡邉恒雄さん▼御厨 貴
== 特集 ==
散歩は冬こそ面白い!
◆ドストエフスキーの閃き、はしご酒の愉しみ▼島田雅彦
◆ロゼット葉、カモの婚活、トンボの越冬
寒さを耐え抜く動植物ウォッチング▼唐沢孝一
◆墳丘、石室から副葬品まで見どころ多数
政治学者、古墳を歩く▼草野 厚
◆高低差、Y字路、地名……
まち歩きが楽しくなる七つの地理の見方▼重永 瞬
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◆阪神・淡路大震災から30年
震災の教訓を生かした持続可能なまちづくり▼久元喜造
◆システム的思考とゲームの想像力
佐久間宣行はなぜ時代に愛されるのか▼谷川嘉浩
◆【シリーズ昭和100年】虚構としての記号を超えて
歴史の想像力を取り戻せるか▼鈴木洋仁
◆追悼 阿川尚之
「良きアメリカ」を体現した理知と信念と調和の人▼待鳥聡史
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《好評連載》
●皇室のお宝拝見【第11回】小野道風《屏風土代》▼本郷和人
●炎上するまくら【第98回】無自覚なピエロ▼立川吉笑
《連載小説》
●地上の楽園 【第11回】▼月村了衛
●金波銀波 【第7回】▼澤田瞳子
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