卑弥呼 -真説・邪馬台国伝- みんなのレビュー
- リチャード・ウー(作), 中村真理子(画)
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2024/08/22 14:41
練られたストーリー
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヤノハが段々と真のヒミコに近づいていく様子が見事に描かれています。ヤノハの兵法家、策略家としての面がよりクローズアップされ、また平和のためなら嘘をも突き通す覚悟を見せるなど、ヤノハの魅力が存分に発揮されていて痛快です。他国との関係も非常に筋の通った必然性のある流れになっており、よくよく練られたストーリーだと感じました。
卑弥呼 13 真説・邪馬台国伝 (ビッグコミックス)
2023/04/29 13:18
日下vs山社も佳境に。
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
襲い来る日下軍。
吉備の吉備津彦は事代主の命を狙うが、トメ将軍の策が発動し...
吉備津彦、さして任務に乗り気ではない?
ヤノハ率いる連合軍700。
対するフトニ王の連合軍1万。
連弩の使い所が鍵。 ヤノハの策とは...
ミマアキの帰還により将が増え、作戦実行も成功確率が上昇?
ヌカデたちも暗躍し、決戦の準備は整う。
そして、訪れる決着の行方は...
裏ではあの赤子がとんでもない所へ流れ着き、火種確実な展開に。
揺れる大戦の結末とヤノハに迫るであろう、復讐の刃。
スリリングな展開に飽きる隙なし。
驕れる者は久しからず。 案の定な感じもするが、見せ方が上手いなと。
次は8月か...
卑弥呼 8 真説・邪馬台国伝 (ビッグコミックス)
2021/12/02 21:57
新たな風が...
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒルメの策略が発動するが...
真実を知ったチカラオとチカラオと2人暮らすことを心に決めるヤノハ。
しかし、もう一つのヒルメの策略、付け火に対し、思いがけない事態が。
それにより、ヒルメは...
更に迫る見えない鬼の魔の手。
今の世も対処に苦慮するのだから、そう言ったものが知られておらず、対処の仕方も分からない当時は、今以上の恐怖だったのだろう。
ヤノハに訪れるもう一人の神の使いからの申し入れ。
ヤノハはチカラオの件もあり...
しかし、モモソはそれを赦さず、発破を掛け...モモソはヤノハに何を期待するのか?
最後に登場する人物は...?
ミマアキとトメ将軍サイドもきちんと入っており、良く構成されている。
実にうまくつくられていると感心。
卑弥呼 7 真説・邪馬台国伝 (ビッグコミックス)
2021/08/05 23:19
ヤノハにも読み切れない事態が?
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
順調に進むかに見える同盟と山社国の立国。
トモの企みにより、命の危険にさらされるミマアキと苦悩しながらも命に従おうとするクラト。
その二人の結末は...
ヒルメはナツハをつかい、ヤノハの追い落としを画策し。 そして、最後に衝撃の展開が!
ナツハの正体含めて。
モモソも久しぶりに姿を見せ、ヤノハを焚き付ける。
順調に進む部分と読み違え、危機に陥る部分と。
ヤノハは危機をどう乗り越えるのか?
ダレることなく面白い。
しかし、ミマアキとナツハ、一体、どちらがあのポジションに?
2020/12/30 16:16
権謀術数渦巻く卑弥呼
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投稿者:けいちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ただの女王ではない卑弥呼の姿を描いた本作。
ヤノハのウソはったり含む権謀術数により上手く動いているように見えて、裏では怪しい動きもあり、登場人物やストーリーが複雑に絡んでとても面白いです。
2024/11/14 16:12
魏志倭人伝をどう描くのか!
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投稿者:ヒトコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
対馬を経て朝鮮半島に渡った日見子たちは、馬韓の王たちに会い魏へ向かう方法を探る。
その途上トンカラリンから生還したとう男と出会う。
懐かしいなトンカラリン。一方日見子不在の倭国でも様々な動きが…。
建物の違いが国力の違いを目の当たりにさせる、漫画ならではの表現。
そうか、当時はこの位違っていたのだな…。
2024/10/31 00:13
倭を離れ、中土へ。
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
倭を離れ、中土へ向かうヤノハ一行。
途中、馬韓、現在の朝鮮で思わぬ出会いが。
ゴリと名乗る大男の正体と彼の過去は。
そして、ゴリを討伐する様、仕向けた湖南王の腹の底にあったのは。
一方、クニクル王を退け、更に嫌らしい顔になったモモソと吉備津彦。
ネコ改めビビ王子を担ぎ上げ、ヤノハがおらぬ間の倭の統一を目指す。
しかし、ビビ王子、一筋縄ではいかない様子で。
更に、ヤノハの子であるニニギも成長し、賢さを見せるが、養父母はそれをヒルメから隠すも...
中土を目指し、ちょっとした騒動を巻き起こしつつ進むヤノハ一行と、暗躍するモモソ一党、また巻き込まれそうな事代主、ヤノハの帰りを待ちわびるイクメたち山社を守る者たち。
そして、ヤノハを狙うヒルメ。
どこでどう交わり始めるのか。
その前に、ヤノハと各国の王との、か。
まだまだ先は長いのかな?
2024/08/22 14:41
巧みな物語構成
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常に巧みに物語を構成していると思いました。主人公のヤノハだけでなく、トメ将軍、また他のキャラたちも話の主体になりつつ、各地同時進行で進む複雑なストーリーを場面転換をうまく使いながら見事に描き上げています。古代倭国の中身はほぼフィクションで作ることが出来るので、その範囲内で縦横無尽に自由に展開させることができるとはいえ、複雑な人間関係、国家関係がわかりやすく大胆に描かれています。ややうまくいきすぎでご都合主義的な面もありますが、先のストーリーが読めないワクワクする歴史漫画であるのは間違いありません。
卑弥呼 16 真説・邪馬台国伝 (ビッグコミックス)
2024/05/30 20:15
ダレない展開。
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう16巻。
しかし、ダレることなく面白い。
アビル王の裏切りが発覚し、直接対応に乗り出すヤノハ。
中国の状況確認に行っていたトメ将軍も戻り、アビル王の先、中国対応も考慮し始めるヤノハ。
一方で、俗人感丸出しのあの2人も暗躍を開始する。
モモソ、大分下卑た顔を見せる様になってきたなと。 同じ策士でもヤノハのスッキリとした笑顔と比べると、大分嫌らしく見える。
こうして好感度は操作される、か。
アビル王攻略、中国対応、日下のいよいよな動向。
まだまだ次巻が待ち遠しい。
卑弥呼 1 真説・邪馬台国伝 (ビッグコミックス)
2024/04/16 10:43
魏志倭人伝より
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
魏志倭人伝のたかだか2000字に満たない記述を基に自由に想像力を羽ばたかせて非常にスケールの大きい作品に仕立て上げている。主役 ヒロインの生きる力が表に出た表情 いきいきとしたキャラクターの描き方がとても良い。ヒロインを好人物に描く作品が多い中、あえて「権力者を目指す悪女」という性格付けをしたところがとてもユニークであると思う。
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2024年3月28日】卑弥呼 -真説・邪馬台国伝- 3
2024/03/17 22:39
駆け引きが面白い
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
各陣営、各国の思惑が交錯し駆け引きが活発になってきて面白かったです。ヤノハがだんだんと本物の卑弥呼に近づいてゆく様子をドキドキしながら楽しく読みました。またヤノハ以外のキャラもそれぞれしっかりキャラ立ちしており、誰を中心にしてエピソードを組み立てても面白いだろうなあと想像を掻き立てられます。ストーリーの進行も変化に沿ってスピーディーで無駄のない構成だなあと感じました。
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2024年3月28日】卑弥呼 -真説・邪馬台国伝- 2
2024/03/17 22:38
スケールが大きい
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白いです。ヤノハが知恵で運命をどんどん切り拓いてゆく姿が頼もしくワクワクします。敵対者がいるかと思えば、協力者も少しずつ増やしながら目的に向かって邁進してゆくのが心地よいです。終盤には俯瞰した目線でこの時代の九州を捉え各国それぞれの姿勢を描くというとても大胆な試みをしていることに感心しました。一気にスケールが大きくなったような気がします。
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2024年3月28日】卑弥呼 -真説・邪馬台国伝- 1
2024/03/17 22:37
イキイキとした物語
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヤノハという主人公の女がとても魅力的に描かれていると思います。生きることだけが望みの女が少しずつ目的に向かって階段を上がってゆく様(*比喩)は読んでいて面白かったです。他の卑弥呼のマンガは暗い印象のものが多かったイメージがありますが、この作品は古代の風習や人名など難しい言葉がたくさん出てくるにも関わらず読みやすくイキイキとした感じがあって明るい印象を受けました。
卑弥呼 15 真説・邪馬台国伝 (ビッグコミックス)
2024/01/06 12:43
面白い。
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日下を退けたヤノハたち、そこで持ち上がるは津島のアビル王は裏切りの疑惑。
それを見極めるため、トメ将軍は密かに大陸へ。
ヤノハはアビルを消すために行動を開始する。
そんなヤノハの命を狙うのはモモソと吉備津彦。
クマの鞠智彦もアビル王と繋がり暗躍を始め...
アビル王の元へ疑いを持たれず行くため、一部の国を周り始めるヤノハ。
そのヤノハに危機が迫り...
シーンがあちこち移り変わるものの、さほどストレスなく読める。
十五巻なってもダレずに進んでいるのは凄いなと。
次巻も面白くなりそう。
卑弥呼 12 真説・邪馬台国伝 (ビッグコミックス)
2023/02/04 14:38
囚われの事代主と懐かしい顔と。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミクマ王に吉備津彦へと売り渡された事代主。
吉備津彦により幽閉されかけるが、その移送中にとある出来事が。
事代主救援に動く、ヤノハ連合。
しかし、青銅の武器では鉄の武器に歯が立たず。
その解決策として、ヤノハが考えたのは、漢の末裔が住む邑。
その邑でヤノハを待つものは...
思った通り、腹黒い...と言うよりも、自分に忠実でドライな吉備津彦。
姿を現す黒幕の日下のフトニ王。
九州の地で地盤を固めたヤノハ。
いよいよ海を渡り決戦の地へ。
事代主を巡る戦が近づく。
ミマアキたちも忘れ去られず、重要な役を担ったり、あの徐福の子孫が登場したり。
しかし、いつの世も権力者と言うものは...勘違いが甚だしいなと。
だからこそ、ヤノハの素直な言動が魅力的に感じるのかも知れない。