パパゲーナさんのレビュー一覧
投稿者:パパゲーナ
ヨーロッパ音楽逍遙
2013/04/02 14:36
さまざまな楽曲に触れた後に、マーラーの墓前へ
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コンサート、バレエ、オペラへの著者の熱い思いが感じられるエッセイ集。ヨーロッパで出会った楽曲は、シベリウス、ブルックナー、マーラーなど、演奏者は、ヴィクトリア・ムローバ、ギル・シャハム、内田光子など、プロコイエフのバレエや、ベルリーニやプッチーニのオペラなど、挙げきれない。一人の音楽ファンとしての鋭い感性に基づく感想は、評論を生業とする芸術家の意見とは、趣を異にすると思われる。著者は、永年、企業のエンジニアとして、報告書や論文を書いてきたと思われ、論理的な文章の展開には、驚かされる。旅で出会った人々との交流やキューリー夫人への思いなど、旅のスケッチとしても楽しめる一冊であった。
破綻 バイオ企業・林原の真実
2014/03/11 09:17
誰でも起こることか?
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林原の一件を当事者から見た一冊。林原のモータープールにイオンモールが出来上がりつつあるのを見ると、少し感傷的になる。岡山の地元の企業が、東京や大阪の百戦錬磨の金融家たちにキリキリ舞いされ身ぐるみはがされるのは、岡山では今後誰にでも起こることか?借入金のこわさを感じずにはいられない。
ローカル線で行こう!
2015/05/06 06:59
情景が見えるようです。
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帯にはミステリーとありましたが、犯人捜しは終わり1/4です。悪者がいない心温まるお話です。東日本大震災後では、感じるところがまた違います。
カラヤンとフルトヴェングラー
2013/07/11 10:01
カラヤンは?
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死したフルトヴェングラーが、生きていたカラヤンを追い詰めていたのでしょう。最近のCDショップで、フルトヴェングラー指揮の画曲は目にしますが、カラヤンはどこに消えたのでしょう?
科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン 2013
2013/07/11 09:51
ずいぶんとガイドラインが変わりました。
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糖尿病の治療は、新しい治療薬が次々と世にでてくるので、診療ガイドラインの改訂が大事であることを実感します。
オムライスの秘密メロンパンの謎 人気メニュー誕生ものがたり
2017/02/27 13:30
難しい。
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題名につられて買いましたが、内容は史実を掘り起こしていて、わりと難しいです。読んでいてあまり料理のイメージがわかないのは残念。
嘆きの美女
2015/05/06 07:04
おいしい本
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女の友情物語は色あせませんが、設定はあと10年たって読んだら、いろいろなことがわからないでしょう。今だからわかるエピソードで、クスリと笑えます。それにしても出てくるお菓子や料理のおいしそうなこと。富士そばのカツ丼を早速食べに行きましたが、おいしかったです。
医薬品製造販売指針 2016
2017/02/27 13:33
待望の一冊
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なかなか新版がでないので、待っていました。医薬品医療機器等法など最新の情報を踏まえていて、必見です。
2016/10/05 11:17
医師の使命
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患者に対する医師の使命は、戦争中も戦後も変わらないはす。
絶対に知るべき臨床研究の進め方 PMDAで得た研究者の心構え48
2016/09/15 13:54
拍手喝采!
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PMDA審査経験者による医師向けの臨床研究の入門書。PMDAでの薬事戦略相談などを見据えた開発であれば、絶対に見落とせない注意が満載です。元審査専門員として注意して欲しいことを歯に衣着せず述べていて、気持ち良いです溜飲がさがります。。医師向けですが、PMDAを目指したい学生や、薬学部学生にもおすすめです。
そして、星の輝く夜がくる
2016/06/13 10:18
積んどいたのが悔やまれます
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ずいぶん前に買っていたのですが、なかなか読み始められなかったです。ようやくと読み始めたら終わりまで一気に読み終えてしまいました。もっと早くから読めばよかった。
在宅介護 「自分で選ぶ」視点から
2016/03/15 12:29
介護する側
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寝たきりではありませんが、脚が弱くなった夫の面倒を見始めました。この本でいろいろと気づくことが多いです。介護保険を使う際には、とても役立つと思います。
小説土佐堀川 広岡浅子の生涯
2016/03/15 12:23
強い人です。
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朝ドラの原案ということで読みたいと思っていました。文庫本で読めるようになって、手軽になりました。テレビドラマは広岡浅子さんの一生とは違うところも多いですが、幕末から明治にかけて、強い女性がいたことを改めて知りました。
東芝不正会計 底なしの闇
2016/03/14 09:04
夫の苦労を察する
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元東芝社員の夫が勤務していた時、古い東芝も今回の不適切会計の経営陣も両方見ています。妻としては、シックスシグマだの、選択と集中などと夫が経営陣からいわれ始めたころも良く知っています。この本を読んで、そのころ会社で何が起きていたのか知ることができ、不機嫌だった夫の苦労がようやくと理解できました。今回の事件の社長さん達は、何のために会社を経営していたのでしょうか。自分の金儲けや地位の向上のため?少なくとも社員のためや、国民のためではなさそうです。