疾風のエディさんのレビュー一覧
投稿者:疾風のエディ
新しい分かり方
2018/02/08 00:23
読むというより見て考える本
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新しい分かり方とのタイトルだが、読んで理解するというような類の本ではない。
どちらかというと、見て感じとるという印象の本である。
物事を知る(理解する)とはどういうことかを考えるのにはよい本だと思う。
米軍から見た太平洋戦争 独自入手!米国資料からわかった「敗戦の真実」
2018/02/08 00:20
なかなか読みごたえがあった
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太平洋戦争当時、アメリが軍が日本軍の暗号を解読していたというのは、いまでは結構知られていることだけれども、どうやって解読していたのかについてはあまり記述されたものはなかった。
今回の本はアメリカの公文書公開などによって明らかにあった暗号戦の内幕を知ることができる面白い本である。
歴史が好きだというと、どちらかといえば文系の印象だが、この本は理系の人がよんでも(むしろ理系の方が)楽しめる歴史書だと思う。
【アウトレットブック】王さまとあそぼう
2017/12/11 12:57
懐かしい
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小学校3年生で「ぼくは王様」を読んで以来、王さまシリーズは叔母が定期的に購入してプレゼントしてくれていた。たまごが大好きな王さまの話は今読み返しても懐かしいし、楽しい。王さまシリーズの変遷などをまとめてあり、懐かしく読ませてもらった。
プロストVSセナVSシューマッハー 進化の極みと王者の系譜−F1世界選手権「1993」
2015/10/27 23:14
懐かしい1冊
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1993年ってある意味F1の絶頂期だったと思います。「プロスト・セナ」という円熟期を迎えたベテランドライバーに、シューマッハやハッキネン、ヒルといった次世代のドライバーが積極果敢にアタックしていった。
電子デバイスは確かにF1の面白さをスポイルしてしまったところはあるけれど、「人車一体」となったレース展開は非常に面白かった。
非力なエンジンではあるがバランスが良くなったマクラーレン、電子デバイスの完成度のルノー、新機軸をふんだんに盛り込んでアタックするベネトン。メーカも必死だった。今となっては「古き良きF1」の魅力を伝えてくれる貴重な1冊。いまのF1好きの人にもぜひ読んでもらいたい。
昭和陸軍全史 3 太平洋戦争
2015/08/23 00:21
戦前・戦中・戦後を検証するにふさわしい1冊
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戦後70年といわれますが、日本はなぜあのような戦争をしてしまったのか。軍部の独走というわけではなく、国内に漂う閉塞感を打破したいという一般国民の意思も反映されていたこと。「空気」というものの怖さを改めて考えさせられる1冊。
海軍善玉・陸軍悪玉という単純な構造ではなく、「エリート」と呼ばれた人々がいかに狭い視野しかもっていなかったかを知ることができた。
アナタノ知ラナイ兵器 イラストで見る末期的兵器総覧 3
2014/05/24 15:19
ミリオタにはたまらない1冊
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既刊の2冊も持っていたので躊躇なく購入。
ゼロ戦や大和など超有名な兵器だけではなく、2等輸送艦などマニアにはたまらない兵器の詳細なイラストと解説があります。
今回は「3式戦(飛燕)」に始まり、電波兵器(レーダー)など従来あまり知られていなかった兵器の紹介です。
ミリタリーものにありがちな「悲壮さ」もなく愉しみながら読める本です。
Racing on Motorsport magazine 520 〈特集〉WRCグループBのテクノロジー
2022/08/20 09:46
グループB
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怪物的なスペックをヒトがコントロールしていたラリーカーの最終形がこのグループB
電子デバイスなどを介さないまさにドライバーの腕が試される怪物の進化が紹介されているよい本でした。
今のレースも楽しいですが、当時のじゃじゃ馬をいかに乗りならしていくかも楽しいところ。
ノスタルジックカーとは違うけれど、ラリー好きにはたまらない1冊となるでしょう。
ペリリュー−外伝− 1 (ヤングアニマルCOMICS)
2022/08/20 09:39
戦争をさまざまな視点から描く
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外伝ということで、どういう内容になるのか興味を持って購入。
日本兵の視点、アメリカ兵の視点、原住民の視点とそれぞれが同じものをどういう視点から見るのかが非常によく描かれていた。
太平洋戦争の体験を一人称で語ることができる人が少なくなっているいま、このような本が出版されることには大変意義があると思う。
各家庭で、戦争というものを知る、考えるよい機会が増えればと思います。
【アウトレットブック】怖すぎる都市伝説-文庫ぎんが堂
2021/12/03 15:31
日常だからこそコワイ
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都市伝説とか怪談はどこか「非日常」の雰囲気が合って「こんなこと普通はないよね」とか「そういう場所にいったからそうなったんじゃないの」と思われがちですが、マンションのエレベーターや雑居ビルのエレベーターなんかでおかしな人と遭遇する機会はないわけではない。コンビニで立ち読みしていたらガラスの向こうにおかしなやつがいてロックオンされることがないともかぎらない。
そういう日常のどこにでもある恐怖を感じさせてくれる本でした。
ベースボールマガジン別冊夏祭号 2021年 09月号 [雑誌]
2021/09/17 11:11
かるあの時期にナゼ巨人軍が強かったのかがわかる
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藤田元司ってダレって最初思いましたよ。
ミスターが監督解任されたこともビックリだったから。
でも、藤田監督になった途端巨人軍が強くなって、でも王さんに監督譲って。
また、王さん解任を受けて監督就任。ONの敗戦処理かよと思いきや、卓越した手腕を見せて再度巨人軍を強くした。
紳士的なイメージが強かったですがこの本を読んで「瞬間湯沸器」だとか若い頃に相当やんちゃしたことを知ることができたり。
ネタバレになりそうですけど、中畑選手と吉村選手のエピソードには読んでいて涙がでました。
巨人の歴史を知る上で非常にいい本です。
Racing on Motorsport magazine 508 〈特集〉F1革命車たち
2020/09/20 14:57
異形の戦士
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子どもの頃は「ティレル」じゃなくて「タイレル」だったけど、前4輪後2輪のどう考えても「重い」イメージの強いティレルP34でしたが、今さらながら「けっこう小さいな」と印象が変わりました。
もし、タイヤメーカーが開発を続けてくれていたら・・・・
無数の「if]が想像されるもう二度とレースには出てこれない名車(迷車)。
次の号も楽しみになりました
RALLY CARS 26 TOYOTA CELICA TURBO 4WD
2020/09/10 13:06
ST205シリーズも是非ほしい
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トヨタフリークである私にとってシリーズ購入したいトヨタ関係の書籍
サインツやオリオールの活躍で輝きを放ったST185セリカ。
スバルや三菱など車体をコンパクトにして新しい車種を投入されるに対抗して大柄なボディでよく頑張ったと思います。
ST185やST205が中古車でしか手に入りませんが、実車がほしくなる1冊です。
清原和博告白
2020/09/08 11:01
私にとっては永遠のスーパーヒーロー
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野球界のスーパーヒーローが薬物使用で一転、悪の権化のようになってしまった経緯がいろいろとわかりました。
清原選手は、見た目と違って非常に繊細で弱い部分があるんだと。それを練習の中で克服してきたことがよくわかりましたね。
でも、ケガやさまざまなバッシング(巨人移籍時代)にココロが折れそうになっていたことや、それでも頑張っていたということ。
清原和博はやはり、私の中では今でもスーパーヒーローです。
GP Car Story Vol.26 ティレルP34・フォード
2020/09/08 10:54
古きよりF1
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ティレルP34 子ども頃にはたいれるP34とよんでましたね。
ケン・ティレルはこの頃から新しいアイデアを積極的に導入するアイデアマンだったのですね。ティレル019でも「コルセアウィング」と呼ばれるフロントウィングを採用してましたよね。
ティレルも今はなくなってしまって、さみしいですが、古き良き思いお出を振り返るのにはいい書籍だと思います。