melonさんのレビュー一覧
投稿者:melon
2024/11/17 21:48
コロナ禍
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コロナ禍はこれほどの状況であったのだと、今となっては当時の悲観的な状況が蘇ってきた。当時はコロナ禍の世界がずっと続くものであると思っていた。
鉄道もかなりの利用者数の減少があり、苦しい時期であったろう。今となってはコロナ禍前と変わらない状態となり、朝のラッシュは酷い状況が戻ってきてしまった。テレワークも定着せず、結局は昔と同じになってしまったが、鉄道会社は地獄から天国に戻ってきた感じだろうか。
本書は、あくまでもコロナ禍の最中に世の中が感じていたことが表されているものである。当時は本当に悲観的に考えていたものである。
2024/10/15 21:59
大学
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今や一般入試で大学へ入学する人はどんどん減っているようである。偏差値のみによって大学のレベルが認知されるのであれば、一般入試の枠を減らして偏差値を吊り上げることが大学のブランド価値を向上させることになるため、現在の評価の仕組みでは当然であろう。もっと、一般入試比率といった指標など、本当の大学の実力を表す数字が必要に感じる。
大学は文系においては、その教育の中身は評価されないため、入口のブランド力が大事であることは言うまでもない(就活においては、課外活動ばかりが重視されるのがその証左であろう。)。あとがきにガクチカは学業が主体になるべきだと記載されていることが皮肉かと思うほどである。(理系のことはよくわからないが、少なくとも文系においては)大学での中身などに企業は全く価値を感じていないということだ。そこで、どのように大学に入るのかという戦略が大切になってくるのである。
早慶上理・MARCH・関関同立と近畿大といった具合に私立はやはり首都圏と関西圏に強く、他の地方の大学に元気がないと感じる。特に名古屋は人口が多いのだが、そこまでの高いブランド力を有していないため、こういった本で紹介されない。本来は名古屋・福岡・仙台・札幌・広島などに有力私立があるといいのであるが。
本書の医学科の合格率の男女差の数値が意外であった。順天堂大など、男女差が激しい大学(現在は知らないが、かつて問題になったことがあった。)は事情が異なるのだろうが、女性合格率の高い30校の中には、男性合格者より女性合格者が多いところもあった(佐賀大、宮崎大、琉球大)。これらがすべて九州の大学であるのも不思議である。私立では日本医科大と聖マリアンナ医大が女子が多いとのこと。時代は変化したのだろうか。
勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたとき
2024/08/31 11:16
中学受験はドラマチック
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『二月の勝者』は中学受験をドラマチックに扱っていると思っていた。しかし、本書にある3つのエピソードはノンフィクションであり、ドラマ以上にドラマチックである。受験は人生の中でも大きなドラマではあろうが、しかしながら、ここまでドラマチックなものであったのか。
一般的な中学受験、本来なら圧勝できたはずであったのに失敗してしまった例、希望通りの理想的な中学受験と3種類あるが、特に印象的なのは2例目である。合格した学校は世間的にはかなりの上位校で、一般的には失敗とならないことになるが、本人たちは中学受験で家庭はおかしくなり、満足いかない結果となって、めちゃくちゃである。『二月の勝者』でも家庭のせいで中学受験がうまくいかなくなりそうな事例があったが、そういったことは誇張なしに本当にあるのだと感じた。
2024/08/31 11:15
期待していたものと違う
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タイトルと中身が合っていないように感じる。タイトルから想像していたのは、状況の苦しい地方の鉄道会社が個々にどのような工夫で生き残りをしようとしているのかが記載されているのかと期待していた。しかし、中身はそのような話ではなく、個々の事例であっても開発の話を少しするだけで、また歴史的な話も多すぎるように感じた。
マクロ的な話が多いかのように感じる。全体論を考えることも重要かもしれないが、海外の事例をそのまま日本に当てはめることはできない。上下分離が望ましいかどうかなどの交通政策も日本と海外では全然異なる。マクロで考えるのであれば、その国の交通政策を国土などの特徴を基に考えていく必要がある。面白い本であるかというとそうではないと感じる。
日経 PC 21 (ピーシーニジュウイチ) 2024年 02月号 [雑誌]
2024/05/09 07:09
Windowsの大迷惑を斬る
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MSアカウントが必要になって、アカウントを無理やり作らせるというやり方には拒否反応があって当然だろう。さらに、OneDriveが勝手に同期し、そのくせ無料では5GBしかストレージが用意されていないという不親切設計である。一応ローカルアカウントでの使用方法も存在はするようだが、いつできなくなるかわからないようである。
Windows11の右クリックメニューがWindows10と変わり、戸惑っている。Shiftキーを押しながらであればかつてと同じとなるが、それは面倒である。元に戻すにはレジストリをいじる必要があるとのことである。
設定とコントロールパネルの2種類を用意するのも、そろそろどうにかした方がいいのではないか。何故統一しないのだろうかと感じている。
日経 PC 21 (ピーシーニジュウイチ) 2024年 01月号 [雑誌]
2024/05/09 07:08
ID&パスワード 危険な悪習慣
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パスワードの管理が面倒だが、一番不安であるのは、放置しているアカウントが存在しないのかという点である。これは調べようがない部分もあろう。
アカウントの漏洩チェックとしては、「Have I Been Pwned?」というサイトがあるとのこと。ここでメールアドレスを入力し、「no pwnage found!」であれば漏洩がないということがわかるそうだ。「Oh no pwned!」であると、過去に漏洩があり、画面下部に漏洩したサービスや時期、詳細情報などが表示されるとのことである。
アカウントについては、GoogleのパスワードマネージャーやGmailなどでの「登録完了」、「お客様番号」などの検索欄で探すという手段があるとのこと。使用していないアカウントは削除するのが望ましいだろう。
早慶MARCH大激変 「大学序列」の最前線
2024/05/07 21:51
大学業界としてではなく個別事例すぎる
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経営者は大学で企業を手伝ってもらっているのではなく、個々人の力で行っているものであり、全体を考える上で、一人一人紹介することは無意味であろう。本来、本書のようなタイトルであれば、大学の出口(就職や資格など)であったり財務状況であったり、ブランド力(金銭換算するのは難しいにしてもやり方によっては可能である)であったりを紹介することを期待する。しかし、経済的な観点でなく、ウクライナ問題に対する対応であるなど思想的なことに注目しすぎている。企業もCSRが大切であるとは言われているが、企業を本当の意味で評価するときはやはり利益がどれだけ出せているかという点であり、CSRなどはその過程である。その方が儲かるから社会的に意義のあることをしていると主張するのだろう。そう言った意味で、本書はあまり参考にならないのではないかと感じた。
Google Pixel 3a/3a XLスマートガイド
2024/05/04 21:41
説明書
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スマホを購入しても説明書は付属していないだろう。本書のような本が説明書の役割を担っていると感じる。写真の撮り方といった日常のスマホの使い方からAPNの設定などの初期設定まで記載されている。
日経 PC 21 (ピーシーニジュウイチ) 2023年 10月号 [雑誌]
2024/05/04 17:14
今すぐ削除せよ! 危険&迷惑アプリ
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ウイルス対策ソフトは、MicrsoftDefenderがあればよいはずである。しかし、PCを購入するとなぜかMcafeeの体験版がついていて、MicrosoftDefenderがOFFの状態となっている。今となってはMcafee自体がウイルスソフトのような存在であり、これを削除してMicrosoftDefenderをONにする操作をしないと、Mcafeeの期限切れ後は危険な状態となってしまう。
マカフィー・個人向け製品専用削除ツール(MCPR.exe)があるようなので、これで削除するしかないだろう。
日経 PC 21 (ピーシーニジュウイチ) 2023年 07月号 [雑誌]
2024/05/03 11:05
Windowsの裏メニュー
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他のPCを2代目のディスプレイにするという機能は初めて耳にした。Miracaastという、Wi-Fi経由で画面を送受信する機能とのこと。2代目PCにおいて設定のシステムで「このPCへのプロジェクション」をクリックし、「オプション機能」をクリックして、「ワイヤレスディスプレイ」にチェックを入れ、1代目ではWindowsキーとKキーを押すとディスプレイ一覧が開くため、そこから2代目PCを選択するのだそうだ。
Office付きPCは割高である。そもそも互換ソフトでは足りないのだろうか。家電量販店ではOffice付きばかりが売られているが、だから割高に感じるのだろう。
日経 PC 21 (ピーシーニジュウイチ) 2023年 06月号 [雑誌]
2024/05/03 10:56
PCスペックの目利きになる
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あまり低性能なPCを購入してしまうと、使用していてイライラすることになるだろう。格安PCの購入には気を付けなくてはならない。
画面の大きさは用途によるので一概に14インチを薦めることはできないだろう。小さい画面のPCは持ち運びに便利であるが、モニターに接続しないと家で使用するには不便ではないか。アスペクト比が16:9よりも16:10の方がPCに向いているとの主張には同意する。
CPUについては、Intelでは12世代で確実に性能upがあった。型番がHとPやUでは性能さがあるのは昔からである。そこまで注意してCPUを見なくてはならないだろう。GPUに関してはCPU内蔵の「IrisXeグラフィックス」が優秀なので、これで充分である。Intelのサイトに遊べるゲームが掲載されているとのことである。
メモリーが16GBと8GBで選択という形がまずいだろう。もはや8GBのメモリーではメモリー不足に悩むことになるのが明らかであり、最低限16GB必要であるし、16GBでも少し重い作業をしただけでメモリー不足となる。本来であれば32GBあった方が良いと主張すべきで、16GBと32GBを比較すべきだ。8GBが選択肢にあること自体がおかしなことであろう。ストレージはさすがにSSDとHDDを比較するということはなく、SSDを前提としているようだ。もちろん外付けはHDDで大量のデータを保存することもあろう。
インターフェースはType-Cが重要である。Type-Aも含めて、USB端子の数が不足することが多いように思う。他の端子は不要と思うので(HDMIも最早USBのType-Cであれば映像出力できるであろうし、必要ならハブで追加すればよいだろう。SDなどはCFexpressよりも遅く、今後廃れていくのではないかと思われるし、PCのSDスロットはUHS-Iで遅いので不要である。)、とにかくUSBの端子を増加させてほしいと思っている。
ディスプレイは本誌の主張通り、16:9だと横長すぎて不便に思う場面が多い。映像作品を視聴する用途であれば、16:9が良いのであろうが、その他の場面では縦が短すぎて、特にWebを見るには不適である。WordやExcelの使用でも横長すぎる。16:10やもっと比率を変えて3:2の方が便利だ。3:2はかなりPC向きに思う。14インチよりも16インチの方が画面が大きく、ありがたいところだ。
WiFiは6GHzが追加されたようだ。ただし、2.4GHzが障害物に強く、数字が大きいほど直進性が高いので、そういった面では注意が必要である。
眼鏡生活から卒業できる最新・白内障治療 質の高い見え方をかなえる手術法と眼内レンズの選び方
2024/04/10 07:56
白内障治療
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白内障だからと急いで手術するのでなく、納得してからすべきという考え方は共感できる。あまりに進行してからでは手術の難易度が上がるようではあるが、急いで手術する必要はないというのは安心である。
モノヴィジョン法がどのくらい有効なものであるかはわからないが、それまでの生活によって眼鏡がどれほど煩わしいものであるかは変わってくる。本書の主張通り、それまで眼鏡を使っていなかった人にとっては眼鏡は面倒であろうし、眼鏡をずっと使ってきた人には顔の一部といえるくらいで眼鏡生活を不便とは感じにくいだろう。今後のライフスタイルだけでなく、これまでの生活も参考にすべきだろう。
自身の置かれた状況が本書に記載されていれば、かなり参考になるのではないか。
ビジュアルでわかる船と海運のはなし 新訂 増補2訂版
2024/04/01 22:11
学術的
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歴史の話であったりなど、学術的とは違うのかもしれないが、そういった類に近いものを感じる。現在の海運の状況を知るという目的ではなく、船と海運全般に関して、研究者目線でどうかということを知る本であると思う。
トラックドライバーの不足が叫ばれる中、船の輸送を増やすことはできないのだろうかと思っている。ドライバーの不足ばかりが報じられ、航空や鉄道は見直されても、あまり船にスポットが当たらない。しかし、航空運賃は高く、鉄道は災害による不通や廃線の問題がある。船をもっと利用したらよいのにと思っている。さらに、船を利用する際には、フェリーがまず挙げられ、これはドライバーを拘束するものであるため、根本的に解決しないものだと感じる。RO-RO船を内航船の主力として、もっと活用できないかと思うのだが、そういった話はあまりされないのが不思議である。本書にはその答えが見つからなかったのが残念である。やはり、海運は外航船が主体で、内航船はあまり注目されないようだ。
本書は、内航海運全体の概要については、森隆行編著の『内航海運』を薦めている。
白内障治療Q&A 年間2000件の白内障手術を手掛けるスゴ腕ドクター佐藤香院長の 増補改訂版
2024/04/01 21:39
色々な意見を参照するべき
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意思によって意見も異なるであろうし、ポジショントークもないとはいえないだろう。よって、様々な意見を参考にすべきで、本書も一つの意見として考えるべきであろう。
白内障治療は進化するスピードが早いように思う。かつて良いと思われていたレンズよりも良いレンズが登場するなどもしばしばだ。一方で、本書の記載にもあるが、人によりニーズが異なるので、人により最適なレンズは異なる。様々な選択肢がある中で、どれが最も自分に適しているのかを慎重に考える必要があるといえる。
本書で気になった点は2つ。まずは、白内障治療をとにかく早くやるべきとしているが、これは本当だろうか。まだ白内障の初期であれば、進行をできるだけ遅くし、レンズの進化を待つ方が適しているのではないかとも思えるが、それについての言及がない。多焦点レンズの治療が先進医療から外れる際、安いからと慌てて多焦点レンズを入れた人達が後悔したという話も聞いたことがあるが、これは軽い虫歯なのにキャンペーンで安いからとインプラントにしてしまうようなものではないかと例えられる。急ぐ必要があるかは慎重に考えるべきで、その点の説明がないのはいかがか。もう一つは、多焦点レンズのデメリットが語られていないことだ。ほとんどないといった論調であるが、単焦点レンズの方が、くっきり見えるという意見もある。その点についての説明がなく、多焦点レンズのデメリットがどれだけ抑えられたレンズがあるのかといった細かな多焦点レンズの説明をするのには、この部分に触れる必要があると思うが、そういった説明をすると多焦点レンズにネガティブな印象を与えてしまうことを危惧したのではないかと勘繰ってしまう。そういった意味で、本書はポジショントークという点を加味して読むべきではないかと思える。