まきまきさんのレビュー一覧
投稿者:まきまき
2016/01/06 02:04
もう、タイトルどおり(笑)
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
夜の闇にたたずむ古城に棲まうは、真祖にして無敵の吸血鬼・ドラルク!
・・・のはずが、実はとんだヘタレで、ちょっとした衝撃ですぐに砂に還ってしまう。死にすぎだよ!(笑)
知らずに退治しに来たヴァンパイアハンター・ロナルドもビックリ☆
「リセットボタンみてーに死んでんじゃねー!」とか、「カナブンみてーな死に方してるからだろ」とか、おっしゃるとおり(笑)
なんやかんやあって、何故かロナルドの吸血鬼退治事務所(@新横浜)に居候することになったドラルクとのドタバタギャグ☆テンポよくておっかしいです(笑)
アルマジロのジョンがかわいい・・・特にハラ側(笑)
電子書籍で買ったので、ジョンのいるコマを見つけては拡大しています(笑)
2016/06/15 21:43
ゆるいエジプト神とエジプト民の日常。
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
エジプト神話の神々の、ゆるゆる4コマ漫画。
なんとも素ボケでそこはかとなくじじむさい、ハヤブサの頭の太陽神ラー。
そんなラーの世話がときどき面倒くさい、トキの姿のトト。
神殿を改装してみたり、うっかり日食がおこっちゃったり、夏休みだったり。
いたって表情のない2神が、だんだん表情豊かに見えてくる不思議(笑)
トトがとまっているヘジュウルほか、ときどき人型の神がいるけれど、それ以外の登場人物は、あのエジプト壁画なビジュアル。もうそれだけでもおかしい(笑)
ゆるいんだけど、ミイラの作り方とか、ナイル川の氾濫とか、意外に古代エジプトの知識が身につきます(笑)
2016/05/05 22:54
かわいくて面白い!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
天国にある『音楽の都(ウィーン)』には、偉大な音楽家たちが集まる・・・
「楽聖」ベートーヴェンを中心に、ひと癖もふた癖もある大音楽家たちが繰り広げるてんやわんや(笑)
なにしろ天国なので、時代も国も跳び越えてコミュニケーションしているところが楽しい♪
ゆるいコメディと思いきや、ちゃんと音楽の歴史や曲の知識が盛り込まれているぞ!
それにしても、たぶん音楽家に限らず芸術家はみんなそうかもしれないけど、偉大な音楽家ってネタの宝庫だな!面白すぎる!!(笑)
ラヴェルとドビュッシーの腐れ縁とか、人使いのうまいシューベルトさんとか、スターなリストさんとか、きりがない(笑)
1巻て書いてないけど・・・2巻も出るといいな!
2016/02/24 22:23
完結してしまった・・・
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
内気な物理学科の生徒の恋を通して、物理学科あるあるやトンデモ実験、過去の物理学者や数学者のトンデモエピソードなどを紹介する、為になるギャグ漫画。
面白かったのに、完結ししちゃったよ〜。さみしい!!
飯島さんへの想いを綴った論文とか、異次元な小学生とか、今巻も面白すぎる!!
できれば、蛇蔵さんのこのノリで、もっとたくさんの偉人の面白(トンデモ)エピソードを読みたかった!!
2016/02/23 17:22
マンガ青年の、手塚先生へのレクイエム
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
『釣りキチ三平』で知られる矢口高雄が、巨匠手塚治虫の訃報に接して、彼自身のマンガとの出会いを通して手塚作品への愛を綴ったコミックエッセイ。
戦後、雪深い秋田に育った矢口少年が接することのできるマンガは数少なかった。その限られた環境の中で、少年はある日、斬新で科学的、スマートで上品な作品に出会う。青天の霹靂とも呼ぶべき出会い。そのマンガの作者・手塚治虫に夢中になった少年は、やがて自らもマンガ家への道を踏み出す・・・
日本の戦後の復興期であり、マンガの黎明期に少年時代を過ごした筆者のエピソードは、実に興味深く読み応えがある。筆者の作品にも多く描かれる、自然豊かな農村の生活風景もみずみずしい。
何より、手塚作品への敬愛が横溢していて、微笑ましく共感できる。
手塚作品、矢口作品、そしてマンガを愛する人に読んで欲しい、愛に満ちた自伝エッセイ。
2015/11/17 21:14
史実のはず・・・なのに、おかしい(笑)
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
信長の忍などで気になっていましたが、読んだことはなかった作者さん。
今回は伊達政宗ということで、読んでみたらめちゃくちゃ面白かった(笑)
どSな教育係・片倉小十郎と、なんやかや鍛えられてすっかり逞しくなった伊達政宗を中心に、乳母バカの喜多や、親バカ・夫バカの輝宗、腹に一物あるけど憎めない義姫、初々しい妻・愛姫など、周辺の皆さんとのコミカルな4コマ。
エピソードはかなり史実どおりのはずなんだけど〜、人物のキャラ付けがこうなるだけで、こんなに笑えるとは(笑)
続きが楽しみ!(^_^)
2015/09/20 13:45
男装の女王の物語
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
古代エジプトで唯一の女性のファラオ、ハトシェプストの物語。
第1巻はまだまだイントロダクションで、王位継承権はあるものの即位する資格を持たない女性という性に懊悩するハトシェプストの若き日が綴られる。
エジプトを愛し、正当なる継承権を持ちながら、女性ゆえに王「妃」となるしかなく、臣下にも軽視される。
2巻以降、ハトシェプストはいかに現状を打破していくのか?!
王宮内に味方ができたけれども、一方、なにか企んでる風のキャラクターもチラ見えしていて、先が気になる。
物語のおわり
2017/07/31 22:22
爽やかな読後感
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
巻頭の未完の小説が、さまざまな人の手から手へと渡されていく。
読者は自分の境遇とひきくらべながらそれぞれの登場人物に共感し、その物語の終わりを自分なりに考えてみる・・・
受け手の数だけ物語があるとはよく言ったもので、同じ物語を読んでも想像する結末は千差万別で、なるほどこういう立場の人ならこう思うんだなあ、と興味深い。
どんな結末を考えた人も、自分は前向きに一歩踏み出す選択をする終わり方になっていて、みんな応援したくなる。
巻頭の物語にも素敵な結末がついて、とても爽やかな一冊。
ナポレオンを創った女たち
2016/06/15 21:51
「人間」ナポレオンの横顔
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ナポレオンといえば、軍事や政治について語る本が多いなか、彼の女性観・女性との関りに主眼を置いているのが面白い。
ジョゼフィーヌとマリー・ルイーズについてはよく語られるが、母のレティツィアについては初めて知った。ナポレオンの外見はお母さん似だったとか。
「革命期の女性」の章は、同じ著者の「物語フランス革命」とかなり被っているが、やむなしか。
コルシカの無骨者というイメージだったナポレオンの、夢見がちでロマンチックな文学青年な一面が見られて微笑ましい。
バックストリートガールズ 1 ゴクドルズ (ヤンマガKC)
2016/02/06 14:32
ラブラブピョンピョンピョン!!
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犬金組の三下ヤクザ、兄貴肌の健太郎・クールなリョウ・天然なカズの3人は、ある失敗の責任を取るべく、組長から二者択一を迫られる。
すなわち、臓器はじめ五体を売りさばかれるか・・・
・・・全身整形&性転換して、アイドルになるか!!!
カワイく変身した極道どもが、まさかまさかの大人気?!
極道の心意気は捨てたくないけど、アイドルプロデュースにノリノリな鬼の組長に脅かされながら、今日もラブラブピョンピョン!!
アホ面白すぎるwww 正直、こんなに笑えると思わなかったwww
組長のみならず、本人たちのアイドル感も昭和な感じなのがまたなんとも(笑)
2015/09/05 02:09
面白い!
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以前から評判がよくて気になっていた『火ノ丸相撲』、1巻無料キャンペーンで試しに読んでみたら、まんまとハマりました。面白い!
相撲は、世界でも数少ない「無差別級」の格闘技・・・言われて初めて気が付きました。確かに、体重別になってないですね。
ならば当然、体格のよい選手が有利なところ、152センチ(私より小さい!)の身体で、高校相撲の頂点を目指す主人公・潮火ノ丸。
特徴的なのは、スポーツものによくある「素人が、好奇心と純粋さと努力で思いがけない成長していく」という話「ではない」ところでしょうか。
なにしろ、主人公はバリバリ経験者。すでに試練にまみれて、そこから再び頂点に駆け上がろうとする物語です。すでに厳しさも知っている、努力もしている、そこからなお、なおも、命を削るようにして進んでいく茨の道ーーー
体格という、自力ではどうしようもない不利を抱えつつ、倦まず、腐らず、ひたすらに頂点を目指して努力する、その姿はたまらなくカッコいい。
個性的な仲間たちと、魅力的なライバルたちに囲まれて、火ノ丸が向かう先には何があるのかーーー見届けずにはいられない。
異世界居酒屋「のぶ」 しのぶと大将の古都ごはん
2017/07/10 22:23
異次元居酒屋「のぶ」サイドメニュー
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ヤングエース版コミカライズ3巻までを読んだあとに読んだので、本編前後のこぼれ話として興味深く楽しめました。ほのぼの日常。
レビューなどで外伝だということを知ってから読んだのですが、店頭で見ただけだと分からないですね。この本から入ってしまうと、面白さが伝わり切らなくって勿体無いので、小説でもコミックでも、本編を読んでから楽しまれるとよいと思います。
コロッとした絵がほのぼのしてかわいい♪
それにしても、ベルトホルトさんとヘルミーナさんて、そんな年の差カップルだったんだ・・・(笑)
シートン探偵記
2017/03/15 22:32
面白い!
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ご存じ、シートン動物記・・・ではなく、シートン(探偵)動物記☆
確かに、かすかな痕跡から動物たちの生態をつきとめる観察眼は、名探偵の重要な資質。そこを結びつけた筆者の炯眼に喝采したい!
たくみな人物造形と語り口で、実際の動物記に混ざっていても分からないかも〜。
ナチュラリスト・シートンの生き方もしっかり描かれていて、動物記を好きな人はもちろん、動物記を読んだことがない人にも、ぜひ読んでみて欲しい!!
2016/05/05 23:13
衰えないギャグパワー☆
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待ってました!すぐ死ぬ吸血鬼、第二弾。
野菜が吸血鬼化したり、とんでもない新キャラが登場したり、1巻のあのキャラが再登場したり、相変わらずテンポの良いギャグで思わず噴き出すww
特に16死は、シリアスなオープニングでマジメな話か?!と思いきや、とんでもなかったwww
それにしてもヒナちゃん、唯一の良識人キャラかと思っていたら、すっかりおかしなキャラになってますね。かわいい・・・(笑)
そして、ジョンが相変わらずけなげ(涙)
引き続き半田くんの活躍に期待したいwww
どうでもいいけど、2巻はロナルドの私服が出て新鮮ですね。
噓解きレトリック 6 (花とゆめCOMICS)
2016/02/27 14:29
鹿乃子ちゃん、がんばるの巻
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冤罪をきせられてしまった祝先生の無実を晴らすべく、鹿乃子ちゃんががんばる回。
実原家の事件で登場したミステリアスなキャラ、史郎さん再登場。
しかし、彼に関する謎は深まるばかり。
祝先生の家庭の事情もチラ見えしてきたけど、やっぱり謎は謎のまま。
知りたいような、でも長く続いて欲しい作品だから、まだまだ知りたくないような!
同時収録の1話完結ものは、馨さんに婚約話が?!
馨さんの話は、毎度いい男すぎて泣けます・・・!
そして今巻も、レトロモダンな服装や建物が素敵です!
カラー画集とか出して欲しいです。
裏表紙の鹿乃子ちゃんの着物も可愛い可愛い!!