ささやきさんのレビュー一覧
投稿者:ささやき
2017/12/12 01:17
切なくてあったかくて
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妹のカテキョとして現れたのは、かつての後輩・要祐。覚えてもいなかった郁央だったが、要祐は先輩・郁央をずっと想い続けていた。
無口だけど、一途な要祐に、キュンキュンします。真っ直ぐな妹の、揺れる想いや兄との板挟みも良いスパイスで、この子に支えられて要祐へと向かう郁央に、切なくてあったかいきもちになります。
お互いがお互いを思いやる気持ちからのすれ違い。ツーアウト満塁からの逆転サヨナラなるか、是非是非見守ってください。
2017/08/08 23:45
イタくて切ないけどあったかい
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先に、弓くんの相手のかんちゃんの話を読んでいて、この痛みの根っこにあるものを知りたいと思い、購入しました。流血はあるし、切ないし、どう回収して行ったら良いのか、どこへ向かっていけば良いのか、登場人物それぞれに寄り添う読み手のこちらまでシクシクいたみます。読み応えのある作品です。
2017/11/08 00:58
ツンデレが愛しい
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高校の部活、好みの後輩、でも痛い振り方をしたあの日。社会人になって突然再会したその後輩が、グイグイ迫って来た!どうする、オレ?
エロ満載だし、絵が綺麗なのと、気持ちがきちんと付いて来ているので、こじらせっぷりにズギュンと来るのです。
何度も読み返しています。
2017/11/05 00:53
『この人』が好き、を受け入れて
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誰でもない、この人が好き!と思えるようになれるまでの過程を丁寧に描いた作品です。
元カノとの思い出の部屋に新しく入居したのがその弟かつ部下の『鈴木太郎』、一見安易な設定ですが、ここにあちこちしっかり仕掛けがあるので、ぶれることなく最後まで読ませます。
絵も上手だし、内容もしっかりしているので、じっくり読んで欲しい本です。
2017/10/10 19:54
ロボコン×BL、有りだね!
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昔っからロボコンは毎年観てますが、ちゃんと高専ロボコンの熱さと楽しさを満喫できた上でのBLだったので、めっちゃ満足です!ロボットの設定も、普通の高校生レベルでは無しだけど、高専生ならもしかしたら有りかな、というギリギリの線をちゃんと出してきてたのが良かったです!BLパートは少なめだけど、個人的にはこれ以上は増やしてもらわなくて良いです。
2017/09/23 00:17
賭けるのは恋
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「好き」を賭けにしてしまったがために、本当の想いの探り合いになってしまったリーマン同士の駆け引きが切ないのです。
他人の評価はどうあれ、私の一番お気に入りの作品です!
2017/07/30 22:06
日持ちするサラダだ!
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笠原さんのこの言葉に、ストンと落ちた気がしました。漬け物って、確かにそうですよね!元々、日持ちする煮物目当てと、テレビで拝見したお惣菜の美味しさに、コレは他のも食べて見たいと思ったのがきっかけだったのですが、ぬか漬けしかしなかったお漬け物、これを見て作るようになりました。もちろん、日持ちするお惣菜が他にもいろいろあるので、おトクな本だと思います。
2017/02/09 10:55
そんな悩み〜〜
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問題点はこんなところにも的な短編です。ネコ同士なんて、そんな悩みがあったのね!ウジウジしながらケンカしながら着地点を探る2人。解決策はそこですか!ってなお話です。絵も綺麗ですし、なかなか良かったですよ。
2017/01/16 11:01
一途な恋は、「男の娘」に・・・
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幼馴染を好きな気持ちはどこに向かうのか?ずっと見てきたからこそ見つけた自分なりの着地点。男の娘には理由があるんです。可愛い女の子の背中がさりげなくがっちり男の子体型であることが、なんだかこっちまで切ないのです。
2016/12/27 00:30
可愛い系に萌えます
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ラジオのリスナーさんが、めちゃめちゃ可愛い系ど真ん中男子だったら?パーソナリティとのもどかしい、でも愛おしい物語。
2020/10/18 00:58
紡ぎ方が絶妙
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いつも思う。凪良ゆうは、話の紡ぎ方が絶妙だ。そして、心の動きが人と違う人物の描写も。主人公の歪な人格と行動に、驚きと不安でいっぱいになる。そんな物語の始まりは、話の進行中もずっと暗い影を落とし続ける。着地点は闇に隠れたまま。強引な結末を好まないなら、もう主人公に幸せな結末は想像できない。ところがそこから、ストーリーテラー凪良ゆうの絶妙な展開が始まる。ネタバレできないので曖昧なレビューになってしまい、申し訳ないが、主人公に寄り添い切れない我々読み手との距離感を受け入れてしまえば、物語の本筋と共に、主人公に寄り添う過程をも楽しむことができるだろう。
2017/11/24 00:40
前の恋におびえる
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続刊だそうですが、私はここから入って満喫しました。
加瀬が恋に臆病になるのは、きっとこんな感じで前の恋が終わったっていうのが、何となくわかるようになってるので、あとは、想像で補いました。というか、他のレビューを拝見して、こっちだけ読みたいと思ってしまったというか。
愛に臆病で、でも愛に飢えた人々の、切なくて優しい話です。
お菓子の家というタイトルが、2重3重に効いています。
何度も読み返しています。
チューブ生姜適量ではなくて1cmがいい人の 理系の料理【無料お試し版】ザ・レシピ
2017/07/30 00:39
本編入手!
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試し読みで十分すごいと思ったけど、やっぱり本編スゴイです!主婦になっちゃうと、否応なしに降りかかってくる「適量」「適当」という魔の言葉。大体こんなもんかな〜と思いつつ、やったことがないので迷っているうちに焦がしたり落としたり。試行錯誤で今に至ってはいますが、やはり最初に「適当ってこういうことだ」「適量とはこの量だ」を知っておくのが早道なんだと思います。これから料理を始めようとする方はもちろんですが、もうすでに始めている方、本当の適当・適量を、この本で確かめながら、いつものごはんを作ってみてはいかがでしょうか?「合ってるじゃん」と思えればそれで良し、中には「え!?こんなに多かった(少なかった)の!?」と、物差し片手にショックを受ける、私のような方がいらっしゃるのではないかと思います。何より自分勝手に、正に「適当に」飛ばしてた、行間の諸々が丁寧に書かれてあるので、台所でどう動いたらこうなるのかがわかると思います。
プラハの春 下
2017/06/14 01:00
プラハがこんなに愛おしい
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プラハを旅してから読んだせいか、この街に潜む痛々しい記憶と激流に巻き込まれた恋人達の想いが、風景と相まって胸に突き刺さりました。
生温い訳ありませんから下巻は覚悟して読んでください。最後のページを閉じた時に、収拾がつかないほど想いが溢れて来ます。でも、この着地点を堪能するために、堀江やカテリーナと共に険しい道程を進んで来たのだと思える筈です。