トモヤンさんのレビュー一覧
投稿者:トモヤン
黄砂の籠城 上
2017/05/26 09:09
感動
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
歴史が好きで結構知ってる事が多いのに全く知らなかった事実が書かれてて感動しました。こんなことがあったなんて日本人でも知らない人が多いのでは?
和歌山沖の難破船の話なども映画化されて一般に広まったので、この作品も是非映画化すべきだと思う。読み応え抜群の作品です。
光秀の定理
2017/01/18 08:54
新境地
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
今までの垣根さんの小説とは全く違う凄みを感じる小説です。まさか、時代小説を書くとは!そして内容がこれまた今までの明智光秀という人間を描いた小説の中では異色で、自分が不思議と感じていた本能寺の変の新しい解釈をもたらしてくれた小説です。
アンマーとぼくら
2020/12/03 11:10
有川さんらしいファンタジー
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
沖縄が舞台で、ファンタジーな話。主人公の回想で話が進み、最後で思わぬ展開が待っている本当に面白い小説です。書きたいことがいっぱいありますが、読まないと本当にもったいないです。
やがて、警官は微睡る
2016/02/29 08:47
待ちに待ったで
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
口下手でこわもての武本としゃべりだしたら止まらない潮崎の名コンビの警察小説。本格的な内容なのに肩が凝らない感じでテンポ良くするすると読めてしまう日明恩ワールド全開の小説だ。前作から8年ぐらい出てなかったと思うがやっと続きが読めるとむさぼるように読んでしまいあっという間に読破してしまった。
こんな警察官が本当に居てたらどんなにいいだろうとつくづく思ってしまう。
是非読んで見てください。
グリーン・グリーン 1
2017/03/31 08:45
ほのぼの
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失恋でぽっかりと心に穴が開いた主人公を救ったのがなんとおにぎり。その美味しさからその土地の農業高校の新任教師になり自分を段々と取り戻していく物語。
みんな、あたたかくてほのぼのする話です。読み終わった時に、是非続きを書いてほしいと思ってしまいますよ。
あきない世傳金と銀 3 奔流篇
2017/02/27 13:12
知識と知恵
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待ちに待った続編。五代目の嫁になり自分ができることを一生懸命がんばる幸に色々な試練が待ち受ける。しかし、前の番頭に教えてもらった知識と知恵で乗り切りどんどん商売にのめりこんでいく幸を周りもささえ、左前だった店を盛り返していきおもしろいようにうまくいってた時に、最大の試練がまた襲い掛かる。どうんもりこえていくのかは次回作に持越し。読み応え抜群で次回が待ち遠しいです。
氷の秒針
2017/01/18 08:57
すごい!
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この重たいテーマを取り上げる勇気を素晴らしく思います。そして、犯罪にまきこまれ被害者となりその後の人生を狂わされた人々の葛藤を見事に書き上げている小説でズシンと心に残りました。
人魚の眠る家
2016/02/04 15:31
親ごころ
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自分がこの立場に立った時どうするだろうかと考えさせられる作品だ。
正直、お金があるから可能だがそれを差し引いても母親はこうなるのだろう。
臓器移植を待ってる人たちのことを考えればうかつなことは言えないが。なかなか描けないことだと思う。
生きるぼくら
2021/07/15 10:49
重いテーマをここまで清々しく書けるのって天才です。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
中学、高校といじめにあい、そのせいで不登校となり高校も中退しそのまま引きこもりとなった青年の成長する物語。
母親が引きこもりの子供(といっても二十歳は過ぎてる)を置いて家を出ていき
始めて母親にどれだけ依存し甘えそして迷惑をかけてきたかを知った主人公が母親が置いていった数枚の年賀状とわずかなお金を持って長野の田舎にいるおばあちゃんに会いに行き、そこでの生活で働くことの大切さや人との接し方、また人の温かみを肌で感じて成長していき、その後おばあちゃんの痴呆が進みいろいろな苦難を乗り越えていく物語が粛々と描かれている作品です。
本日は、お日柄もよく
2021/07/15 10:41
言葉の力
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結婚式の披露宴から物語が始まり、あまりにも退屈なスピーチに居眠りをしてしまい、スープに顔を突っ込んでしまうというハプニングからテンポよく話は進み、スピーチの原案を作る仕事に出会い成長していく物語です。
普通のOLが言葉の魔力に魅了されその仕事にのめりこんでいき、成長していく姿はすごく応援したくなる感じで、テンポよく読み進めることが出来ます。
本当におすすめです。
ヒトラーの試写室
2018/05/31 10:40
この視点はすごい
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映画という娯楽を戦争時には自国が強い事や国民を戦争に行かそうという事に使っていたというのはびっくりしました。考えてみれば現代でも007やミッションインポッシブルなどでもロシアが悪者でアメリカが正義みたいに描かれていることを思えば納得です。ウルトラマンなどで有名な円谷さんが世界に認められてるのはすごいと思いました
ここからはじまる 父と息子のサッカーノート
2018/05/31 10:34
親子のむずかしさ
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自分も子供を2人育てたので、どっぷりと物語に浸ることができました。
スポーツを教えることの難しさや仕事との兼ね合いなど本当に面白かったです。子供の成長を感じ、また父親として自分も成長しなければと奮闘する主人公の姿や上司の説教などぐっとくるところがちりばめられていてよかったです。
総理の夫
2017/05/26 09:12
女性総理最高
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こんな議員が本当に居てくれたら日本ももっといい国になるだろうと思う。
爽快感があり、日記調で読みやすい小説です。
ハルさん
2017/02/09 13:12
泣ける
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少し頼りないはるさん。母親が早逝したせいでちょっとしっかりもののふうちゃんのなんとも心温まる小説。がみがみ言いながら子育てをしてしまった自分と全く正反対の感じで大丈夫かいなと思いながら読み進み、あげくにはラストでジーンときてまいったと思わされました。ほっこりしたいなら是非おすすめです。
ゼツメツ少年
2016/07/07 08:55
悲しいけど・・・
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悲しいけど日常にありふれているいじめの問題をここまでリアルに描くとは。学校の中、友達、同級生からのいじめだけではなく家庭の中の親からしてみれば悪気はなくいじめとは思ってない事でも子供からすれば死ぬほどつらい事に感じてしまう事すなわちおやからのいじめというのもあるんだと知り、怖いなと思った。
そんな難しい事をしっかり書き読者に考えさせ1人1人だす答えは違うと思うけどしっかりむきあわせるところが重松さんのすごいところだと思いました。
是非、大人に読んでほしい小説です。