トオルちゃんさんのレビュー一覧
投稿者:トオルちゃん
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2019/05/02 15:49
よくできた入門書
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初心者ののためのに、マンガで説明している本は多いが、それがうまくいってることは案外少ない。他のカメラ入門書と比べてみてほしい。わかりきってる人が、全くわかんない人に説明するのってほんと難しい。
ハピネス
2016/03/30 00:11
ママ友たちの現代版「細雪」
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タワマンに集まるセレブなママ友たちの話題は「子育て」。谷崎潤一郎の名作「細雪」では「お見合い」を話題に物語は進んでいくのだが、桐野夏生の現代版「細雪」は、子供の「お受験」をめぐっての駆け引きが物語の肝になって展開してゆく。「不倫」も、もちろんあり。というわけで、取り上げている内容は平凡?いやそうではない。女たちの見栄の張り合い、の心理描写にはただならぬリアリティーを感じる。
遠い山なみの光
2016/02/12 00:38
初めに戻って、また読み返したくなる
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「私を離さないで」を読んでから、カズオ・イシグロの世界にはまってしまいました。読み終わってから、また最初から読み返したくなる。推理小説ではないのに、不思議です。読む前と、ものの見方というか、世界観が変わってしまったような気がします。戦後の日本の人々が、どんな希望、あるいは絶望を抱いていたのか、ほんとのところを知りたいと思いました。もう80才以上の人が、この小説を読んだら、どんな感想を持たれるでしょうか?
小説8050
2021/06/14 16:38
父と息子の対決
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引きこもりの息子を救い出すのは、父親。母親や姉といった女たちは、対決の舞台から、
姿を消していく。話を分かりやすくするためか、と思ってしまう。それとも、悪いのは男優位の社会だからさ、男同士で「落とし前」をつけな…と、著者林真理子さんは、本当は言いたかったのか。そこのところが、気になります。
インドラネット
2021/06/14 16:26
元ネタは、あの…
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元ネタは、あの映画の原作となったコンラッドの名作。途中で気付いたけど、最後まで面白く読みました。現代に当てはめて、状況がしっくりくるのは、さすがの桐野夏生さん。本歌取りこそ、和歌の、いや文学の本道。ヒロシマ、モナムールは日本題名「24時間の情事」ですね。映画ファンには、うれしい一冊。
抱く女
2019/05/03 11:12
今の女性の考えてる事
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女の人の考えてる事って、わからない。60才になったおっさんが、こんなこと言っても、
どうよ!って、ドン引きされるだけなのだが。でもこの本読んだら、ヒロインは僕と同じ世代、むしろ少し年上だった。男は自分が女の子だったら・・・と思って、善悪を判断して
います。ナンセンス、って桐野さんと言われているようです。
2018/02/07 20:36
元気でなにより。
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90歳になって、これだけ愚痴や文句が言えるのは、元気だからこそ。今の若い人の考え方は、少しおかしいね。みんな元気がないからだよ。
2016/05/30 15:49
まるでヒッチコック映画。
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地獄の謎を追いつ、敵に追われつ、のサスペンス。前半でほぼ、ネタバレかと思わせて最後のどんでん返し。この謎マクガフィンだったのか?小説に登場する名所旧跡や絵画の画像が収録されたヴィジュアル愛憎版を電子書籍で読めたので、値段は高かったけど、絵画など拡大して見ることができて、最後まで楽しんで読めました。★はこのために一つ追加しました。映画見なくていいか。
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