透子さんのレビュー一覧
投稿者:透子

転生王女は今日も旗を叩き折る 1
2016/04/30 19:46
ネット掲載時からのファンでした。
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
何度も読み返していたものですが、出版時には加筆するとの話に、迷わず買いました。書店で本を見つけられずに検索機とある筈の場所を何度も行き来する姿は、後で考えれば、さぞかし不審だったことでしょう。あの時居合わせた他のお客様、その節は済みませんでした。
さて、内容ですが、元日本人女性が転生して、ここが嘗てプレイした乙女ゲームに酷似した世界であることに気付いたことから話は始まります。
普通なら喜ぶところが、そのゲームの攻略対象はそろいもそろって問題ありでした。しかし、サブキャラが非常に魅力的だったため、平和に過ごせる未来、そして憧れの近衛騎士団長(サブキャラ)に出会う日の為に、頑張ることを決意します。
そして、主人公の王女ローゼマリーの行動によって、攻略対象達ばかりか、サブキャラ達まで変わっていきます。
主人公の好ましい人柄ばかりではなく、彼らの変化と溺愛ぶりが心地よくで愛読するようになりましたが、書籍化にあたり加筆された他者目線の話が意外性もあって面白かったです。特に第一王子と近衛騎士団長の掛け合いはにやけてしまうのをとめられませんでした。いつか団長目線の話も読みたいものです。……人目のないところで。
2016/10/06 19:10
選択の先が気になる
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ドラマは欠かさず見ていましたが、ドラマと違う設定に慌てて頁を進めました。
スタートが違うということはラストも変わるよね、と。
それでも、タイムパラドックスへの恐れと医者としての理念という相反する感情に苦しむ姿は変わらず、読み手にまで痛みを伝えてきます。
この先どう展開するのか先が気になる第1巻でした。
2021/04/27 22:32
突っ込まずにはいられない周囲の人々w
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
執務室から一瞬にして見知らぬ街に転移したリゼル。
慌てず騒がず休暇気分で冒険者暮らしを満喫する。
見込んだ相手を振り回しながら……
気付いたら忠誠心を刷り込まれているハイスペックイケメンたちw
そこまで依存させておいて帰るときどうするのか、とても気になります。
可能であれば、あっさりついていきそうな人たちが若干名いるのでw
ウェブ投稿時と細かいところが色々と変わってますが、その中でもギルド登録時のやり取りは秀逸ですね。
どれだけ信じられないのかとw
囲い込みたい現地貴族の動向が少々気になりますが、残された人々の悲哀はものすごく気になりますが、空気を読む迷宮とか遊びつくしてほしいですねw

西の魔女が死んだ
2016/06/16 18:05
心が疲れている人に読んでもらいたいと思える1冊
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「西の魔女が死んだ」
「西の魔女」と「東の魔女」の、これは少しだけ不思議な絆の物語です。
集団の中で生活することに疲れてしまった少女まい。
祖母(西の魔女)と暮らす中で生きる力を取り戻していきますが……
西の魔女は、物語に出てくるような魔女より実際に魔女と呼ばれる人たちに近いようで、まいの魔女修行は特別なことをするわけでもなく、順調に前進するときもあれば、何かのきっかけで後退することもあります。私たちと一緒ですね。
ただ、その後退がしこりとなって、後からまいを苦しめることになります。
しかしそんなまいのもとへ、不思議なメッセージが……
「渡りの一日」
その後のまいの、とある1日です。
魔女修行も順調なまいですが、友達のショウコの思いつきにふりまわされたある日、素敵な人と出会います。
初めて読んだとき、
「疲れたなら休んでいいんだよ。歩き出すのは元気がたまってきてからでいい」
と、言われているような心地でした。
感じ方は人それぞれでしょうが、心が疲れている人に、ほんの少し読む気力が出てきた時に読んでもらいたいと思える1冊でした。

転生王女は今日も旗を叩き折る 2
2016/04/30 20:13
このえきしだんちょうがなかまになった
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
あるいは、
祝、転生王女の近衛騎士団長のあだ名呼びゲット!
いえ、本題ではないんです。でも親密度アップは乙女ゲームでは、重要ですよね!
ということで(なにが?)、ローゼマリーは最強の協力者を手に入れました。
判断に迷っていればさりげなく助言する、身の危険が迫ればこれを叩きのめす。この人が傍にいたら何があっても大丈夫、そんな心強さがありますね。
初登場の王様の与えた試練?も彼がついていればきっと乗り越えられることでしょう。
それにしても、王様、気になりますね。登場シーンでは、想像していた人物像と異なっていて驚きました。登場人物では珍しくローゼマリーを甘やかしませんが、その心情はどうなのか。家族をどう思っているのか、見たままなのか、それとも……王様目線の話も読んでみたいものです。
今回も、加筆が素晴らしく、ドキドキしました。どのシーンがって、それは読んでのお楽しみ☆
2021/04/21 19:39
コミカライズ版ならではのいろいろな表情が楽しみ
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
気付いたら見知らぬ街に佇んでいたリゼル。
慌てず騒がずあくまでも優雅に休暇気分で日々を過ごすことにするが……
有能なガイドさんも確保して周りを翻弄しながら我が道を進むリゼル様。
穏やかな立ち居振舞いながらも絡まれると見せる覇気が貴族らしさを感じさせます。
コミカライズ版ならではのいろんな表情にはまり込んでしまいそうです。
2021/04/03 15:47
無敵ではないけれど
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
嘗て騎士の誓いの儀式でその忠誠を人民に捧ぐと宣言したことから”人民の騎士”と名高い老騎士バルド・ローエン。
が、主家を守るために地位と財産を返上し、大障壁に囲まれた世界をあてもなく流離うことに……
状況は深刻にもかかわらず、食を楽しみ愛馬とのお気楽二人(?)旅を満喫するバルドさん。
時に思いがけない邂逅もあり、神秘に触れることもあるようですが、どうもその度謎も増えていくようで。
加齢はどうしようもないようでギリギリで苦境を越えていく姿にハラハラもしますが、食事の際の幸せそうな姿にはほっこりもします。
旅立ちの理由こそモヤモヤしますが、この先どんな伝説の旅になるのかとても楽しみです。
2019/06/22 21:04
原作からのファンでした
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
初めはジャンルが気になって手を伸ばして、龍さんの言葉に強く心惹かれてファンになった作品です。
コミカライズされてもその魅力は色褪せることなく、それぞれのキャラクターが魅力的で嬉しくなりました。
主人公の夕士がアパートの住人との交流によって視野が広がっていく様が不思議体験と相まって話に引きこまれていきます。
2018/06/24 22:00
互いに意識してきた?
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
お菓子作りを楽しむようになった双子と詩春。
バレンタインデーに向けた情報収集で不幸な勘違いwを生みながらも
松永さん、疲れた顔を見せられるのも弱音を吐けるのも、ノリが学生時代に戻ってるぽいのも、とっくに心の内側に入れてる証拠だと思うんです。
学校でも密かに人気あるみたいだし、自制している場合ではないかと。
身近にライバルが出て来たようだしw
詩春ちゃんも松永さんの手にときめいたり、少しずつ異性としても意識してきているのがうれしくなります。
2018/06/20 16:06
本編を読み返すのがが楽しみ
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
君下君、大柴君との過去話。
まさか彼があそこまでとがっていたとは……
でもこんな人だからこそ、認められたらさぞ嬉しいでしょうねぇ。
臼井君、アニメを見ていた頃からスマートな人だと思っていましたが、意外な一面があったようで……
次巻が楽しみです。
本編とは直接関わりのない話ですが、はずれたところでの話を見せられるとより共感が増して作品への思い入れが増します。
この外電を読んでから本編を読み返すのが楽しみだと思うのは、きっと私だけではないでしょう。
2018/05/29 16:52
思い出深い作品です。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
かつて、微睡みの内に彼らに会いに行く、そんな大変穏やかな夢物語に嵌って原作を大人買いしました。
アニメ化すれば、曲に嵌って、曲を買い、流しまくった、そんな、思い出深い作品です。
内容は、切欠からは想像もつかない、ハードボイルドな作品だったわけですが、第1巻を読んだら続巻を買いに走ったのは、今では良い思い出です。
私の場合、長編ものは、連載が進んだ頃に、最新刊を読んで嵌って、遡って第1巻からの大人買いをするパターンがけっこう多いのですが、これは最初からこれでもかというくらいにキャラがたっていて、ストーリーものめり込んでしまう魅力があります。
牛魔王蘇生実験を阻止するために旅立つ三蔵一行、その旅立ちの此の巻は、それだけでもとても魅力を感じていました。
現在読み返すと、悟空の為にも食料満載のアイテムバックを差し入れたいとも思ってしまいますがw
2016/07/10 23:57
邦楽やってみたかった……
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
主人公・倉田武蔵が部長を務める筝曲部は、部員1名の為廃部の危機。が、そんなところに問題児・久遠愛や天才少女・鳳月さとわが入部してきて……
新入部員たちが次々起こすトラブルに振り回される武蔵ですが、どう乗り越えていくのか、スポーツ漫画並に熱い展開が期待されます。
あと、部外者ですが、愛たちの友人・哲生くんがいい味だしてますね。これからもがんがん絡んでいってほしいです。

茅田砂胡全仕事1993−2013
2016/06/04 10:47
再会の時を待っていました!(いろんな意味で)
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
これまでの全作品を網羅した1冊。
ですが、私的には、なんといっても、デル戦クロスオーバー!
ウォルが共和宇宙に現れたのは、デルフィニアが直面している危機に皆の想いの力が起こした奇跡でした。
ルゥが久々の掟破りをしますが、リィが長年存在したことが呼んだ歪みの後始末ということで、結果よければ……になってしまいました。
でも、これで二度と会えないと思うと、切なさ倍増しです。
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2025/01/03 19:02
お迎えしたい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
有能なOLだが、家事だけは壊滅的な幸来。でも、そんな彼女には家事万能な救世主がいて……
一家に一匹いてほしい癒し系万能猫物語です。
田中家に勝るとも劣らないスーパー猫様がここにも……
有能なばかりか、気遣いも半端ないお猫様に、感動も一入です。
うちにもぜひお迎えしたいお猫様でした。
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2024年12月18日】ある日、私は冷血公爵の娘になった 1
2024/12/18 20:35
チートなしでも頑張ります
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
現代日本から転生した先は魔族の血脈を継いできた公爵家。
エステルと名付けられ、少しずつ馴染んでいくが……
ちゃんと実子と確認出来てひと安心と思いきや、今度は危険性も判明しちゃってこの先どうなるのでしょうか?
意外と笑い上戸な護衛さんに癒されますが、彼が初恋の相手になれば面白そう?