AMEさんのレビュー一覧
投稿者:AME
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2019/12/21 19:16
親友と当て馬が頑張った
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作中色んな分岐点があって、どう進んでも間違いという道はないけれど、みんなののかが幸せになってほしいと願っていたんだな。
長引いたすれ違いが終わり、付き合うことになった桐山とののかだが、まだ相手の思いを信じられない。上手くいかない期間が長すぎてすこし拗れてしまったようです。
しかし見てる分には楽しい。桐山はぐいぐいいくし、ののかはずっと目の中がハート(笑)
灰と幻想のグリムガル level.1 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ
2016/11/23 22:29
【ネタバレ有り】共感性羞恥にご注意を。
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1巻を読んでから、この巻を読み返すにはどれくらい時間がかかるのだろう、と思いました。
例えていうならハリポタのシリウスが死んじゃったみたいな。巻数を重ねてた訳ではないのに、マナトという人がハルヒロたちの支柱で魅力的ないい奴だったからその衝撃と、ハルヒロたちのパーティーがあまりにも未熟で拙くてもう見てられないって気持ちで、面白かったけれど、軽々しく再読できなかったです。結局4ヶ月かかりました。
読み返したい、って思ったのは時間と巻数を重ねて、ハルヒロたちが成長して1巻とはまるきり違う姿になったからですね。
再読して思ったのは、思ったより読みやすい。6対1で最弱モンスターのゴブリンと戦ってもなかなか倒せないような彼等だけど、あえて情けなく書かれてる訳じゃなくて、彼等なりに必死で戦ってるので問題なく読めます。最初は一人称のハルヒロ目線で読んでいたのでハルヒロの感情に共感し過ぎてしまっていた訳でした。マナトの死は痛々しい過去だけど、皆がそれを抱えながら成長していきます。彼等の原点の物語です。是非読んでみてください。
2019/12/22 00:33
素敵な彼氏
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桐山と付き合い始めたののかだが、お互いの気持ちがわからず不安を抱いていて…
付き合う前から桐山の彼女は幸せだろうなとか考えていたののかだが、確かに素敵な彼氏だ!思っていたよりずっとののかを大事にしています。
負けず劣らずののかも素敵な彼女ですが。
今後も素敵な彼氏彼女たちを見守りたいです。
灰と幻想のグリムガル level.8 そして僕らは明日を待つ
2016/08/03 17:58
【ネタバレ有り】分岐点の一巻
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仲間がバラバラになることで、それぞれ自分の役割だとか仲間とは何かを見つめ直す一巻。そして分岐点にもなるであろう今巻。
ハルヒロ一行はグリムガルに帰還したが、濃霧により帰り道がわからない。例によりハルヒロが単独で偵察に行こうとするがユメが名乗りを上げる。
ユメが自分から偵察に志願したことは意外でもありました。ユメなりにハルヒロの負担のことを考えていたんでしょうね。ユメとハルヒロの戦闘はかっこいいです。戦略の幅が広がりそうです。
偵察からなかなか戻らない二人を心配した残りメンバーは待機組と探索組に分かれる。
待機組のシホル&クザク。
シホルが最近では一番成長してますね。ハルヒロの負担が多き過ぎること、クザクが焦り過ぎていることを言葉に出してクザクに伝えてます。一方クザクも自分が言われるがままハルヒロに従っていたこと、ハルヒロの負担をどう減らすか考えることを意識します。
探索組のランタ&メリイ。
非戦闘職のメリイと行動を共にすることで、普段通り動けないことを意識するランタ。同時にハルヒロがいないときの戦闘を思い出し、ハルヒロの重要性を自覚します。けれどフォルガンに捕らわれてしまったランタ&メリイ。生き残ることを優先しフォルガンの仲間に加わりたいと申し出るランタ。この時点ではランタはいつかフォルガンからの抜け出そうと思ってたんじゃないかと思われます。ただ意外とフォルガンが悪くない。それ故にランタ永久離脱とも憶測を呼んでますが、ランタにとっての仲間とは何かを見つめ直す分岐点であります。ちょっと苦しそうですが、2巻とは違う思いがあるはずです。ただメリイだけがあまり進展が見られなかったのが残念です。捕らわれて貞操の危機で、物理的に何も出来ない状態ではありますが、他メンバーの成長が見られるだけに何らかのアクションが欲しかったです。ただ全うなヒロインしてました。
そしてハルヒロ。冒頭からリーダーとして新たな決意をするのですが、今回も胃に穴が空きそうな展開を迎えてしまいます。偵察中に出会った味方との出会いにより、彼等に付いていくことを決める訳ですがこれが結果的に悪手になってしまいましたね。しかしそこでのモユギとの出会いがハルヒロの成長を促します。ただハルヒロは仲間の命をモチベーションにしてた訳で、ハルヒロ<仲間であって、ハルヒロ<ランタでもあって、最後にランタの肩に短刀刺しちゃうことでハルヒロ絶望です。
皆が能動的に変わり始めた今巻故に、今後どうなっていくのか期待大です。
2020/09/10 14:11
こんな異世界トリップものが読みたかった
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「こんな異世界トリップものが読みたかった」ランキングがあるとしたら、今作品は私の中では不動の1位です。
力が与えられる訳でもなく、言葉も通じない、現代知識を使って何か出来るわけでもない。普通の女の子が異世界に飛ばされても特別なことは何も出来ないというスタンスのこの作品はすごくしっくりきます。
しかし2度目のトリップから始まる異世界は鬼仕様。自分の名が平和の象徴とされ、それも限界が近づいてきたタイミングでの帰還、というスリリングな展開なのに主人公がタワケなので笑いの比率のが高いです。
ネット小説からの書籍化ですが、内容はあまり変わらないようです。ルーナの顔が怖くて逃げるところが無くなっているくらいでしょうか。
残念なのが後書きがないところ。あると思って無かったので非常に残念です。
1巻はアリスのお家に避難したところまで。区切りがいいところ、というよりは分量的にここで切りました感があります。しかし次巻も早く読みたい。
2019/12/22 15:38
意外と哲学的なののか
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人の気持ちに正解はないとわかっているが、それでも正解を探してしまうという。
木名瀬の気持ちが間違いではないと、でも正解ではないと苦しんでいた気持ちまで察して許したののかと、ののかの間違いを許せず頑なになってしまった桐山と対比した形になりました。
それでも二人とも高校生にはあるまじき包容力だと思いますが。
次回友達が彼氏好きになっちゃった☆編完結の模様。
2019/12/22 13:41
おいしい糖度
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桐山ともっと一緒にいたいと思うののかは文系から理系に転向しようとするが…
ののかと桐山のバカップルぷりに悶える話(褒めてる)になりつつあります。
彼氏に学業を合わせるのに否定的な人もいると思いますが、将来の夢も文系に拘りもないならいいと思います。学生時代、誰と一緒に学んで過ごすかって意外と大きいですからね。
そして男嫌いのクラスメイトの木名瀬が、どうやら桐山を好きに…?てところで次巻。相変わらずひきが上手い!
2019/12/21 18:02
近くになければ恋ははじまらない
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桐山を好きだと自覚したののかだが、友人のエリハに気持ちを疑われて…。
何故桐山なのか、近くにいたからではないのか、離れていけば近くにいる人へ気持ちが移るのではないのかと自問自答するののか。そうかもしれないが、桐山の思い出の一人にはなりたくないのだと思うののか。意外と哲学的なののかが好きです。
まるっとすれ違いしてますが、後半桐山が押せ押せなのが読んでいて楽しいです。
2019/12/21 15:28
恋とはなんぞや
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恋に恋する奥手な高校生ののかが恋を知る話。
彼氏欲しいと活動するののかの隣で見守ってくれた桐山を好きだと気付いたが‥。
言葉にするとベタな展開だと思うんですが、なんでこんなに面白いのでしょう。いや、王道なんだから面白いに決まっている!
やさしい人もかっこいい人もいっぱいいる。なぜこの人なのだろう。恋なんて人それぞれで良いと思いますが、桐山に翻弄されながら恋とは何かを知るののかがとてもかわいいお話です。
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