nachiさんのレビュー一覧
投稿者:nachi
2016/08/30 22:21
すごく可愛い生き物に見えてくる
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
好きなお話です!ふたりとも可愛い!!
イラストがぴったりだと思う。現実にはないだろうけど。。
展開も面白く、ドキドキ甘い気持ちになりました。
結ばれた後の、ただ甘いふたりの同居生活がもっと読みたいなと思ってしまいます。
普段切なくシリアスな話かコメディ色が強い話に嵌ることが多いけど、こんな感じの甘さのお話がお気に入りになるのは初めてでした。
2016/08/29 19:09
タイトルがいつも良いなって思う。
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朝丘さんのこの甘くて甘くて切ない雰囲気がすごく好みなんだなと3冊読んで確信しました。
でも気楽に読み始められないですね。なんかいつも心がひんやりした気分になります。
チャットの部分も違和感なく読めました。
バスでの出会いと表紙のイメージから賢司はもっと若いものだと思っていました。でもちゃんと大人な賢司が一吹に惹かれていってる感じがキュンとさせられました。
嶋野とかの脇役も魅力的。
ただ甘いだけじゃない、丁寧すぎる甘いセリフって、なかなか無いと思います。
ほんと毎回思うんだけど、現実にこんな愛ないってわかってて、普段の自分を考え改めようと思うほど、神仏ってほどに純愛です。
2016/08/28 21:43
リーマン好きです。
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何気なく選んで、何気なく読んだけど、すごくお気に入りになりました。
リーマンものが余計に好きになりました。
色々すれ違うのがもどかしくて読み進めなくて「あー」と思いながら途中休憩したりして苦笑
光也は可愛いですよほんと、「普通」に。
周りのキャラも魅力的。
濡れ場も繋がるシーンはないんだけど、なんだかとてもエロチックに感じました。それまで「普通」に男と恋に落ちなかった大人の二人が絡むからかな?
自分は性別関係なく恋するたちなので余計に「普通」って何かなと改めて考えてしまいました。
2016/08/28 21:30
一途に遠回り。
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すごく好きなお話です。切なすぎる。
睦と来栖の両方の目線で書かれているのもとても良い。
睦が来栖に「ジュンスイなんだね」って言うシーンは印象的だな。
変わらないでいることは難しい、ただ睦からしてみれば上手に変化できない自分へのもどかしさや焦り、変わらないけれど、ただひとつ来栖への想いだけで、心を乱される様が、本当に読んでて辛くなりました。
オウちゃんもところどころ手助けしてくれる良い奴で好きです。
その後のふたりが気になる作品です。
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2016/08/28 19:19
「絆がほしいんだ」
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お気に入りでしばらく何度か読み返しました。
不器用なふたりが愛らしいです。
自分の周りの人がいなくなっていく不安や恐怖。
「死」が関わっているからこそ、慎重になってしまう久弥の気持ちを思うと辛いです。
「いなくならないで」と子供のように繰り返すセリフは印象的です。
大事すぎて、大事だから律のもとを離れた久弥が不憫。
カチカチな強張った、不安定な彼を優しく、彼の孤独を律が癒していく。
最後のシーンとかほんと良かったて思います。
ちなみに番外編も読みました。
律の性癖が、理由がわかると尚エロチックに感じる。
久弥の言葉責めも良い。
2016/08/28 18:40
E.Oの意味
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すごい好き。
この表紙は読んだら、すごく印象的に映る。
目を閉じた縁。
静かにキューと胸に痛みを感じるお話しです。
普段自分では感じることのないもどかしさに焦れます。
縁の障害については、ほんの少し程度ですがきいたことはありました。
見るだけでわかる障害ではない場合、それ故の苦しみって多くあると思いますが、縁の隠している孤独や不安を少々強引にも、数馬が開放していく過程が良かったです。タオルケットで包まれるみたいに、甘やかされれば良いと思う。
ずんずん内側に入ってくる人って、己がそういうタイプではない場合羨ましく思います。
色々な事を乗り越えてきた数馬だからこそっていうのはあるんでしょう。
そんでもって、訓さん良い人ですね。魅力的。
すごく失礼かもしれないけど、触れて確認するって、エロティックですよね(ほんとごめんなさい)
触れるって、指先の感覚を辿るって、存在っていうか生命を確認している、行為だなぁって思います。
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2016/10/20 00:32
タイトル納得。
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そこまで期待せず(すみません)読んだものですが、最近読んだ中では結構お気に入りになりました。
途中ウルウルしちゃったりもして。最後のほうとかも。
色々と展開が組み込まれており、他の方も書かれているように、テンポよく読めます。自殺しようとしてたけど、優作は明るめで、心の中でのボケツッコミなんかも繰り広げるので、軽い流れではありますが、表面軽いようで、実は気付かないふりしながら傷つく人間、みたいな所があります。それがなんか切ない。
先生との恋は結構な年の差があり、最初はこれは恋になるのか?というところから、最終への流れはわたしの中ではスムーズに受け入れられました。
あと名前がなんか好きです。「エイスケ」とか「優作」とか。
優作の男運のなさは残念すぎです苦笑でも、恋愛体質な人ってこういう引き寄せしちゃうんだな。自殺理由も。
2016/08/29 21:08
こんな意味のあるタイトルだったとは。
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ファンタジーてあまり読みませんがこのお話は大好きです。
皆さんが書かれているように、前半からの流れ、ガラッと雰囲気が変わってしまうのにびっくり。
これの前に「あいのはなし」を読んでいたので、シーン的に少し似通っていると思わなくもなかったですが、それでも、切迫したストーリーに泣かされました。
おっさんくさいことをいってしまいますが(おっさんじゃないけど)、やっぱりなんにも知らない子に色々教育するって良いですよね・・・苦笑
南里の周りのキャラもすごく良い奴で、そんなところにも感動させられました。
2016/08/29 20:45
向こう側へ踏み込んだ二人。
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すごく好きなお話です。印象深い。
明星の「Peruna」聴くたび胸が締め付けられる。
このお話しにピッタリですよね。9歳の男の子が歌うには、少し重いというか、でもそれを裕也が口ずさんでたんだろうと思うと、裕也の雰囲気がすごく伝わるというか。
「恋をするということ」の奥田が出てきます。先にこっちを読んでましたが、あのイメージからすれば、まともに見える苦笑
その奥田とのやり取り、セリフも印象的。
進むにつれてのジリジリとした痛みが幸せな雰囲気の出だしを濃くしてます。
ただただ甘いんじゃない椢の執着的な愛情が魅力。
2016/08/29 18:52
沁みる。
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「あめの帰るところ」が好きでこちらも読みました。
朝丘さんのは共通して甘く切ないお話し。ぜんぜんストーリーは違うし、キャラクターも違うんだけど、一貫したテーマがあるような。
相手を純粋に想う。そんなことできる人ってそんなにいないと思ってしまうけど、見返りも求めずにこんな風になれたらいいのになってついつい羨ましくなる。
リアルには無いって違和感をも飛び越えて、愛するって良いなと素直にさせて貰いました。
気持ち悪いおっさんもでてくるので、そこはイラッとしましたけども、こいつ良い奴って思う登場人物もいる。
人形のような藍に命を吹き込んでいくみたい成瀬の優しさ。
あらすじで抱いたイメージよりも純愛でした。
あと最後よかった。成瀬の焦りが可愛い笑
2016/08/29 18:36
表紙が印象的。ぴったりだと思う。
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大好きです。ほんと。好みが分かれるのかもしれないけど、
この、甘くて甘くて、甘いのに、切ない。すっごく胸を締め付けられる。
朝丘さんの作品のように、こんな一途に甘やかしてくれるような人って現実にはいないよね。こんな恋なんてないよってついつい思っちゃうんだけど、そんな風に一瞬でも考えてしまった自分を汚らわしく感じて反省してしまうほど、純愛です。
改めて、自分を見直してしまいましたね。。。。。。。
甘くて柔らかい、でもひんやりしてるって思います。静かでひんやりした空気のイメージがあります。
2016/08/30 21:33
場面がコロコロ変わるので飽きない
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
前半の意外な展開にびっくりしますね。
数馬の残念具合が可愛いすぎる笑
読んでいくとどんどん嵌っていきます。
数馬目線で進められていくと、なんていうかおバカなんだけど、すごく切なくて、もどかしい。
この作家さんのは表紙とかタイトルに抱くイメージよりも、切なくって。(シリアス系もあるみたいなんだけど、まだ読んでない)
クスクス笑っちゃうところもあるから、余計に切なさが際立ってきて。
感情に同調しやすい書き方だなって思います。
2016/08/29 17:19
ブラン可愛い。
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「空の蒼」が好きで、こちらも読んでみました。
ワンちゃんに若いシッターさん、大人な紳士のストーリーを他で読んで可愛らしかったなぁという印象もあったので(動物がでてくると癒されますね)気になっていた作品でもあります。
空の蒼でも切なくて、ウルウルしましたが、こちらも切なかった。
ふたりの友人も良い人。
簡単には開放できないほど、光の抱え込んでいるものは大きくて、己だけではどうしようもない現実です。
香取の完璧そうに見えて仕事以外はちょっと抜けている性格が、力を抜いて良いんだよって教えてくれてるみたいで、素敵だったな。
曖昧に返事する感じがまた面白かった笑
是非香取目線の話も読みたいなぁー。
ブランが大事なウサギのぬいぐるみをぽとっと落とすシーン微笑ましかった笑
でもタイトル好きくないな。
2016/09/07 07:57
名前は変われど、関係は変われど、最初からの定位置。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
一途って良いなぁ。最近「星を手繰る」を読んだけど、再会もので攻が一途すぎて恐れ多く何も出来ない、あなたが存在してるだけで幸せです的な設定が少し似てた。そして天然でイケメン(いや星を~のほうはストーカー並だし、気持ちが早々にバレてるんだけど)
一番側にいる、幼馴染みで親友、その位置を失うかもしれない怖さ。生きる意味みたいな象徴を失う怖さ。
だけどだからこそ、欲を捨てきれない自分に向き合ったり、手を伸ばしてみて届いた幸せにたじろいだり。
この話は江沢の受け入れる思いきりの良さ?が魅力でした。
案外、話がこじれず進んだ。読みやすいお話でした。
2016/08/29 17:42
廻って廻る。
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「イノセンス」が好きでこちらも読みました。同じ幼馴染でも全然違いますね。でも長い葛藤の果てに結局はお互いに抗えないところが、切なくも惹き込まれます。長く背景のあるものは、感情移入がより深くなります。
このお話にもレイダーマンでてきて、結構キーポイントですね。
出だしが出だしなので、ここにどう繋がるのかな?と読み進めての、あのシーンはウルウルでした。
お金が関わるストーリーって息苦しさを感じます。ヤのつく方がそこまで出しゃばらなかったのは意外です。
最後もすんなりだし。
でも妻田のような忠実な舎弟のような人物がでてくるのがこういった話では魅力です。ちょっとおバカな紅男も面白い。
艶って名前最初ちょっとびっくりしたけど(あとがきにも書いてありましたね笑)でも艶って似合ってましたね。
普段口の悪い束井が最中には甘えたようになるのが不思議でした。BLの謎です苦笑
自分を受け入れながらも、相手を守る道を選んだ永見の忍耐力はすごい。