ぼちぼちいこかさんのレビュー一覧
投稿者:ぼちぼちいこか
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傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考
2017/08/28 10:41
図太くなることは生きること
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何度読み返しても、読んでいるうちに「ああ、これで良いのだ」と納得し、なんだか背中をゆっくりと、優しくさすってもらえているような気分になります。
一見古風で歴史を感じる「禅語」の視点と、現代の私たちの持つべき視点に、人間として生きる根源的な姿勢に何ら変わりはないことに気づかされる、そんな一冊です。
傷つきやすい人のためだけではなく、図太い人もそうでない人もゆったり読んでみる価値のある本です。
書中の言葉に、線を引きさらに書き留めておきたいと思う本。
自分のこころの位置がよくわかるようになります。そんな本です。
師弟 笑福亭鶴瓶からもらった言葉
2021/06/01 08:11
すかたんやけど、ええなあ。
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師匠という人を持つ幸せが、いかほどに人生に意味深いか、心の底からじわり響く本。読み進めていくうちに、気がついたらどっぷり引き込まれてしまってる。なまぐさいのですが、決して湿気てはいない。むしろ爽やか。文章はそりゃ作家さんやらと比べられへんけども、飾りなく、誠実で、よかった。思わず「面白かったで!」と口に出た読後感。久しぶりにああ、やっぱり本てええなあと思わせて頂けました。「すかたん」てええもんですな。いやらしい話やけど、1980円、安かったと思いました。あ、一番の「すかたん」はこの本読んでる自分やった!
逆境を越える「こころの技法」
2023/12/07 17:15
暗中、苦中の灯火。
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語り口の中に、順序立てていかに苦難と対峙し、それを乗り越えていくか。いや、乗り越えると言うよりはまさに自分が成長してゆく、その技法を見事に導いてくれます。著者の他の著作と共通する題材も含まれますが、また異なるアプローチであるので、またこれは新鮮です。自分の力を信じることを勇気とともに得ることができる、お勧めの一冊です。
「福」に憑かれた男
2021/07/19 21:38
元氣と希望がふつふつ
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つい、はまりこんで一気読み。生きることをあらためて見直し、考え、背中を押してくれる、そんな時間でした。自分の気持ちがまあるなっていくのがわかり、なんとも読み心地のよい本でした。やっぱり本っていいなあと思いました。
2020/04/29 06:24
面白くてためになる。実感。
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公務員が全て悪者であるはずはないが、変化を嫌うのは必定。そこに単身乗り込んだ橋下さんは、ナマやさしい売名、天下取り気取りなどメディアが報じた一面性では到底、実績が上がるはずもない。その日々の腹の据わった組織改革を実行した本人による声は聴くに値する。組織人として、大いに参考になる。市中に溢れるハウツー本とは次元もスケールも異なる。何より本人によるノンフィクションだから説得力は言及するまでもない。この手の本は読後、気持ちに重さが残りがちだが、すっきり胸がすいた。この本をどう用いるかは読者に委ねるとして、ただ読むだけでも、面白くてためになる。
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