もちいりちからうどんさんのレビュー一覧
投稿者：もちいりちからうどん
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あずかりやさん １
2018/08/16 18:38
納得
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栃木の書店「うさぎや」さんから火が付いたという本作。前々から特製カバーに惹かれて手に取るものの購入には至らず。
今回ついでという感じで続編も併せて購入。
「うさぎや」さんの熱意にうなづきつつ正続2冊一気読み。
店主のキャラが立っていて、語り部が猫だったり文机だったりオルゴールだったり・・・それぞれがやさしくてどれも素敵なエピソードばかり。
店主17歳の開店時から時は静かに流れランドセルを背負った女の子が、いつのまにか離婚に悩む主婦になり、あずかりものの子猫も老いていく。店主はただそこにいる。
まだまだ続きを読みたくなるし「石鹸さん」にもいつか戻ってきてほしい。
気持ちがやさしくなる物語でした。
あやかし 〈妖怪〉時代小説傑作選
2018/02/16 10:06
面白い
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二つの趣向を凝らして編まれたアンソロジー。
1.比較的デビューの若い作家を紹介（女性）
2.テーマは妖異、妖し
編者の目論見は見事成功していると思う。
宮部みゆきを核に持ってきたことで手に取りやすく、
未読の作家たちにもすんなり入り込むことができた。
シリーズ物を紹介しているがそれぞれ入門書として最適。
再会したいキャラクターが目白押し。
早速最寄りの書店に立ち寄ったが、在庫切れが多く残念。
小松エメルのうわんシリーズはもう完結しているのか、とにかくものがない。
読みたいときに読みたい本がない。
もちろん取り寄せはできる。
でもいま読みたい。
いま手に取ってページを繰りたい。
あっという間に入手困難になってしまう昨今
電子書籍の導入も視野に入れざるを得ないか（といつも思う）
さておき、個人的には高評価の1冊。
すでに2冊目も出ている様子。
今日も書店に立ち寄る予定。
在庫あるかしらん
探偵はＢＡＲにいる３
2017/11/20 10:59
別物
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長らく新作が途絶えている東直己氏、映画化のノベライズ。ここでの探偵はあくまでも大泉洋であり高田は松田龍平である。その点では原作シリーズとは全くの別物というべき。映画はおそらくそれなりに楽しめる作品になっていると思う（未見）が、それにしても本シリーズの新作はいつになるだろう。畝原シリーズも中断のまま。以前は毎年交互に新作を楽しめたのに・・・体調が悪いのなら致し方ないけれども、あまり情報が入って来ないので一層ヤキモキしてしまう。映画にはまたチラッと姿を見せそう。だったら書いてよ、と言いたくなるのはファンの我儘か。半端者2も今度こそ発売になるのか心配。最新作待ってますよ！
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