リリーさんのレビュー一覧
投稿者:リリー
14 件中 1 件~ 14 件を表示 |
2022/08/11 03:53
はぁ~。。よかった~~。。。
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漫画です!
本編と同じ木下先生の作画で!!
いや~~ 大好きな凪良先生の中でも大っ好きな「初恋の嵐」を、木下先生の作画で漫画とは!ワクワクMAXで読み始め、ずっとニヤニヤしたまま最後は感動ですよ!入江やったな!おめでとう!!
「初恋の嵐」を未読の方は、絶対、先に本編を読んでからにした方が良いですよ。
2021/12/23 08:44
美しい世界観
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テンと修一郎、ふたりの間に流れる優しい穏やかな時間。でも不安や悲しみがいつも付き纏います。
修一郎が昔から幾度も見る夢の中に出てくる青年にそっくりなテン、修一郎はその本当の意味を知らず、それでもテンとの生活に安らぎを覚えます。修一郎は、ある事件がきっかけでテンと自分の本当の関係を知ります。幸せな時間の先にある逃れられない別れを知りながら、今生のお互いを慈しみ愛し合うふたり。
人間の業、孤独、慈愛を美しい絵と言葉で表現された作品だと思います。私は、何度も何度も読み返しています。
2022/08/16 01:34
間違いなく傑作
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「ショートケーキの苺にはさわらないで」の主人公の親友『阿部ちん』のお話。
「ショートケーキ・・」の中でも際立って存在感のあるキャラクター阿部ちん。
まっすぐで愛にあふれた揺るぎない信念の持ち主。 お父さんお母さんも登場するのですが、この両親に育てられたからこそ、阿部ちんは誰に対してもこんなにも優しい、ドールサークルの仲間だけでなく周りの人たちみんなにとても好かれていたことが分かります。
阿部ちんの実家が経営し、自身もシェフをしているレストランの客、芝さんから突然ドールを預かることになります。
「世の中すべてのドールを幸せにすることも救うこともできない。だからこそ今の目の前にいる高嶺くんだけでも幸せであってほしいと願っている。」
阿部ちんは正直に、追い詰めないよう時間をかけてドールの高嶺くんの気持ちを解していき、そして彼を愛していることに気付きます。高嶺くんも自分に様々なことを教えてくれる「アベ」に今まで知らなかった感情を抱きます。
途中ヤクザに高嶺くんを拐われそうになりますが、阿部ちんは高嶺くんを守り抜き、高嶺くんもシステムに逆らい阿部ちんを守ります。あの美優ちゃんも助けてくれます。
ドールの『心』を大切にした阿部ちん。
最後の最期までお互いを深く愛し、ふたりが望んだ生き方、最期の迎え方を貫きました。
人間の寿命、ドールの寿命。
「ショートケーキ」と「2119 9 29」は、どちらか1冊ではなく、読むなら2冊とも読むことをお勧めします。
2組の人間とドールの生き方、どちらも2人で共に考え、選んだ道を歩みました。
「ショートケーキ」だけを読んだ時と「2119 9 29」を読み終えた後では、また「ショートケーキ」の感じ方が変わりました。
人間の最期とドールの最期をこんなにも切なくそして美しく表現されるなんて、凪良先生は神なのでしょうか。
次は芝さんのスピンオフを読んでみたいです。どんな生き方をしてきたのか。。どう考えても過酷でしょう。
2022/08/13 11:24
傑作です
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2015年の作品ですが、2022年になって初めて読みました。
2022年に読んだからこそ、とても考えさせられました。
凪良先生の作品は大好きで読み漁っていますが、アンドロイド(ドール)との恋というのに少しだけ抵抗があって後回しにしていました。
でも、この作品は、ファンタジーでもなく、BLというカテゴリーだけに収まらない、今だからこその現実。
果たして、このお話はハッピーエンドなのかどうかも分からない。凪良先生もあとがきに書いていらっしゃいますが、永遠の命とは。。
主人公のドールへの愛、ドールの主人公への愛、周りの友人たちやドールを製作した人たちの巡り合わせ、家族や世間の人たちの考え、全てに真実や正義があります。
今、世界で起こっている戦争が、現実に人々に強制的に別離を強いています。そして、その戦争にドローンが多用されています。この作品そのままのような気がします。
2021/12/30 00:19
スタイリッシュな絵とストーリー
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孤独と闇をかかえている朱巳と丘は、苦しみながらもお互いを思いやり、それ故に一歩が踏み出せず長い年月が経っていました。朱巳は自分の家がヤクザなのを気にして、丘をつきはなそうとしますが、丘は朱巳の手をとって逃げます。
朱巳の苦悩が心に滲みますが、重くなりすぎないストーリー展開で、”あぁ良かったな”と思える、読後爽やかなお話でした。
2021/12/28 10:39
九谷さん?? 九谷さん!!!!
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マヤネムは、前巻でのケンカ→ドラマチックな仲直りで絆を深めた感じ。マヤがちゃんと「好きだ」と言ってくれるようになって、ネムちんも嬉しそうです。ジュエリーショップのお姉さんにも癒されます。
それより、九谷さん??
待望の九谷×沖野がたっぷり読めます。
何の情報も入れず読んでいただきたい。
堪能して下さいませ。
2021/12/09 21:17
幸せな未来
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もう北大路も有馬も揺るぎない。
幸せな未来が見えます。
同期会で登場する女性社員も良き。
有馬が北大路を好きになるきっかけがわかった。
そんなことより、近衛先輩!
未だかつてこんな爽やかな当て馬がいただろうか。ぜひ近衛先輩のスピンオフを。
近衛先輩しか勝たん!!
2021/12/07 11:32
よかったよかった
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キラキラ王子イケメン×黒髪硬派イケメン
北大路は趣味の少女マンガを理解してくれる同期の有馬と友達になれて無邪気に喜びますが、実は長年、北大路に片思いしている健気な有馬。拗らせまくります。
有馬姉ちゃんがいい仕事してくれて、晴れて恋人に。。
いつもは硬派な有馬が可愛くおねだり、それにすべて応えるリアル王子な北大路。眼福です。
2021/12/01 11:09
癒されます
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桜庭貴一(29歳・サラリーマン)×木島尚(20歳・大学生 )
弱ってる貴一をハグで癒す尚。その心地よさに貴一は尚を手放せなくなり、尚は憧れ枠だった貴一に惹かれていってしまいます。
ふたりともピュアで可愛い、かっこいい。
癒しをお求めの方にはおすすめの一冊です。
ほのぼの、あまあま、歳の差。
2019/01/10 08:50
何気ない日常
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本当に絵が美しい
お話はひとつひとつが短いのですが
本編のあとの何気ない日常が幸せそうで
ほっこりします
メガネ屋さんでのやりとりが秀逸
岡田が愛しい
美山もトラウマから解き放たれて
仁科との将来が見えてよかったです
(シグナル~嵐のあと~初恋のあとさきの後日談)
2019/01/31 14:12
美しい
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年下リーマン×美人バーオーナー
お人好しで正直な村上くんは、会社の先輩に連れていかれたバーでオーナーの芦原さんに出会い、その美しさに目を奪われます。芦原さんも素直で正直な村上くんに惹かれますが、芦原さんの愛情表現が分かりにくいしちょっぴりイジワルだから村上くんは振り回されてしまいます。
最後の短いお話「I'm addicted to games」が私は大好きです。
芦原さんの心が見えます。
2021/12/31 10:35
松岡の気持ちが苦しい
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松岡は寛末のどこが良いんだろうと思ってしまいます。最初は優しすぎるくらい優しい寛末に惹かれるのは理解できますが、冴えない優柔不断な寛末も松岡はちゃんと見えています。それでも忘れることができないものでしょうか。どんな姿でも愛せると言った寛末を信じて、松岡は自分が男であることを告白します。あれほどの拒絶はひどいと思いつつも、現実にはこういうことも多いのかもと考えさせられました。
物語の最後の松岡の言葉が苦しすぎます。この先は、どちらにも想像できます。
読みごたえのある作品です。
2021/12/27 09:25
情愛
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高校教師と教え子の関係から同僚教師へ。
教え子の加藤は部活のエースだったが、怪我から完全には復帰できず、そんな時に励ましてくれた笠井先生に惹かれていきます。加藤は想いを笠井先生に伝えますが、先生は「生徒と付き合うことは絶対にない。女でも男でも。」と言い切ります。そして卒業して5年、一度も会うことがなかった加藤は、母校に教師として赴任、笠井先生と同僚教師として再会し、物語は動いていきます。
加藤が魔性です。とってもかわいいんですが、先生のことが好きすぎて、私はちょっとこわいかも、、と思ってしまいました。思い悩む笠井先生に「情愛っていうのがしっくり来るような気がします」と言った同僚の黒髪メガネ先生!良い!とても良い!!
笠井先生の心が少しずつ変化していく様の描き方が、さすがです。ゆき林檎先生。
2019/01/09 21:42
読後すっきり
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シグナル未読でこの作品を読みましたが、十分楽しめました。
絵が綺麗でストーリーも登場人物も大人でおしゃれ。
インテリア会社社長の榊は、取引先との飲み会で出会った岡田を一目で気に入りますが、ノンケであることを瞬時に認識、深入りしないように自制します。ですが岡田は無自覚に榊の心をかき乱します。
ノンケの岡田がゲイに対して持っていた感覚とか思わず放つ言葉が榊に突き刺さり、榊は離れようとしますが、潔い性格の岡田がはっきりと榊を引き寄せます。
岡田が榊に惹かれていく過程がもう少し欲しかったところですが、
読後、あぁよかったなと思える作品です。
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