@rikkhaさんのレビュー一覧
投稿者:@rikkha
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amazon 世界最先端の戦略がわかる
2019/06/07 14:31
アマゾン、巨大帝国への道
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生活に無くてはならない存在のアマゾン。著者の言う通り、「この1社を知ることは、最新のビジネス感覚を身につけることと同じ」である。小売、IT業界のみならず、ビジネスを従事している人は一度読んでみてもいいと思う。
特にキャッシュベースな経営活動や倉庫と配送力で物流を制することは流石と感じる。
これからのアマゾンについても仮説を交ぜながらあり、本当にアマゾンが巨大帝国になるかもと感じた。
2019/06/13 19:00
グラスホッパーの続編!人間心情と殺人が重なるストーリー
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グラスホッパーの続編「マリアビートル」。まだ読んでいない方はできれば順番に読んだほうが楽しめると思う。
話は全て繋がっていないので、こちらの1冊でも十分に楽しめるものの、
グラスホッパーに出てくる登場人物が多く出る。
木村、檸檬と蜜柑、七尾、王子、槿、鈴木など人間心情と殺人が重なり合って
本当に面白い。
個人的にはグラスホッパーよりもマリアビートルのほうが面白い。
新幹線という密室空間の中でここまでストーリーを広げることができるとは・・・
僕の人生には事件が起きない
2019/10/18 10:20
日常生活からの面白い話
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ありふれた日常生活の視点を変えてみると事件性がある話になる、読み進めると笑ってしまう一冊。ハライチ岩井さんのファンはもちろんだが、ラジオ等で知らない人でも楽しめます。
■心に残った話
・ほとんど後輩と連まない僕と仲の良かった後輩
・仕方なく会った昔の同級生にイラつかされる
・澤部と僕と
■特に面白い話
・あんかけラーメンの汁を持ち歩くと
・食べログ信者の僕が3.04の店に行ってみた
・VIPも楽ではない
the four GAFA 四騎士が創り変えた世界
2019/07/01 10:50
ビジネスの参考書というよりは今のビジネスの世界を知るきっかけに
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本書は現在のビジネスの世界を席巻しているGAFAを四騎士として理解し、
先行きを予測し、個人の経済的安定を築くために書かれている。
著者の個人的な感情もにじみ出ているものの、確かにと感じることもあり、デジタル関係だけでなく、幅広いビジネス層におすすめ。
ビジネスの参考書というよりは今のビジネスの世界を知るきっかけに。
本書に書かれていることは以下の通り。
■アマゾン
・ベゾフが常に発しているメッセージは定期的にホームランを狙うのがアマゾンの本質である。
しかしこの比喩は間違っている。野球では満塁ホームランでも1度に4点しか入らない。
それに比べてアマゾン・プライムとウェブサービス(AWS)というホームランは数千点をあげた。
・小売の次の時代は「マルチチャネル時代」。成功するにはウェブ、人との交流、そして実店舗の統合が重要になるだろう。
・アマゾンのホールフーズの買収は批判されているが、460のホールフーズの店舗がアマゾンのサプライチェーンになる。
■アップル
・アップルは高級ブランドとして独自の地位を確立している。
■フェイスブック
・フェイスブックが周りの友人たちよりもその人のことをよく理解しているのではないかと思えるレベルにまで達しているということだ。
■グーグル
・グーグルが現在の神と呼ばれる理由の1つは、グーグルが私たちの心の奥底にある秘密を知っているからだ。
■その他
・ビジネスで大きな成功を収めるには、低コストでの大規模化が必要。
それはクラウド・コンピューティング、バーチャル化、そして競争を通じて
生産性を10倍い高めるネットワーク効果に力を入れることで実現できる。
・四騎士に共通する8つの要素。1.商品の差別化 2.ビジョンへの投資 3.世界展開 4.好感度 5.垂直統合 6.AI 7.キャリアへの箔づけ 8.地の利。
・ビジョンへの投資は安い資本を集め力である。そのためには理解しやすい大胆なビジョンが必要だ。
フーガはユーガ TWINS TELEPORT TALE
2019/06/21 12:19
双子の入れ替わり現象が引き起こすストーリー
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双子が誕生日だけに起こる「瞬間移動」。この現象を使って兄弟にまつわる復讐を実現する物語。
私自身はこの瞬間移動という現象に現実さを感じることはできなかったものの、終盤に復讐の事実が分かった時にはとても面白く感じた。
優我と風我の正反対の性格は物語上で重要であるし、兄弟、双子しか感じられる絆のようなものがにじみわたる。
小玉、高杉、ハルコさん、ハルタくん、ワタヤホコルなど登場人物にも個性あり。
閑話休題。
伊坂幸太郎のファンであれば、読んでほしい。
Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法
2019/06/21 12:04
Airbnb創業者の挑戦と苦悩が描かれている物語
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Airbnbはご存じでも使ったことがない人は多いのではないかと思う。私もその一人であるが、Airbnb創業者の挑戦と苦悩を知るきっかけになった。
近年のスタートアップ企業の中で参考にされていると思うが、この本では実情を描いていると感じる。
特に創業者であるブライアン・チェスキー、ジョー・ゲビア、ネイサン・ブレチャジークは参考になることが多い。
■学んだこと
「行動力と絶えず学ぶ姿勢」
・まだ事業が軌道に乗っていない時に大陸の逆であるニューヨークのユーザーに毎週出向き、使い方や不満などを徹底的に聞いた。
・学習方法「情報源に行くこと」。あるトピックスについて10名に話を聞き、
アドバイスをまとめるのではなく、その半分の時間で一番確かな情報源を探り、
誰よりもそのことに詳しい人をひとり見つけてその人だけに話を聞く。
「シンプルさの徹底」
・ウェブサイトやユーザーエクスペリエンスでこだわっている部分は「なめらかに動く」、「簡単に使える」、「写真が美しい」、「3クリック以内で予約完了」
「3クリックルール」はiPodと通じるが、爆発的なムーブメントを起こすことには重要だと感じる。
「新しいことは批判も伴う」
・エアビーアンドビーを創業して反対運動や批判をすべて経験して、これからも批判に合うことは覚悟していた。
またこの本には様々な印象的なメッセージがある。
・「ウーバーはただの取引。エアビーアンドビーは人との触れ合い」
(投資会社:エリサ・シュライバー)
・「もちろん行き過ぎはよくないし、エアビーアンドビーをすべて支持しているわけではない。ですが、全員が得をするような落としどころはある」
(非営利団体代表:キャシー・ワイルド)
・「人脈があるのはもちろんいいけど、本人の潜在能力がなければ、役に立たない」
(セイコア:アルフレッド・リン)
・「悲観主義者はだいたい正しい。だが正解を変えるのは楽観主義者だ」
(ニューヨークタイムズコラムニスト:トーマス・フリードマン)
2019/06/13 18:53
殺人のストーリーが巧妙で一気に読み切ってしまった
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様々な殺人事件と人間の想いが重なり合っていくストーリー。
押し屋、自殺屋、殺人屋など多彩な人物が登場して、思い出しながら読み進めていくことになり、
後半になると登場人物が出会い、個人の特徴をだし、殺人になっていく。
一方で人間の心情や想いなども巡り、最後まで面白いと感じ、一気に読み切ってしまった。
アヒルと鴨のコインロッカー
2019/06/13 18:30
過去と現在を駆け巡るストーリーにどんどんはまっていく!
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伊坂幸太郎のファンであればぜひ!と言われ読み始めた「アヒルと鴨のコインロッカー」。大学入学したばかりの椎名の強盗をする回想シーンから始まる物語。
そこから過去と現在を駆け巡るストーリーにどっぷりはまっていった。
初めて過去と現在にどのような交差点があるかわからないものの、途中から絡まった紐が解かれていくような体験ができた。
河崎、琴美、ドルジの3人を中心とした過去のある事件や出来事である物語に現在の椎名が飛び込んでいる様がはまってしまう。
個人的には河崎の雰囲気は子供っぽいながらも男気を感じ、好印象。
過去と現在の繰り返しなので、個人的には電子書籍よりも紙で読んだほうがいい作品だと思う。
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