あおたいがーさんのレビュー一覧
投稿者:あおたいがー
メンタル強め美女白川さん 1 (MF comic essay)
2021/05/07 21:07
素敵な美女
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
とても好きな作品。
白川さんのようなメンタルを持ちたいし、例えそこまでのものが持てなくとも真似出来るところは真似たい。影響を受けてプラスにしていきたい。
まわりをポジティブにまきこむ白川さんが素敵。
嫌みも気にせず、自分を大事に出来るって見習うべき素敵さだと思う。
『女子の自己肯定感が世界を救う!』とあったけどら本当に大切なことだよな。まわりを僻んだり、人と比べて凹んだりするよりも、自分自身に目を向ける方が人生楽しいよな。
自分に自信を持つのも大事で、自分を肯定するのも大事。
何度も読んでパワーをもらいたい一冊です。
うさぎパン
2020/04/30 20:55
癒される
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
表紙が可愛らしくて手に取った本だけど、中身もとても良かった。
あったかな気持ちになれた。
嫌な登場人物もいなくて、みんな優しい。
読んでいてほっと出来る本。
『うさぎパン』と『はちみつ』のふたつの作品があるが、どちらも安心して読める。
言い本に出会えたなと思った。
サブマリン
2020/04/30 23:47
やっぱり好き
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『チルドレン』の続編。
やっぱり陣内さんが大好きだ。
『チルドレン』の頃よりもパワーアップしてる感じ。
自分の中にきちんと軸があって、すごく適当に見えるんだけどすごく正直で、ちゃんと人(少年たち)と向き合ってる人だと思う。
一緒に仕事をするとなると大変だろうけど…。
少年犯罪に限ったことではないのだろうけれど、罪とか更正とか、故意なのかそうではないのかとか、育ってきた背景とか、人の人生に関わり、責を担うのは難しいことだ。
優しい死神の飼い方
2020/04/30 21:05
心あたたまるハートフルミステリー
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ややネタバレあり
犬の姿になって人間を未練から救うためにホスピスの患者たちの過去の謎を解き明かしていく死神レオのお話。
とても良かった!
『心あたたまるハートフルミステリー』と紹介されていたけれど、まさにその通りだと思った。
感情などに興味はなく、魂を「我が主様」のところへ道案内するだけだったレオが、人に触れ、愛を知っていくのが素敵だった。
「死神」ではなく、「天使」と呼ばれていた、となったときはなんだか嬉しい気持ちになった。
黒猫の小夜曲
2020/04/30 21:00
優しい話
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『優しい死神の飼い方』と同じ世界で、主人公の変わった続編的な作品。
とてもよかった!
未練のある魂を助けていくのだけど、最終的に助けていった魂ちはひとつの事件で繋がっていたのが面白かった!
麻矢の正体とかについては早い段階で気づいたけど、それでも楽しく読めた。
オー!ファーザー a family
2020/04/29 22:03
オー!ファーザー
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主人公の男子高生と4人の父親、友人たちとの関わりの中で色々事件に巻き込まれていく話。
小さな話がいくつもちりばめられているようで、でもそれがひとつに繋がるのが読んでいて気持ちいい。
登場人物がやっぱりみんな魅力的で、父親たちもそれぞれがそれぞれに素敵!
そんな四人に愛されている和代さんがほとんど登場しないのもまたいい。
想像が膨らむ。
首折り男のための協奏曲
2020/04/29 21:55
協奏曲
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七編の短編で、それぞれに共通点があったり、それぞれの作品が他の作品に小さな影響を与えていたりいなかったり。
深読みしようと思えばこじつけのようにできそうだったり。
でもそれぞれ独自の作品としても十分楽しめるし、やっぱり七編すべて読んでまとめてひとつの物語のようでもあるし、とてもおもしろかった。
もしかしてこれは千葉?!と思うような人物もいたり、伊坂作品ファンとしては楽しめた。
陽気なギャングは三つ数えろ
2020/04/23 12:25
スピーディーで爽快!
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ただ純粋に読んでいて楽しい!!
シリーズとおしてスピーディーな展開で読みやすいし、騙されるのも快感なので、深く考えながらじゃなくて、その場のノリを楽しみながら読み進められた。
虹の岬の喫茶店
2020/04/23 11:38
あたたかい
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心暖まるお話ばかりでした。
登場人物がみんないいひとばかりで、会いたくなります。
読んでいて感動であたたかいなみだが流れるし、ほっとできる、安心して読める作品です。
殺伐とした世の中、こんなあたたかい本に出会えたのは幸せです。
光媒の花
2020/11/11 10:57
儚くも美しい世界
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一部ネタバレあり。
一匹の蝶が見守っていたのだろう人々の連作短編集。
それぞれの話は独立していて、それぞれに哀しみや安らぎ、あたたかいものが根にある素敵な話ばかりだった。
それぞれにでてきた人物が他の話にも関係していたり、見えないところで繋がっている。微かに影響を与えあったりしていて読んでいて面白かった。
『虫送り』で幼い兄妹に自分の罪を被せるような話をしたホームレスの男性には嫌悪したけれど、読み進めているうちに『遠い光』でちゃんと自首し、兄妹も事実を知り、その上でその男性の言葉を励みに生きていて、あーよかった!って安心した。
大事なことほど小声でささやく
2020/09/04 12:04
いいことばばかり
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マッチョなオカマ、ゴンママとジムの仲間たちのオムニバス人情小説。
いい言葉がたくさんあって、そしてどれも胸に刺さって泣ける。
登場人物がみんな優しくて愛がある。
それぞれが悩みやつらいことを抱えているけれど、あたたかな触れ合いの中で癒されて、ちゃんと自分の人生を生きている感じがする。
私もゴンママのような人に出会いたいと思った。
黒猫のチロの存在もいい。
ミーコの宝箱
2020/05/06 22:05
泣ける
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感動した。
虐待といっていいほどの厳しい躾をしていたおばあさんの、その奥にあった深く優しい愛に、ミーコが自分の宝であるチーコを経て気付くことに切なさと愛を感じた。
虐待のひどさに家を出て絶縁し、彼女の死も墓に刻まれた名で知ると言うのが本当に哀しいし、生前にわかりあえていたなら、と思うけれど、おばあさんはそれでもきっとずっと恨まれていてもミーコを愛していたんだろう。
ミーコのまわりにいい人がいて良かった。
火星に住むつもりかい?
2020/05/06 21:55
火星に住めたら
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ネタバレあり。
タイトルを見たときはSF要素のある作品なのかと思ったけれど、違った。
とても面白かった!
『世の中は良くなったりしないんだから。それが嫌なら、火星にでも行って住むしかない』
という台詞が作中に出てくるのだけど、本当にその通りだな、と。
嫌だ嫌だと文句を言っているだけでなにも行動しないのは、本当に無意味で、
嫌ならどこかに行ってしまえばいいというのは極論なのかもしれないけれど、
無意味なよりずっと有益だ。
でもそんな嫌な世の中でも、いま間違いだと思うことを変えていこうと動いている人たちもいる。
そういう人たちに文句を言う権利は誰にもなくて、でも賛同する必要もないのだけど、私は応援したくなった。
まさかの刑事部長が真壁と同士だったことに驚きと共に嬉しさも込み上げた。
真壁は生きているだろうとは思ったけど、見事に伏線回収していくから読んでいてとても気持ち良かった。
フーガはユーガ TWINS TELEPORT TALE
2020/05/06 21:36
不思議で、切ない
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帯に書いてあったとおり『不思議で、切ない』話でした。
双子が誕生日だけ2時間おきに入れ替わる特別な力で色々なことを実験して、色々と楽しんでいる姿が読んでいて嬉しくなるほど伝わる。
ふたりはつらい生い立ちのなか、二人でひとりのように生きていて、ふたりにしかわからない特別なことがあって。
ふたりともがずっと幸せでいて欲しかった。
ふたごはどちらも大好き。