空庭さんのレビュー一覧
投稿者:空庭
13 件中 1 件~ 13 件を表示 |
2024/06/12 20:41
人生の愉しさ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「終わってほしくない」と感じた本は、旅のラゴスが初めてだったかもしれない。多くの人が人生最高の一冊に選ぶ理由も、今なら頷ける。ラゴスと旅先で出会った人々とのふれあい。ただそれだけの事なのに、胸が温かくなり、時には引き締められる。例え自分がどれほど年を取っても、この本は必ず読み返すだろう。そして、今とは違った、深く沁みわたる感動を味わうと思う。(読書メーターより)
2024/06/12 20:36
稀代の天才
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
面白い。森見登美彦はやっぱり面白いなぁ。森見氏お決まりの、阿呆な大学生と乙女を巡る活劇。そして二人を取り巻く色濃いキャラ。どこまで行ってもそれだけなのに、ページを繰る手が止まらず、気が付くと森見ワールドへ引っ張られているのだ。一生かけても読み続けたい作家の一人である。(読書メーターより)
2024/06/12 20:35
これが「面白い小説」
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
良い小説とは、こういう本を言うのであろう。駅伝の迫力ある勝負や高揚感もさることながら、登場人物の個々の想いも魅力的であった。襷を繋ぐ。それは、想いを繋げることに等しいのかもしれない。爽やかで、どこか情熱的。間違いなく傑作である。(読書メーターより)
2024/06/12 20:30
伊坂幸太郎の真髄
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
初・伊坂幸太郎。ミステリーだとかサスペンスだとか、表向きな印象は把握していたが、正に良い意味で裏切る面白さ。何なんだ、この小説は。ボブディランと共にセンスの光る、小気味いい文体。二つの並行世界と綿密な展開。至高のエンタメを全身で感じる体験だった。(読書メーターより)
2024/02/16 20:28
森見作品の真骨頂
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「バカな大学生を書かせた森見は一級品」の異名を持つ、森見登美彦の大傑作ファンタジーだった。黒髪の乙女に目を奪われ、七癖どころではない濃い目のキャラクターの活劇。是非ともお試しを。
2024/06/12 20:44
苦い青春
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
うーん、苦い。ほろ苦い。背表紙のあらすじに銘打ちされるが如く「意外な一面」が見られた一冊だった。特にラストの表題作は心にのしかかる。名家の娘しか分からない切情だろう。千反田に歩み寄る奉太郎の姿が美しかった。個人的には「長い休日」が一番好き。(読書メーターより)
2024/06/12 20:43
発想力が凄い小説
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
作者の発想力に感服。「嘘つき探偵」という、意外に思い付きそうなアイデアを、何十倍にも膨らませて爆発させる。エンタメ小説の魅力が詰まった作品に興奮だった。(読書メーターより)
2024/06/12 20:34
モリミ―はやっぱり良い!!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
一般文芸でも見かける機会の少ない「書簡体小説」という類の作品。私は初めての経験だったが、一人称の視点から、徐々に周囲の人間の関係性が明らかになっていき、意外にも飽きなく読み進めることが出来た。 が、そこで森見登美彦である。「夜は短し~」「太陽の塔」で惜しげも無く発揮された森見節が、守田一郎という主人公を中心として、取り巻くキャラクターたちが紡がれてゆき、躍如する。ああ、やっぱり面白い。(読書メーターより)
2024/06/12 20:32
青春一直線
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
五島列島の中学生がNコンに挑む群像劇。捻った展開が無く、真っ直ぐな青春小説として楽しむことが出来た。捉え様によってはベタな話に思えるが、それでもぐんぐん読めてしまうのは、作者の圧倒的な筆力だろう。最後の一文まで、”ちゃんと面白い小説”に仕上げる表現は、人気作家としての高い技量を感じさせる。(読書メーターより)
2024/06/12 20:42
楽しいハルヒ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
久しぶりにハルヒを読む。400p超えの長編、膨大な伏線や複雑化を増すSF設定が新鮮だった。ラストのハルヒの”陰謀”にアツくなるのは、元祖ツンデレキャラへのギャップ萌えだろうか。鶴屋さんの、ある意味「粋」な立ち回りも良い味を出している。長門が表紙になっている次作、期待しかない。(読書メーターより)
2024/06/12 20:40
至高のエンタメ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
エンタメ小説として最高すぎる涼宮ハルヒシリーズの第8弾である。序盤では、表紙を飾っているにも関わらず長門がクローズアップされていないことに違和感を感じたが、読み進めるにつれて、再び、我々の琴線を着実に掴む長門有希が舞い戻ってきた。「冗談を飛ばす前の笑いをこらえる長門の表情」是非ともアニメで見せて欲しい。
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet
2024/06/12 20:37
「難しい年頃」
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
読書メーターに寄せている他の方の考察も含めて、自分の中では物語が完結した様に思えた。要するに、無茶苦茶難解だったという事だ。本書の言う「実弾」を撃ちまくっているであろう中学校という場所に通っている現役学生が読んでしまったのだから、猶の事ばつが悪い。鬱小説、という前評判に相応しい読後感の悪さを味わえたが、一応個人的には「出来れば大人になっても自分は砂糖菓子の弾丸を撃っていたいな」と感じた。(読書メーターより)
13 件中 1 件~ 13 件を表示 |