アキヒコさんのレビュー一覧
投稿者:アキヒコ
2024/04/10 10:47
良すぎ
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プロの作家さんの著作にこういうことを思うのは絶対におかしいのですが、この二人のことをちゃんと考えているな、一生懸命向き合って文章を書いているなと感じました。空魚には人間の心はないが、ちゃんと鳥子のこと二人のことを考えて誠実になっている。それは人間になろうとしてるということ。人間と、人間になろうとがんばっている人は、気負いがあるぶん人間の偽物のほうが強い。貝木泥舟が言ってた。“ 百合が俺を人間にしてくれた”ですね。こんなの読ませてもらっていいんですか? いいんだよこっちは金はらってるんだから。
2024/04/10 11:21
よかった
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実話怪談の元祖と言いますか。すべて事実ということなので岩手県ひいては全国の山間部に行きたくなくなりました。
不思議なことはある。読みやすくなっていていい本でした。
ステーシーズ 少女再殺全談
2024/04/10 11:17
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神様の気まぐれに人間は為す術ないので、その上でどう生きるかみたいな。バッドエンドではないと思います。
しかたない。受け入れる。生きていく。
良い本でした。こわいけども。
象の鼻としっぽ コミュニケーションギャップのメカニズム
2024/04/10 11:15
よかった
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口喧嘩や意見のすれ違いは、すべて「象の鼻としっぽ」というメカニズムで説明できるそうです。 それによると、相手と自分どちらかが間違ってるのではなく、両方の話が説明不足だし互いに相手の意見を聞いてないから口論が起こる、というしくみだそうで、まずそこに気づきましょう、みたいな主旨なのかな。
それを踏まえているので、ながいながい文章で丁寧に私たちに説明してくれる。助かります。いい本でした。
きつねのはなし
2024/04/10 11:13
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怪談なんですが、怖いというよりしっとりした空気。薄暗いところにいると落ち着くみたいな。そういう感じの本かと思いました。ナツメさんが好きです。
金の月のマヤ 1 黒のエルマニオ
2024/04/10 11:12
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ポポロクロイスとつなげて考えてしまいがちですよね。 ドグマ博士とかブルンバ町とかは名前が被ってるだけなんでしょうか。
つむじ風、ここにあります
2024/04/10 11:10
良すぎ
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あまり短歌に触れなかったがふと興味を覚えてという理想的な状態で読みました。着眼点と表現力がすばらしい。
森見登美彦の京都ぐるぐる案内
2024/04/10 11:09
よい
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実際の京都はそんなに不思議じゃないんでしょうけど、変なことを考えながらうろうろしていればそれが現実を侵食して不思議な町になりそうな感じはしますね。
つぎの物語がはじまるまで 歌集
2024/04/10 11:08
良い
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4章が特に好き。この現実の世界がSFの世界だったことがわかりました。4章は横文字が使われた短歌が多く、都度調べたのですが、天野慶さんはこういう単語を見るとすぐにシナプスがつながって、SFの世界になるのでしょうか。
鬱の本
2024/04/10 11:04
良いね
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思ったことです。 滝本竜彦さんは氏賀Y太さんとかオイスターさんとかの漫画も読んでたのかな。それらでなく自著を紹介したんですねえ。 うつのときはメタルって言う人も多いですが、本と違って自分で読もうとせず流すだけでよいから。でも読もうとする気力があれば本ですね、ことばがお守りになると言いますか。あと心療内科の予約。 元気なときに読んでうつだったころをいたわる本ですね。うつのときに読んでなぐさめるというよりかは。紹介されてる本を探して読もうという人は元気があるし。 良い本でした。
世界で一番すばらしい俺 工藤吉生歌集
2024/04/10 11:03
よかった
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歌集であればなんでも読んでるので読みました。意図がわかる短歌が多い印象です。詩っぽい短歌が少なく、わかりやすい短歌が多い。一度目は「そんなに」だったのですが、評をするための短歌を拾おうとして読んだ二度目はかなり拾えました。「オレ」が頻出するので「自我だなあ」と感じました。強くはない「まあそうだよね」という程度の共感の多い歌集ですね。
2024/04/10 10:57
ほんとうに良い
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帯の「共感しか、ない」っていうコピーが、そうだなあ、という感じです。ほんとに。
この漫画の方は客観的に見るとめちゃめちゃ立派な社会人なんですが、社会的にはそうじゃない。「でも料理がすごいできるじゃん」に対するカウンターも5話にある。隙がない。徹底的にダメ。がんばって生きてることだけが事実。オチのつけ方で外す9話がすごすぎる。
2024/04/10 10:56
良いです
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作者さんの前作がすごすぎたのでこっちも読みました。具体性のある「色んな人がいる」。漫才書けるのえらい。
薬のんで学校に行く決心をする40歳のよしえさんが、実際にいうるというのが、「そこに負の感情を抱いてはいけない」という負の感情が芽生える。
具体的な「がんばり」をちゃんと書けててすごい。少年漫画の修行シーンをおもしろく見せるの大変って言うじゃないですか。それの現実版でかつ修行シーンが大半で、なおかつおもしろい。すごい。
2024/04/10 10:55
良すぎる
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まだまだ売れてほしい漫画です。
異種族と対話をはかるにはどうすればいいか考える。獣系はこう、魚系はこう、みたいな掘り下げがすごすぎる。ファンタジー世界ものの中でまったく埋もれない。
帯文を書いたマフィア梶田さんが配信で「なに食べたらこんなの書けるようになるんだろう」とおっしゃってましたが、色んな本を買ったり借りたりしてめちゃくちゃ勉強して書いているらしいです。