知りたい人さんのレビュー一覧
投稿者:知りたい人
スイス人銀行家の教え お金と幸せの知恵を学ぶ12のレッスン
2004/11/24 16:06
お金について考える事
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「お金から解放されると心から決めた人間だけが、自由になれるんだよ。」
「もし、現実が自分の望まないことだらけなら、その現実を変える努力をする代わりに、自分のセルフイメージを変えることに全力を注ぐべきなのだ。」
「人は、自分の見たいものを見る。人生で経験したものをそのままお金に投影するのだよ。」
「過去にうまくいったからといって、同じようなことで成功できるほど、今の社会は甘くない。」
「他人がどう思うかではなく、自分が幸せになれるかどうかを基準にすることだ。」
「過去を受け入れ、未来をしっかりと見つめ、現在を真剣に生きるのだ。」
お金についてきちんと考える事の大切さを感じました。
企画がスラスラ湧いてくるアイデアマラソン発想法
2004/11/24 16:03
続ける事の大切さ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
アイデアマラソンを一定期間実行すると以下の3つの効果が期待できる。
とこの著者が断言されています。
1.発想力と発想速度は何倍にもなる。
2.生活と仕事の新しい生きがいを発見する。
3.「つき」が来る。
どのように実行するのかについて非常に細かく書かれており、今すぐにで
も実践できる内容です。
守るべき3つのルールは、
1.アイデアマラソン・ノートを常に携帯所持すること。
2.毎日、最低1個はアイデアを発想しノートに記録すること。
3.ノートの具体的な書き方を守ること。
です。
「ネタが切れたときこそ、一番大切な瞬間だ。」
「有効発想密度は、1000個に3個(0.3%)程度だ。」
「一定期間アイデアマラソンを継続すると、自己の隠された能力の開発につながってくる」
「まずは、2ヶ月で100個の発想を出すと、発想が発想を生むようになる。」
といった点が印象に残りました。
また、この本には、継続するための助け舟として発想課題を「発想路」として具体的に提案されています。
根気だけをしっかりと用意して始めてみたいなと思いました。
仕事ができる人できない人
2004/11/24 16:00
てがかりになるかも
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堀場雅夫さんから見た「仕事ができる人」について書かれています。
主観的で思い込みの部分も多くあるのですが、それでも、「今求められている人」の手がかりとなります。
およそ100タイプの人が上げられていますが、その中で以下の5タイプが気になりました。
「人間30歳を過ぎたら性格はなかなか変えられるものではないので努力して欠点を直そうとしてはいけない。」
「いい考えがひらめくのは考えて考えて考え抜くからだ。」
「人脈は腐心して作るものではなく、相手が寄ってきて出来るものだ。」
「現実が志を超えるのは志が低すぎるのだ。」
「偶然に失敗する事はあっても偶然に成功する事はない。」
どうしたら良いかの解答を求めるための本ではありません。
この本を読んで考えるきっかけをつかむための本です。
本を読む人はなぜ人間的に成長するのか
2004/11/24 15:58
読書の真理
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
気になっていた著者でしたが、今回始めて読みました。引き込まれました。
本を読みつづけると、人は人間として成長できるように出来ているのではないか。これが読書の真理ではないか。
で始まり、読書の薦めが続きます。
「私にはしょせん私の生き方しかできない。だから、自分に合った読書しかでき
ない。」
「私たちは、世の中はすべて役割分担であって、決して1人では生きてゆけない
ことを、よくよく心に刻み込んでおくことが必要である。」
「知的読書人は、単なる読書人ではない。」
「天才とは努力する習慣を持つ人の事を言う」(ゲーテや小林秀雄の名言より。)
「アサヒビールとJR西日本では「読書会」というものを通して部長や課長たちと
ディスカッションしてきた。」(アサヒビール元社長村井勉氏)
この人の他の著書も読んでみたくなりました。
一冊の手帳で夢は必ずかなう なりたい自分になるシンプルな方法
2004/11/24 15:56
夢を実現するために
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
この本は「上手な手帳の使い方の本」ではなく「自分の夢をかなえなりたい自分
になる」ための本です。
夢手帳、行動手帳、思考手帳を使うと夢をかなえるために何をすればよいかがわ
かります。
IT起業家として有名な著者がどのように手帳を使っているのかが良く分かります。
デジタル機器を駆使した仕事術ではなく、手書きの重要性を説いていたりと面白
く読み進めることができます。
印象に残った点は、
「夢は〜したいと書くだけではなくビジュアル化や細分化してあたかも手で触れ
られるようなカタチにするほうがかないやすい。」
「夢は誰に見せるわけではないから自由に発想することが大事。現実と乖離して
いるからこそ夢であり、その乖離を埋めることに生きる喜びがある。」
「仕事における目標はすべて数値化できなければならない。」
「人間は書物を通じて人の一生を数時間で擬似体験できる。だから、本を読め。
生涯勉強しつづけろ。」
「より早くゴールに突き進む」ためではなく「より早くゴールに到達する」ため
に考える。
参考にすることが多い本です。機会あるごとに読み返すことになる1冊です。
小倉昌男経営学
2004/11/24 15:51
実践学
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
生涯に最初にして最後、一回限りの著作である。
とまえがきに書かれています。
クロネコヤマトの宅急便の生みの親の著書です。
右肩上がりの時代だったから銀行からの借り入れで、「サービスが先、利益は後
。社員が先、荷物が後。」の設備投資が出来たのではないか。
などのうがったモノの見方もできますが、
そんな事より、著者のひたむきさ、信念が各家庭を結ぶ「宅急便」を成功へと導
いたのだと感じました。
営業利益率が高い競合支店のプラットフォームを外から覗いたり、吉野屋のメニ
ューを参考にしたり決して格好良くないが新しいことをやるひたむきさがひしひ
しと伝わります。
また、この著者のコミュニケーション能力の高さも学ぶべき点としてあげられ
ます。
社員に対する明快なメッセージを通して全員経営が実施されているヤマト運輸の
強さの原点がここにあります。
論理的に考える力を持って信念を持って実行することの大切さを説いている1冊
です。
経営は「実行」 明日から結果を出すための鉄則
2004/11/24 15:48
腑に落ちた
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
どんなに素晴らしい戦略を持っていても実行しなければ何の結果も得られません。この書では、どうすれば実行できるのかを解き明かしています。
実行はリーダーの一番重要な仕事だと説いています。
私がこの本の中で感じた所は、
「リーダーは現場で何が起こっているのか現場へ行って事実を調査しなければい
けない。」
「考え方で行動は変わらない。行動が変われば考え方が変わるのである。」
と言う部分です。
この書で出ている企業は世界的な大企業ですので、組織論などは全てのケースに
当てはまるわけではないと思います。
しかし、実行するのに何が一番大切かという点では非常に参考になると思われます。
なぜ会社は変われないのか 危機突破の企業風土改革
2004/11/23 18:10
企業風土を変えるためには
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人の集合体である会社を変えるためには一人一人の人の気持ちを変えなければいけません。
しかし、人の気持ちはなかなか変えられません。
どのように変えていけばよいのかを物語仕立てで解き明かしています。
評論家ばかりで当事者がいない「ヨコハマ自動車部品」を舞台に若手課長の瀬川を中心として企業風土改革のプロセスが描かれています。
思考錯誤の後、社員一人一人が「自分改革」を通して会社が変わってい様子が臨場感を持って伝わってきます。
「ザ・グレートゲームオブビジネス」「ゴール」の様に自分が瀬川に入り込んでしまいました。
また、風土改革ノートも理論としての裏付けの役割をはたしています。
なんとか会社を変えたいと思っている若手の方ばかりでなく、企業トップも読んで欲しい一冊です。
得する生活 お金持ちになる人の考え方
2004/11/23 18:07
貨幣経済の社会に生きているからには上手にお金とつきあいましょう
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
全ての人間が経済合理的に活動しているわけではない。
また、その人間が作った市場もほんの少し歪んでいる。
だから、他人よりも早く市場の歪みを発見し賢く利用する事が出来れば「得する生活」
が出来る。
「なるほど、お金持ちになる人はそんな事を考えてたのか。」って事例を紹介しています。
クレジットカードや金券ショップ、マイレージのお得な利用法などです。
今まで一部の人しか受ける事の出来なかった「得する生活」もこの本の登場で憧れではなくなるんでしょうかね。
いやいや、この本が出版された瞬間から市場の歪みも修正されるのでしょうから、やはり一般人は「得する生活」の仲間でいられるのはほんのひと時となるのでしょう。
本当のお金持ちは人より早く市場の歪みを発見し、超過利潤を得ているんですよね。
だから、「経済合理的に社会を見つめて市場の歪みを発見できる目を養いなさい。」って事なんですよね。
ノウハウ本では無いですね。考え方の本です。
新世代ビジネス、知っておきたい60ぐらいの心得
2004/11/23 18:04
人生を3回分楽しむために
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元マイクロソフト日本法人社長の成毛真さんの新世代ビジネスマンへ向けての提言集です。
「一回きりの人生だから思いっきり楽しもうよ。」の彼の哲学がいたるところに散りばめられています。
また、今の日本の企業が本質を見誤っている点もずばずば指摘しています。
「結局、何のために会社はあるの?」「株式上場のメリットって?」誰も気にせず見過ごしてた事も彼の手にかかると丸裸になってしまいます。
また、デファクトスタンダードの理論についても書かれていますが、これなどはウインドウズ95の立ち上げから一気にパソコンOSのスタンダードへ導いた彼の言葉は実感のある重たい言葉として伝わります。
アメリカ式と日本式のビジネス手法の違いも経験からくる言葉で実感があります。
「マイクロソフト社は実は日本の企業のように家庭的である」とか「ビル・ゲイツは回転寿司が好き」などのマイクロソフトの裏側も垣間見えます。
新しく始めたビジネスについても書かれておりITをどのように有効活用するかも具体的に書かれており、いわゆる「衰退産業」もやりかた次第で立ち直ることがよくわかります。
「このままじゃいけない。」「何とかしなくちゃ。」という問題意識を持った方が読まれると気づきを得られる本でしょう。
人脈がいっぱい 面白いように人脈ができるネットワークのバイブル 新版
2004/11/12 23:05
願うことからはじめよう
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人脈、人間関係のエキスパートと言われている中島さんもじつはつきあい下手、
人間嫌いだったとは驚きです。
しかし、彼はその弱みを課題として受け止め理想のイメージに近づけようといろ
いろな工夫をされています。
その工夫が満載の本です。
「50年後の夢を志、10年後は願、1年後は学」として人生100年スケジュ
ールを立てて実行しています。
人脈作りのノウハウが多く掲載されていますが、私は自己啓発本として読みま
した。
「結局人脈を広げる原理は自分自身を掘り下げることだ。」というのがこの著者
のもっとも言いたかったことだとおもいました。
自分自身を掘り下げるってことは「ホンモノ」の自分になるって事で、そのため
の努力を惜しまなければ自然と人脈は広がってくるんでしょうね。
私も一昨年に異業種交流会を結成したのですが、昨年から休会状態になってます。
自分から情報を発信しつづけることは厳しいことですが、再開していつかはこの
著者を呼べるようになりたいと思いました。
成毛式実践マーケティング塾
2004/11/12 23:01
天の邪鬼の勧め
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元マイクロソフト日本法人社長の「日本のミスターマーケティング」成毛さんの
魅力満載の本です。
製品やサービスをいかに「おもしろおかしく」売るかを伝える本です。
伝わります。
本書では利益を最大にすること、つまり製品を商品に変えることがマーケティングの役割と定義しています。
そのマーケティングで顧客の立場に立って自社を見ると増益の手段は人減らしだ
けではないと記しています。
マーケティングは常識の逆張りを行くと書かれている通り、事例がこれでもかと
出ています。
しかも「へー。ほー。なるほど。」とうなずかされる事ばかりです。
「目からうろこ」の連続でした。
また、この本で成毛さんがどうしてマイクロソフトを辞めたかの理由も書かれて
いますし、新たな事業であるプライベートエクイティの事についても書かれてい
ます。
マーケティングが気になってる方なら誰でも簡単に読める本です。
また、実際の企業でマーケティングや経営企画部門に携わっている人にとっても
気づきが多い本です。
経済ってそういうことだったのか会議
2004/11/12 22:58
竹中さん、がんばって
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経済の仕組みが分かりやすく書かれています。
佐藤さんの質問も目の付け所が良く、「なるほど。」と思われるところばかりです。
牛乳瓶の「フタ」でも信用がともなえば「お金」になるんだとかその「お金」の役割などが分かりやすく書かれています。
また、竹中さんがなぜ経済を勉強しようと思ったのかという理由も書かれています。
今の「大臣」が田舎の高校生の純粋な理由で「その道」へ進んだという事も書かれておりテレビで「大臣」を見る目が変わります。
エコノミクスはオイコノミクス(共同体のあり方)という観点から見ていくとお金や株の正体もつかみやすく非常にわかりやすい一冊でした。
「捨てる!」技術
2004/11/12 22:56
技術を超えて、生き方です
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過激な本です。
実は私はこの本を読んで職場と自宅の色んなものを捨てました。
思い切り良く捨てたのですが、今のところ困った事は起きてません。
著者が巻頭で“モノの持ち方を暮らしの技術として定着させる。それが、本書のいいたい唯一のことである。”と気持ちよく言い切ってますが正に捨てる事は気持ちがいいことです。
捨てる事に関してさまざまな切り口でノウハウを公開しています。
この本を読むときに頭の中を白紙にして読んでいく事が「捨てる達人」になる秘訣ですかね。
整理法や収納法を色々試してみたけどどうしてもすっきりしない時におすすめの一冊です。
ただ、この本を捨てるかどうかはまだ結論が出ていません