日本オーエー研究所(5241)IPOのBB(ブックビルディング)が、今週の12月4日からスタートします。

日本オーエー研究所はシステム開発と官公庁系業務の2つの事業を展開しています。

日本オーエー研究所は地方市場(名証ネクスト)というだけでなく、IPOラッシュ中での令和アカウンティグ・ホールディングスとの同時上場にもなるため、需給面に不安を感じますね。

日本オーエー研究所IPOのBBスタンスとIPO評価

日本オーエー研究所(名証ネクストIPO)のIPO基本情報

銘柄名日本オーエー研究所
コード5241(情報・通信業)
主幹事証券Jトラストグローバル証券
幹事証券(委託含む)SBI証券
岡三証券
楽天証券
丸三証券
岡三オンライン
上場日12月23日
仮条件決定日12月4日(510円~550円に決定)
ブックビルディング期間12月6日から12月12日まで
公開価格決定日12月13日(550円に決定)
申込期間12月16日から12月19日まで
公募120,000株
売出し60,000株
OA27,000株
吸収金額1.2億円
時価総額3.9億円
想定価格570円→公開価格:550円
初値価格600円

日本オーエー研究所IPOの事業内容

日本オーエー研究所は独立系(資本依存、ベンダー依存がない)システム開発会社として、創業以来、官公庁に向けシステム開発を行う公共系事業を展開しています。

また、2007年から銀行、生命保険会社、証券会社向けにシステム開発を行う金融・法人系事業を新たに開始しています。

公共系事業は創業当時より注力している分野であり、官公庁、自治体、教育分野におけるシステムの開発をシステムインテグレーターと共に行っており、官公庁向け基幹業務の大規模なシステム更改を着実に受注し、システムのライフサイクル全般にわたり、継続的に事業を展開することを事業の柱としています。

金融・法人系事業は金融系のシステム開発に必要な深い業務知識・理解をもつ経験豊富な技術者が主に業務を担当しており、メガバンク、地銀、信託などの銀行業務、生命保険、損害保険などの保険業務、証券会社の基幹システム及び周辺システムの開発を行っています。

事業の概要

公共系事業では国税電子申告・納税システム(e-Tax)、社会保険関連システム、航空交通管制情報処理システムなどを開発しています。また、金融・法人系事業ではシステム統合開発や 窓口販売システムなどを手掛けています。

日本オーエー研究所の実績

IPOによる手取金の使途

  1. 技術系人材の採用・育成費
  2. 銀行借入金の返済資金

日本オーエー研究所IPOの業績

日本オーエー研究所の業績

(※画像クリックで拡大)

日本オーエー研究所IPOの業績はほぼ横ばいといった感じですね。

日本オーエー研究所のIPO評価

日本オーエー研究所はIT関連の小型(吸収金額1.2億円)IPOなので、普通なら需給面で人気化してもおかしくありません。

しかし、日本オーエー研究所は上場市場がこのところ初値の公開価格割れが続いている地方市場(名証ネクスト)なので、それでも需給面に不安があります。

また、令和アカウンティグ・ホールディングスとの同時上場というだけでなく、IPOラッシュ真っ只中でもあるため、他の銘柄の陰に隠れてしまう可能性もあります。

よって、日本オーエー研究所のIPO評価はDが妥当だと考えています。日本オーエー研究所IPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。

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日本オーエー研究所IPOの初値予想

日本オーエー研究所IPOの初値予想は、仮条件決定後(12月4日以降)に追記させていただきます。

520円 (想定価格比:-50円)

日本オーエー研究所IPOのBB(ブックビルディング)スタンス

日本オーエー研究所IPOのBB(ブックビルディング)は検討中です。ただし、SBI証券はIPOチャレンジポイント狙いで申し込みます。

日本オーエー研究所IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
Jトラストグローバル証券 (主幹事)BB検討中
SBI証券BB参加
岡三証券BB不参加
楽天証券BB検討中
丸三証券口座なし
岡三オンラインBB検討中


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