こんにちは。
毎日パスタでも飽きずに食べらるようになったペペローナです。(パスタの種類が豊富。具やソースの種類は無限かつ美味しいので。)
今回は『イタリアの電車』についてかいていきます。
イタリアへ行くなら電車は必ず利用したいですよね。「きっと難しくはんないんだろうけど・・・。」ドキドキしちゃう!心配っ!なんて人は少なくはないかと。
きっと多くの人が事前に知っておきたいはずです。
そんな心配を少しでもなくしてもらえるように、イタリアの電車の種類やチケットの買い方、乗り方と注意点をご紹介します。
飛行機についての記事はこちら。
italia-kenbikyo.hatenablog.com
~目次~
【スーツケース】
イタリアへならLサイズがおすすめです。
イタリアの電車は大きく4種類!
①Freccia(フレッチャ)シリーズ
日本で言う新幹線的存在。速い!快適!でもちょっと高い。
②Interucity(インテルシティ)
長距離移動用だけど、フレッチャよりゆっくりで少し安い。時間に余裕があるならこれもアリ。
③Regionale(レジョナーレ)
いわゆる「鈍行列車」。地元の人もよく使うローカルな電車で、短距離移動向き。チケットも安い。
④Italo(イタロ)
イタリアの民間高速鉄道サービスで、特に快適でスタイリッシュな移動を提供することで有名です。これは、イタリアの国鉄(Trenitalia)のFrecciaシリーズと並ぶ主要な鉄道サービスであり、競争力のある運賃と高い快適性を提供しています。
もう少し詳しく!
イタリアの電車には主に4つの種類があると紹介しましたが、それぞれの特徴をもう少し掘り下げて説明します。どの電車を選べばいいか迷わないように、使いどころや魅力、注意点をお伝えします!
①Freccia(フレッチャ)シリーズ
「Freccia(フレッチャ)」はイタリア語で「矢」という意味。その名の通り、速さが魅力の高速鉄道です。早くて豪華なイタリア版『新幹線』。3種類あり、それぞれ微妙に違います。
・Frecciarossa(フレッチャロッサ)
イタリア語で「赤い矢」という意味。最高速度300km/h!主要都市間を最速で結ぶ電車です。例えば、ローマからミラノまで最短3時間。車内はモダンで、Wi-Fiも完備。
おすすめシーン
長距離移動で時間を節約したいときや、快適さを重視したいとき。
・Frecciargento(フレッチャアルジェント)
「銀の矢」と呼ばれ、速さはロッサに次ぐ約250km/h。特にローマからヴェネツィアや南イタリア方面をつなぐルートで活躍。
おすすめシーン
ややマイナーな都市間を快適に移動したいとき。
・Frecciabianca(フレッチャビアンカ)
「白い矢」という名前で、速度はやや控えめ(200km/h前後)。ローカル都市や沿岸ルートを結ぶ役割が多いです。
おすすめシーン
高速鉄道の快適さを求めつつ、少しリーズナブルに済ませたいとき。
プチ情報
フレッチャの座席クラスは4段階(Standard, Premium, Business, Executive)あり、Executiveでは食事サービスも受けられます。が、Standardでも十分快適!
【変換プラグ】
絶対忘れないでください!必需品です!
②Intercity(インテルシティ)
インテルシティは、長距離移動用の普通列車。高速鉄道ほどではないものの、十分な速さと快適さを備えています。コスパ重視の中距離移動に最適です。
料金はフレッチャより安く、レジョナーレより少し高め。
おすすめシーン
高速鉄道のルートに含まれない中規模都市間や、時間に余裕がある旅行時におすすめ。
例えば、フィレンツェからボローニャ、ナポリからバーリなど。
車両の設備はシンプルですが、指定席なので座席争奪戦がなく安心です。
③Regionale(レジョナーレ)
レジョナーレはイタリアのローカルな移動の主役。短距離向きで、地元の通勤・通学者や日帰り観光客に愛されています。地元間あふれるローカル電車です。
速度はのんびり(時速80~120kmほど)。
頻繁に止まるので時間はかかります。料金は圧倒的に安い!距離に応じて数ユーロ程度。
例えば、フィレンツェからピサまで5〜8ユーロくらいです。
おすすめシーン
近郊の観光地巡りや、時間を気にせずのんびり移動したいときにぴったり。
注意
座席指定はなく、混雑していると立つことも…。また、車内設備は質素でWi-Fiや食堂車は期待できません。
プチ情報
地域ごとにデザインが違い、電車の外観や内装が微妙にユニーク。地元感を味わうのも楽しいポイント!
④Italo(イタロ)
イタリアの民間高速鉄道サービスで、特にモダンでスタイリッシュなデザインが特徴。車内も非常に快適で、Wi-Fi、電源、広めの座席などを完備しており、長時間の移動でもリラックスできます。最高時速300km/hを誇る最新鋭の車両を使用しており、ローマからミラノなどの都市間をわずか3時間弱で結びます。
おすすめシーン
イタリアの大都市を短時間で結ぶため、観光やビジネスでの移動に非常に便利です。
イタロは、利用者のニーズに合わせた複数のクラスを提供しています。
- Standard(スタンダード)
- Premium(プレミアム)
- Business(ビジネス)
- Executive(エグゼクティブ)
目的に応じて、イタロを活用して素敵な時間をお過ごしください。
【イタリアの旅行本】
素敵な所があり過ぎて絞り込めなくなるかもしれませんが。
チケットの買い方は?
「イタリア語わかんない…」と心配しなくても大丈夫!買い方はいくつかあるので、お好きな方法で購入してください。チャレンジしたい人はぜひ窓口、バール、キオスクへ!
-
駅の券売機
駅にある券売機は英語対応済み。タッチパネル式で、出発駅・到着駅・時間を入力するだけ。カードや現金で支払いもできます。 -
オンライン
事前に安心したいなら、TrenitaliaやItaloの公式サイトがおすすめ。日本でも予約できて、チケットはPDFで受け取れます。 -
窓口
イタリア語を使ってみたい!なら窓口へGO。ただし、混んでいることが多いのとおしゃべりしてたりするので時間に余裕があるときだけおすすめ。 - キオスク
駅構内のキオスクでもチケットを購入できます。キオスクのある場所がホームではなく、駅の入り口で見た目は日本のキオスクに似ています。呼び方も似ていて”Chiosco(キョォスコ)”って言うんですよ。 - バール
観光地から離れた駅とかでたまにあるのですが、窓口が閉まってる&券売機が見当たらない、もしくは故障している場合があります。そんな時は駅構内のバールへ。チケットの購入もできますし、時間や何番ホームかなど分からないことも教えてくれるので便利です。
【興味深い本】
”10倍楽しめる”って気になりますね~。
電車の乗り方
チケット(紙)をGetしたらあともう一息です!「え?もう乗るだけじゃないの?」と思いますよね。実はもうひと作業あるんです。それは・・・。
チケットに打刻(刻印)するっ!!
これもっとも重要です!これをしないと、抜き打ちで車掌さんにチケットの確認をされたときに罰金になることも!
チケットを買ったら、乗る前に駅構内にある小さな機械で打刻(刻印)をしてください。チケットに小さな穴と『日付』『時間』『駅名』が記入されます。
機械の調子が悪いことも多々あるので、その時は他の機械を使ってみてください。大体各ホームにいくつかあります。柱の陰とかになって見えないときがあるので気を付けて!
打刻したらもう安心!乗るだけです。
乗る電車が何番線か確認してホームで待ちましょう!
!注意!
~出発ホームを確認~
イタリアの駅はホーム番号(Binario)が直前で変わることも。掲示板やアプリでチェックしておきましょう。
打刻は忘れずに!
とても重要なポイントなので、もう一度お伝えします。
チケットを買ったら、電車に乗る前に打刻(刻印)をしてください!
~遅延もイタリアンタイムのうち!~
イタリアの電車、残念ながら遅れることが多いです。3分くらいの遅れは『遅れ』になりません。10分や20分の遅延は「まあ普通」くらいに思っておきましょう。深呼吸して「これもイタリアの味だな」と思えば、少し余裕が持てますよ。
~座席番号に注意~
フレッチャやインテルシティは座席指定が基本。指定された車両(Carrozza)と座席番号(Posto)を探してください。自由席の場合は空いている席へ。
~車内でリラックス~
景色を楽しむも良し、持参のパニーノをかじるも良し。ただし、急カーブのたびにちょっと揺れるのがイタリアクオリティ。飲み物をこぼさないようご注意を!
【トラベル収納】
開けて吊り下げるだけ!とても便利です。
Peperonaの豆知識
打刻するときですが、窓口や券売機などで購入したチケットはやや厚紙なので難しくないです。問題なのは、バールで購入したチケット!レシートの紙のチケットでぺらっぺらがゆえ機械が反応しにくいです。
焦りますが落ち着いてください。何回か入れなおすと、そのうちジジッと刻印してくれます。なんともイタリアらしいですね~。
先日、夫が打刻する時もなかなか反応してくれなくて軽くイラっとしてたな~。
まとめ
どの電車を選ぶべき?
旅行スタイルや移動距離によって最適な電車が変わります。
- 時間重視 → Frecciaシリーズ
- コスパ重視 → IntercityまたはItalo
- ローカルな旅を楽しみたい → Regionale
イタリアの電車は、目的地だけでなく、車窓からの風景や地元の人々とのふれあいも楽しみの一部。のどかな場所だと、牧場でヤギやヒツジがのんびりしているところを見れたり。
旅行でも仕事や留学でも、ぜひ使いこなしてくださいね。「切符が買えた!」「目的地に着いた!」と小さな成功を積み重ねるのも楽しいものです。
ぜひあなたにぴったりの電車を選んで、素敵な時間を満喫してくださいね!
最後に、駅のバーでエスプレッソを一杯飲んで、イタリアの雰囲気を存分に味わうのもお忘れなく!
イタリアで英語が通じるか気なる方はこちらもどうぞ。
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