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新木駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新木駅
南口(2017年1月)
あらき
Araki
湖北 (2.6 km)
(3.2 km) 布佐
地図
所在地 千葉県我孫子市新木
北緯35度51分44.5秒 東経140度6分25秒 / 北緯35.862361度 東経140.10694度 / 35.862361; 140.10694座標: 北緯35度51分44.5秒 東経140度6分25秒 / 北緯35.862361度 東経140.10694度 / 35.862361; 140.10694
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 成田線(我孫子支線)
キロ程 8.9 km(我孫子起点)
電報略号 アラ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
[JR 1]2,656人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1958年昭和33年)4月1日[1]
備考
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北口(2018年7月)

新木駅(あらきえき)は、千葉県我孫子市新木にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)成田線我孫子支線)のである。

歴史

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駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地上駅。2006年にはホームリフレッシュ工事が行われた。かつては我孫子方にコンクリート製駅舎があったが、現在は解体されて出入口(西口)も閉鎖されている。現在の橋上駅舎は、2016年6月26日に改札口および南口の部分供用を開始し[7](同時に自動改札機が設置された)、2017年1月24日に完全供用を開始した。

成田統括センター(湖北駅)管理でJR東日本ステーションサービスが駅業務を受託する業務委託駅であるが[2]お客さまサポートコールシステムが導入されており、終日遠隔での対応も合わせて実施されている[3]。また、自動券売機乗車駅証明書発行機が設置されている。橋上駅舎供用開始前は、列車が到着する度に駅員が駅事務室から改札に出向き、ホームから外に出る乗客のチェックのみ行っていた。外からホームに入る乗客は、改札をそのまま通り抜けてホーム中程にある駅事務室で切符を購入していた。

南口はロータリーが整備されており、バス乗り場がある。一方北口は、国道356号から分かれる細い道路の奥に位置している。南口と北口それぞれに駐輪場が整備されている。トイレは橋上駅舎の中の改札外に設置されている。

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1 成田線(我孫子支線) 上り 我孫子上野方面[11] 基本的に当ホームを使用する。
下り 成田方面[11]
2 上り 我孫子・上野方面[11]

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 1番線を上下本線とした1線スルー構造であり、1・2番線いずれも両方面からの到着・出発が可能である。
  • 当駅で列車交換を行わない場合や通過列車は、我孫子方面行列車も1番線を使用する。
  • 行違いを行う場合、成田行は1番線、我孫子方面行は2番線を使用する。2番線着発時は成田方で35 km/h、我孫子方で45 km/hの速度制限を受ける。一方1番線は成田方で55 km/h、我孫子方は制限無し。

発車メロディ

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長らく発車ベルを使用していたが、2017年2月8日から発車メロディを導入している。

曲は導入当初からスイッチ制作のメロディを使用している(2023年12月8日に曲の変更が行われている[10])。

現在のメロディ
上り JR-SHR9-3
下り JR-SHR6-1


導入当初のメロディ
上り 朝のドヴィッシー
下り 窓の花飾り

利用状況

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2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員2,656人である[JR 1]

JR東日本及び千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 2,418 [* 1]
1991年(平成03年) 2,185 [* 2]
1992年(平成04年) 2,309 [* 3]
1993年(平成05年) 2,478 [* 4]
1994年(平成06年) 2,497 [* 5]
1995年(平成07年) 2,473 [* 6]
1996年(平成08年) 2,410 [* 7]
1997年(平成09年) 2,246 [* 8]
1998年(平成10年) 2,221 [* 9]
1999年(平成11年) 2,317 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 2]2,421 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 3]2,638 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 4]2,914 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 5]3,001 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 6]2,996 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 7]2,931 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 8]2,971 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 9]2,989 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 10]3,006 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 11]2,963 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 12]2,958 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 13]2,905 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 14]2,919 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 15]2,951 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 16]2,855 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 17]2,891 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 18]2,937 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 19]2,910 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 20]2,908 [* 29]
2019年(令和元年) [JR 21]2,871 [* 30]
2020年(令和02年) [JR 22]2,209
2021年(令和03年) [JR 23]2,363
2022年(令和04年) [JR 24]2,505
2023年(令和05年) [JR 1]2,656


駅周辺

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区画整理事業の対象となった南口駅前は宅地造成が進み、沿線人口も増加している。南口周辺は我孫子市の定める禁煙重点地域となっている。

北口

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南口

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我孫子市立布佐南小学校

バス路線

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新木駅南口
新木駅入口
新木駅北口

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
成田線(我孫子支線)
湖北駅 - 新木駅 - 布佐駅

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、23頁。 
  2. ^ a b 事業エリアマップ(2024年2月1日時点)” (PDF). JR東日本ステーションサービス. 2024年3月12日閲覧。
  3. ^ a b 駅の情報(新木駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年3月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月12日閲覧。
  4. ^ 「日本国有鉄道公示第89号」『官報』1958年3月25日。
  5. ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、624頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  6. ^ 「通報 ●大社線荒茅駅、総武本線榎戸駅及び成田線新木駅の設置について(営業局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1958年3月25日、2面。
  7. ^ a b 平成28年6月26日(日曜日)新木駅が変わります”. 我孫子市. 2016年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月8日閲覧。
  8. ^ 新木駅駅舎・自由通路等が完成”. 我孫子市 (2017年1月24日). 2020年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月8日閲覧。
  9. ^ “新木駅の新駅舎が竣工”. 交通新聞 (交通新聞社). (2017年2月2日) 
  10. ^ a b JR成田線(我孫子線)新木駅・湖北駅・東我孫子駅の駅メロディを制作しました。”. スイッチオフィシャルサイト. スイッチ (2023年12月12日). 2024年2月10日閲覧。
  11. ^ a b c 時刻表 新木駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月11日閲覧。

広報資料・プレスリリースなど一次資料

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  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月24日閲覧。

利用状況に関する資料

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  1. ^ 千葉県統計年鑑 - 千葉県
  2. ^ 我孫子市の統計 - 我孫子市
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
千葉県統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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  翻译: