子どもが義実家でお年玉をもらい“まさかの一言”。凍りつく空気に、もうやめて…
お正月と言えば、親戚一同が集まって新年の挨拶を交わすのが日本の風習。子どもにとっては、お正月に親戚が集まることで“お年玉”がゲットできる絶好のチャンスでもあります。
今年のお正月はコロナ規制が弱まったこともあり、数年ぶりに夫の親族が実家に集まることになったそうです。
由佳さんは新年のご挨拶用のお菓子と、子どもたちに渡すお年玉を用意しました。
「私はひとりっ子なので、パパのほうにしか親戚の子はいないんです。親戚の子どもは、パパのお兄ちゃんのとこが3人と、パパの妹のほうにも3人います。1番下が3歳で、上が6年生。自分の子以外にお年玉を渡すのって、かなり久しぶりだったので“お年玉 相場”ってググって調べました」(由佳さん、以下同)。
その時由佳さんが調べたお年玉金額の相場は、未就学児が500~1,000円、小学生が1,000~3,000円、中学生と高校生が5,000~1万円だったそう。
「平均相場の中でも多いほうが無難かな~?って、ちっちゃい子は1,000円、小学生は3,000円、中高生には10,000円を入れました」
お年玉の用意をしているこのとき、由佳さんは気付かなかったのです。後ろからこっそりその金額を見つめる小さな2つの目に……。
お正月に大勢で集まるのは久しぶり。子どもも大人も賑やかに過ごしたそう。
「お酒を飲みながら、おせち料理を囲んでゆったりと……楽しかったですね~。お正月の独特の雰囲気で『あの時お兄ちゃんが私を抱っこしてくれて……』『昔流行ったあの曲、今アレンジされてるの知ってるぅ?』なんて他愛もない話をダラダラ楽しむのがいいんですよね」
子どもたちはと言うと……。
「今の子って、近くにいるのにオンラインでゲーム対戦するんですよね。ただ、男の子はゲームばっかりになるんで、酔っ払いのパパが『やるぞー』って子どもたちを誘って、家の前でバトミントンをしてはお正月ムードを盛り上げてましたね」
今回お届けするのは小学3年生の息子がいる、神奈川県在住の堀江由佳さん(仮名・36歳)のエピソードです。
相場に合わせてお年玉を用意
5年ぶりの賑やかなお正月
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