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“ようかい体操”大ヒットから10年、27歳俳優の現在「朝ドラに出られるように」

 俳優・アーティストの高野 洸さん(27歳)が、現在放送中のアニメ『妖怪学校の先生はじめました!』でレギュラー声優に初挑戦しました。シリーズ累計100万部突破の人気コミックが原作で、高野さんは人気キャラクターの入道連助を演じています。 高野洸 高野さんは、Dream5としてデビューして今年で芸能活動15周年。国民的人気を博した妖怪ウォッチ「ようかい体操第一」の大ヒットから10年、ソロの音楽活動も5周年という節目の年に。本人は現状に甘んじず、「27歳のうちにもっと実力をつけたい」と語ります。その真意とは。

オーディションの段階で「すごい世界だな」

高野洸――アニメのレギュラー声優は初挑戦ということですが、出演が決まったときの心境や、作品全体の感想はどうでしたか? 高野:こんなに面白い作品で、そのメンバーになれたことがとにかくうれしかったです。たくさんエピソードがあり、特に最後のほうはドラマチックで妖怪同士の戦いや、守るべきもの、その絆も見えてくるのでより熱くなっていきます。たくさん笑っていただける作品なので、最後まで観てほしいです! ――学園が舞台で人間、妖怪と大勢の個性豊かなキャラクターが出てくるので、それだけでも楽しいですよね。 高野:コメディ要素にたくさん笑わせていただき、一話完結かと思いきや、話数が進むごとにそれぞれの話がつながることがたくさんあり、キャラクターの深堀りがされていく度に面白さも増していく。関係性と絆に感動する場面もあり、楽しませていただきました。コンプラ、ギリギリの言葉もあったりしてすごく楽しいです(笑)。 ――当初、出演が決まった時はいかがでしたか? 高野:声優の方たちとご一緒するのが初めてで、アフレコも初心者なので、オーディションの段階ですごい世界だなと思いました。声で表現することの大変さも知りつつ、まさかの入道連助役に選んでいただけたので、おそれ多くもですが、せっかくお声がけいただいたので頑張りたいなと。僕なりにチャレンジして頑張っていこうと思いました。

“モテキャラ”を表現したい

中央が入道連助(『妖怪学校の先生はじめました!』より)

中央が入道連助(『妖怪学校の先生はじめました!』より)

――収録はいかがでしたか? 高野:かなりの話数を収録していくうちにいつか慣れるかなと思っていたのですが、難しいことがたくさんあり、最後の最後まで慣れなかったです(苦笑)。声優の方は、普段からすごいことを自然にこなしているんだと改めて痛感しました。 絵に声を当てて命を吹き込むことは奥深さがありますよね。アニメーションはみなさんの努力とスキルの積み重ねで成り立っているんだと思いました。 ――入道連助というキャラクターは、どのように理解して演じましたか? 高野:成績優秀のクラス委員で、適格なツッコミをするし、基本的に冷静です。みんなに対しても勉強を教えたり、男らしいポイントはたくさんありつつ、次第に入道のバックボーンが見えてきて、さらに好きになりました。とても深みのあるキャラクターだと思います。セリフも荒いけれど、芯があり言葉のひとつひとつが魅力的なんです。 ――どういう仕上がりをイメージしましたか? 高野:原作でも入道はクラスのみんなに信頼され、女子メンバーからもカッコいいと見られているモテキャラなので、ちゃんとそれを表現したいなと。視聴者の方からもモテるというか、ちゃんと愛してもらえるキャラクターになればいいなと願っていました。
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映像作品は念願だった
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