Lifestyle

148万円の「築58年の空き家」を素敵に整えて暮らす2児の母。リノベ成功の条件を聞くと

収納が少ないながらも工夫を

床の間はクローゼットに

床の間はクローゼットに

「収納が少ないので、和室の床の間にラックを置いて衣装や荷物を置くスペースにしています。あまり物がいっぱいだと見栄えが悪いので、洋服は厳選してできる限り減らしています。押し入れの襖は張り替えに失敗したこともあり、撤去してロールスクリーンを取り付けることにしました。見た目もスッキリして気に入っています」
押し入れにはロールスクリーンを設置してスッキリと

押し入れにはロールスクリーンを設置してスッキリと

大工さんとうまく付き合うコツ

作業を見守る息子さん

作業を見守る息子さん

 セセさんは、リノベーションで重要なのは、「信頼できる職人さんの存在」だと振り返ります。 「私の場合は、たまたまいい業者さんに巡り会えたのですが、良い方を見つけるのはすごく難しいです。ただ、1人いい業者さんを見つけられると、その方がつながっている、いい電気屋さんや、設備屋さんを紹介してもらえるんじゃないかと思います。 私はまず業者さんに、全ての希望を優先順位をつけて伝えて、『予算の許す範囲内で実現してください』とお願いしました。すると、材料費を抑える方法を教えてくれたり、『この方法だとこういう仕上がりになるけどできますよ』と提案してくれました。最終的には、予算内で私の希望をすべて実現してもらうことができました」  リノベをスムーズに進めるためには、職人さんとの関係性が重要だといいます。 「実は、私の父親が元大工なので、気難しい雰囲気の職人さんにも、グイグイ自分のやりたいことを伝えられたのかもしれません。職人さんに対しては、いいお客さんでいることを心がけていました。やってくださったことには、心から大喜びして、とにかく言葉でお礼を伝えるようにして、作業中に差し入れをしたりしながら、感謝の気持ちを表し続けることを大事にしていました」
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シェアハウスで叶える豊かな暮らし
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