自分の免疫力を過信してる夫の“ありえない行動”でせっかくの正月が台無しに「舐めきってる…」
どれだけ気をつけていても、人間誰しも体調を崩してしまうときはあるものです。しかし、体調管理が甘すぎる人のせいで迷惑をかけられたとしたら……?
せっかくの年末年始が「夫の自業自得」な行動のせいで台無しになってしまったことがあるという女性から話を聞きました。
真下容子さん(仮名・36歳/主婦)は、夫の泰司さん(仮名・42歳/自営業)と2人で居酒屋を切り盛りしています。もともとは泰司さんの父親が寿司屋を営んでいたのを、代替わりとともに創作居酒屋へリニューアルしたそうです。
地元では子連れで飲みに行ける店としても知られ、容子さんのママ友仲間がグループで飲みに来ることもあるなど、地域密着型のお店として盛況だとか。
「最初は義理の両親も店を手伝ってくれていたのですが、もう80代と高齢のため、今は夫婦2人きりで料理から接客まで回しています。
オフィス街に近いのでランチ利用も多く、昼夜とも営業。ピークタイムや繁忙期には人手もほしくなりますが、なんとか2人で頑張れる範囲かなと、バイトはいません。
お互いだけが頼りですから、体調管理にはいつも気をつけているつもりでした」
しかし夫の泰司さんは、「料理人は体力仕事だから」と、自身の免疫を過信している節があったと言います。
「夫は音楽が大好き。音楽仲間もいて、店が休みの日曜日には連れ立ってライブ鑑賞に出かけていきます。
とある年末も差し迫った休日のこと。夫はトレーナーに薄手のアウターだけで野外ライブに参戦してしまったようでした。そんな舐めきった軽装のまま、長時間暴れまわったみたいで……。
汗で濡れた体は冷えてしまうのに、重ね着するものも持っていなかったようです。凍えながら帰ってくると案の定、風邪をひいてしまいました」
怒り、呆れる容子さん。その後、高熱が出たからと検査を受けると、ただの風邪ではなくインフルエンザに罹っていたことが判明します。
店は容子さんのワンオペとなり、営業時間もランチに絞って乗り切ることに。家庭内でも泰司さんを隔離し、家族に感染が広がらないように努めていました。
「手洗いやうがい、マスクなどで対策を徹底して生活していたのですが、息子(当時6歳)にも高い熱が出てしまいました。息子は喘息持ちのためか、どうしても風邪などをひきやすい体質のようで。
かかりつけの大きな病院で息子を診てもらって一安心した束の間、今度は私も発熱。
しかし病院の休診期間に突入してしまいました。タクシーで遠い病院に行くことも考えたのですが、そんな体力はもう残っていませんでした」
居酒屋を家族経営する夫婦。夫が趣味のライブ観戦でインフルに
子どももインフル発症。看病でうつってしまい寝正月
1
2