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2023年 お月見って何をする日? 十五夜の歴史やお供え物の定番について解説!

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2023年10月13日6,588

目次

  • 今年のお月見はいつ?
  • お月見って、具体的に何をすればいいの?
    • 1.一年で一番美しい中秋の名月を眺める
    • 2.旬の収穫物をお供えする
    • 3.月を眺めながら食事をする
  • お月見が日本に広まった背景
  • お月見のお供え物といえば?
  • お月見を楽しむコツ
    • 1.良い場所を選ぶ
    • 2.食べ物と飲み物を充実させる
    • 3.写真撮影をする
  • 準備万端で今年のお月見を楽しもう!
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一年で一番月が美しく見える十五夜に、月を見ながら秋の収穫物に対する感謝をするお月見。 ただ月を眺めてお月見を終えてしまう人も少なくないはず。お月見には、綺麗な月を眺める以外にも、お供え物をする風習などがあります。 今年はその深い歴史に思いを馳せつつ、お月見を目いっぱい楽しんでみませんか。


2023年のお月見:2023年9月29日(金)


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お月見は、月の満ち欠けで日付をきめる旧暦で行う行事のため、その日付は毎年変動します。

2023年のお月見は、9月29日(金)です!空気が澄んで夜風が涼しい季節に十五夜を眺めることができます。



来年2024年から5年間のお月見(十五夜)は以下のようになっています。

2024年 9月17日
2025年 10月6日
2026年 9月25日
2027年 9月15日
2028年 10月3日

このように、お月見は毎年決まった日ではなくバラバラの日になっています。

これは現行の新暦ではなく旧暦によって決められているからで、旧暦の日にちを新暦で換算すると、まったくバラバラの日になるのです。



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なんと今年のお月見(十五夜)である9月29日(金)は、ちょうど満月を拝むことができます!

しかし、お月見とひと口に言っても、実際何をすれば良いのかよく分からないという人も少なくないのではないでしょうか。



お月見は、十五夜のお月様を見て楽しむことが大前提としてあります。新月から満月になる月の満ち欠けの周期は、ほぼ15日周期で、旧暦では新月が1日、15日が満月にあたるので、お月見の日の月は一年で一番美しいといわれる所以になっています。


普段はあまり月を見ないという人も、お月見の日は月を確認してみましょう。まん丸で美しく輝く月に、きっと驚くはずです。



そもそもお月見は、お月様を見ながら作物の収穫の喜びを人々と分かち合い、次の季節の豊作を祈る意味などを込めて感謝をするというのがルーツとなっています。


なので、定番のススキを飾ったり月見団子を食べたり、かぼちゃや栗など旬の収穫物をお供え物をして一年に一度のお月見を楽しみましょう。食べ物を手作りしたり、月と縁深いウサギをモチーフにした小物を飾ってみるのも、お月見のムードを盛り上げそうですね。



ベランダや庭など、月を眺めやすい場所を見つけたら、そこにローテーブルなどを運んで月見台を用意し、月見そばやサツマイモ料理など、秋らしい食事を楽しみましょう。


また、月見だんごや栗など、お供え物したものって食べてもいいの?と迷う人もいるかもしれませんが、むしろ食べることに本意があります。感謝を込めてお供えしたあとにそれらを食べることによって、月や神様の力や恩恵を分けてもらえるとも言われているためです。


その際、中秋の名月を愛でながら嗜む「月見酒」を食事とともに飲みながら楽しむのもおすすめです。



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そもそもお月見は、平安時代に中国から伝わった文化です。中国では、旧暦の8月15日の「中秋節」が起源とされていて、月餅などの丸い食べ物を月に供え、五穀豊穣をお祝いしたそうです。

十五夜のお月見が日本へ広まった当初はただ月を見るだけのものでしたが、旧暦の8月15日に月を鑑賞しながら秋の収穫物に感謝する日、という日に変化し、今日に至ります。


ちなみに、月は満ち欠けを繰り返しており、新月から数えて約15日で満月になります。そのことから、満月を「十五夜」と呼ぶようになりました。



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感謝をする際の象徴となるのが、お供え物です。お供え物するものにも、実はそれぞれちゃんとした意味があります。

お供えする理由がわかれば、よりお月見が大切な行事になりそうです。


お月見でのお供え物の例 お供えする所以・理由
ススキ 秋に収穫できる稲穂に見立てて飾り始めたのが由来
月見団子 秋の作物の収穫に対する感謝や、次の季節の豊作を祈る意味などが込められている
お酒 秋の収穫・豊作を神々に感謝し、月の下でお酒を飲む「月祀り」の風習が古来よりあった
サツマイモなどの芋類 十五夜は秋の収穫を祝って「芋名月」とも呼ばれており、収穫の感謝と豊作の祈りを捧げるようになった


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お月見を楽しむためには、できるだけ明るい場所や人工の光が少ない場所を選びましょう。田舎や公園などがおすすめです。


月見団子やかぼちゃや芋など、伝統的なお月見の食べ物や飲み物を用意して、楽しい時間を過ごしましょう。他にも秋の味覚である柿、スイートポテトなどもおすすめです。また、熱いお茶やお酒を楽しむのも良いですね。


お月見の風景や仲間との写真に収めるのも良いアイデアです。とくに今年のお月見は満月なので、しっかり思い出を残しておきましょう。



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今年のお月見は、月を見上げるだけでなく、自然の美しさや季節の移り変わりを感じながら、伝統的なやり方で堪能してみませんか?


お酒や食べ物をお供に、秋の収穫物に感謝をしつつ、ぜひ素敵なお月見(十五夜)を楽しんでみてくださいね。

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