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三が日・お正月の正しい過ごし方!絶対にやってはいけない6つのタブー
目次
- 三が日(さんがにち)の基本情報
- 意味と由来
- 「正月」「三が日」「松の内」の違い
- 三が日にやるべきお正月の過ごし方3選
- 1.初日の出を拝む
- 2.正月料理で新年を祝う
- 3.初詣や書き初めを行う
- 三が日にやってはいけない6つのタブー
- 1.掃除をしてはいけない
- 2.四足(よつあし)歩行の動物の肉を食べない
- 3.刃物を使ってはいけない
- 4.ケンカをしてはならない
- 5.お金を使ってはいけない
- 6.火を使う煮炊きをしてはいけない
- 三が日に食べたい!おせち以外のメニュー3選
- 1.お雑煮
- 2.手巻き寿司
- 3.すき焼き
- 三が日を過ぎたらやるべき行事3選
- 1.七草粥を食べる(1月7日)
- 2.鏡開きを行う(1月11日)
- 3.正月飾りを処分する(松の内を過ぎたら)
- 三が日はホテルでのんびりと過ごそう!
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新年の幕開けを飾る三が日。家族が集い、新しい希望に胸を膨らませる日本ならではの伝統的な期間です。この3日間は新年の福を祈りながら、家族の絆を深める貴重な時間を過ごす人が多いでしょう。
しかし、三が日にやってはいけないタブーをご存じでしょうか。知らぬ間にやっていると、縁起が悪い新年を迎えているかも。そうならないように、ぜひこの記事を参考にして気持ちのよい新年を迎えましょう!
三が日とは、お正月の最初の三日間、つまり1月1日から1月3日までを指します。この期間は、新年を祝い、家族が集まって過ごす大切な時とされており、神様が年の初めに人々を訪れるとされています。由来は、中国の習慣が日本に伝わったもので、元日を「人日」として、人の福を祈る日として重んじています。また、この三日間は仕事をせず、神様へのお祈りや親族との団欒を楽しむ休日とされています。
「正月」とは新しい年が始まる1月1日を指し、新年を祝う大切な日です。家族が集まり、おせち料理を食べたり初詣で神社やお寺を訪れたりする習慣があります。
「三が日」とは、正月の1月1日から1月3日までの3日間を指します。この期間は一般的に仕事を休み、家族や親戚と過ごしたり新年の挨拶を交わしたりすることが多いです。伝統的にはこの時期にしか行われない行事や遊びも多く、新年を祝う重要な期間とされています。
「松の内」とは正月飾りを飾って新年を祝う期間を指し、地域によって異なりますが一般的には1月7日までを指すことが多いです。松の内が終わると正月飾りを取り外し、仕事始めとなることが多いです。地域によっては1月15日とするエリアもあります。
用語 | 日付 | 説明 |
正月 | 1月1日 | 新年の始まりを祝う日。おせち料理、初詣などの習慣がある。 |
三が日 | 1月1日〜1月3日 | 新年の最初の3日間。家族と過ごし新年の挨拶を交わす期間。 |
松の内 | 地域による(一般的には1月7日まで) | 正月飾りを飾る期間。この後に仕事始めが多い。 |
新年の始まりと共に初日の出を拝むことは、多くの日本人にとって大切なお正月の風習です。海や山、公園など地元の名所で早起きをして、新しい年の第一光を眺めることは、一年の清新なスタートの象徴。
新年の抱負を心に思い描きながら神々しい初日の出を見ることで、新たな年への希望を膨らませましょう。
日本の三が日といえば、おせち料理やお雑煮などの伝統的な料理で新年を祝います。これらの料理にはそれぞれ意味が込められており、一年の健康や幸福を願って作られます。
家族が集まり丁寧に準備された料理を共に味わうことは、新年の幸せを分かち合う大切な時間となるでしょう。
お正月には神社やお寺へ初詣に行き、新年の安全や健康、幸運を祈願します。また書き初めを行い、心新たにその年を生きる決意を表します。
家族や友人と一緒に清々しい空気の中で初詣を楽しみながら書き初めで心を落ち着けることは、心静かに新年を迎えるための素晴らしい方法です。
お正月、とくに三が日の期間中は掃除をすることは避けましょう。新年に入ってすぐの掃除をするのは、その年の運気や福を「掃いてしまう」とされているからです。新年には神様が家を訪れて福をもたらすと考えられており、その福を掃除で外に出してしまわないようにとの意味が込められています。
日本には古くから、お正月には牛や豚などの四足歩行の動物の肉を避ける風習があります。これは畑を荒らす動物に関連づけられ、農作物を守る意味合いから避けられてきたとされています。平和を願うお正月に殺生を連想させる行為は控えるべき、とも考えられています。
新年に刃物を使うことはできるだけ控えましょう。なぜなら、刃物は縁を切ることを象徴して関係性を損ねることを意味するからです。刃物は怪我の原因にもなりますので、無用なトラブルを避けるためにも使用を控えます。
お正月は家族が和やかに過ごすべき時期とされており、ケンカや口論はその年の家庭内の不和を招くとされています。新年の幸せと家族の絆を大切にするためにも、穏やかな心で過ごしましょう。
お正月は財布の紐を締め、節約を心がけるべき日とされています。新年の初めに散財すると、一年間金運が悪くなるとの迷信もあります。またお正月は祝祭日であり、落ち着いて過ごすべき時間ともされています。
新年の三が日は火を使っての調理を控えるべきとされています。これは、火事を避けるとともに、家族が調理に追われることなくゆっくりと新年を過ごすためとも言われています。おせち料理などを事前に準備することで、この期間は火を使わずに済むようにします。
お正月の定番メニューとして、おせち料理と並んで人気なのがお雑煮です。お雑煮は地域や家庭によって異なるレシピがあり、その多様性が日本のお正月の面白さを示しています。具材にはだしの効いた汁に餅や野菜、時には鶏肉やかまぼこなどが入り、一年の健康を願う意味合いも込められています。温かくて優しい味わいで、新年の朝にピッタリの一品です。
おすすめレシピ:関東風お雑煮
餅 1個 白菜 2枚 にんじん 少々 かまぼこ 2枚 大根 少々 鶏肉 50g だし汁 400ml 醤油 小さじ2 塩 少々 みりん 小さじ1 |
- 白菜、にんじん、大根を食べやすい大きさに切ります
- だし汁を沸かし、野菜と鶏肉を入れて柔らかくなるまで煮ます
- 醤油、塩、みりんで味を調えます
- 別の鍋で餅を焼きます
- お椀に餅を入れ、煮た具材とだし汁を注ぎます
- かまぼこをのせて完成です
お正月におせち料理と一緒に楽しみたいのが手巻き寿司です。家族や友人が集まりながら好きな具材を自由に選んで巻くので、会話も弾みます。新鮮な魚介類、野菜、様々な薬味を用意して、それぞれの好みに合わせてオリジナルの手巻き寿司を楽しんでみましょう。色とりどりの具材は新年の祝いの席に華を添え、食べることがエンターテイメントになります。
おすすめレシピ:簡単手巻き寿司
寿司飯 適量 海苔 適量 マグロ 適量 サーモン 適量 キュウリ 1本 アボカド 1個 タマゴ焼き 1本 クリームチーズ 適量 しょうゆ、わさび お好みで |
- キュウリ、アボカド、タマゴ焼きを細長く切ります
- マグロとサーモンは適当な大きさにスライスします
- 海苔を手のひらサイズに切り、その上に寿司飯を広げます
- 好きな具材をのせ、巻いていきます
- クリームチーズを加えると、クリーミーでリッチな味わいになります
- しょうゆとわさびを添えて完成です
お正月の三が日におすすめしたいのは、家族で囲む温かいすき焼きです。甘辛い特製のたれで牛肉や様々な野菜、豆腐、しらたきなどを煮込む日本の伝統的な鍋料理は。寒い季節にぴったり。家族が集まる新年の席に、温かみと豊かさをもたらしてくれます。それぞれが好みの具材を鍋に入れながら、新年の願い事を話し合うのも良いでしょう。
おすすめレシピ:家庭で簡単すき焼き
牛肉(薄切り) 400g 白菜 1/4個 長ネギ 2本 しいたけ 4個 焼き豆腐 1丁 しらたき 200g 砂糖 大さじ3 醤油 大さじ3 日本酒 大さじ2 だし汁 500ml 卵 人数分 |
- 白菜と長ネギは一口大に切ります。しいたけは石づきを取り、焼き豆腐はスライスします
- しらたきは熱湯でさっと茹でておきます
- 鍋にだし汁を入れ、砂糖、醤油、日本酒を加えてたれを作ります
- たれが温まったら牛肉を入れ、色が変わったら野菜や豆腐、しらたきを加えます
- 具材が煮えたら、生卵にくぐらせて食べます
新年が始まって最初の節句である人日の節句には、七草粥を食べる風習があります。これは、お正月に食べ過ぎた胃腸を休め無病息災を願う意味が込められています。春の七草が入ったシンプルな粥を食べることで、新年の健康を祈ります。
お正月に供えた鏡餅を開く「鏡開き」は、1月11日に行われることが多いです。これは、神様に感謝して新年の幸せを願う行事で、開いた鏡餅は「福分け」として食べます。餅は柔らかく煮たり、焼いたりして食べられます。
「松の内」と呼ばれる期間が終わると、お正月の飾りを片付ける時期が訪れます。この飾りは、新年を祝って神様をお迎えしたものですから、燃やしたり、神社で行われるどんど焼きなどで処分する地域が多いです。これによって、飾りに宿った神様を送り、一連のお正月行事を終えます。
なお、松の内は地域によって期間が変わってきます。関東では1月1日から7日まで、関西では1月1日から15日までという地域が多いです。
三が日、新年の門出を静かに豊かに過ごすには、ホテルでの滞在がおすすめです。家の喧騒を離れ、ホテルならではの上質なサービスと落ち着いた空間で、新しい一年の計画を立てたり、読書を楽しんだりすることができます。また、ホテル内のレストランやスパを利用すれば、身も心もリフレッシュできるでしょう。
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