手付かずの自然が残るアフリカの国・ボツワナ。そんなボツワナに行ってみたいけど、現地の治安状況について気になる人も多いはず。この記事では、2024年最新のボツワナの治安情報をまとめました。危険レベルの詳細や渡航する際の安全対策などを解説するので、ボツワナへ渡航を検討している人はぜひ参考にしてください。
【ボツワナでトラブルに遭った時の緊急連絡先】
連絡先 | 電話番号 |
警察 | 999 |
救急車 | 991~3(有料) |
消防署 | 998 |
在ボツワナ日本国大使館 | +267-391-4456 |
👉【期間限定】格安eSIMがお得🔥
🎁ホテル・航空券
👉今月の限定クーポン・キャンペーン一覧💪
冬の旅行キャンペーン実施中
最新情報!現在のボツワナの治安状況
ボツワナの治安はアフリカ諸国の中では比較的良いとされていますが、2020年の統計によると、ボツワナでの犯罪件数は7,386件でした。特に殺人件数は2019年の845件から2020年には364件に減少しました。
しかし新型コロナウイルス対策のロックダウンや夜間外出禁止令が影響し、犯罪は減少した一方で経済が悪化したため、2022年以降は再び犯罪件数が増加していると考えられています。現在は具体的な犯罪統計は公開されていませんが、近年は若者の失業や移民の増加などが影響し、治安が悪化している可能性があります。
ボツワナで特に注意したい治安の悪いスポット
オールドナレディ地区
ハボロネ市内にあるオールドナレディ地区は、夜間には現地の人でも避けるほど治安が悪い場所です。この地区は貧困層が多く、近くの登山スポットであるカーリーヒルなども注意が必要です。安全なホテルやショッピングモールを除き、夜の外出は控え、一般的な犯罪対策にも気をつけてください。
ブロードハースト・マルアプーラ・パカラネ地区
オールドナレディ地区と同じくハボロネ市内にあるブロードハースト・マルアプーラ・パカラネ地区でも犯罪件数が増えています。特に高級住宅街のあるパカラネ地区では、空き巣などの被害が発生しています。ホテルに宿泊する際も、鍵をしっかりかけるなど基本的な安全対策を怠らないようにしましょう。
治安が良くても要注意!ボツワナで観光客が狙われやすい犯罪とその対策
比較的治安が良いとされるボツワナでも、金銭を狙ったさまざまな犯罪が横行しているのが事実です。観光の際は以下の点に留意して安全対策をしましょう。
1.スリ、置き引き、窃盗
観光客が特に狙われやすいのがスリや置き引きです。スマートフォンや財布を狙った窃盗や、交差点等で減速中または停車中の車両を襲って金銭を盗む手口などが多く見られます。日本人もボツワナでの犯罪被害に遭っています。2020年にはハボロネの中華食材店で車上荒らしと強盗、2021年には市内のショッピングモールでも車上荒らしの被害がありました。
2023年2月には、ハボロネの路上で徒歩中の日本人が強盗傷害の被害に遭っています。
【対策】
外出時は必要最低限の持ち物だけを持ち、現金や貴重品は分けて持つことが大切です。他の人に見せないように注意しましょう。持ち物は常に体の近くに置き、足元に置いたり椅子の背もたれにかけたりしないよう気をつけてください。
2.スマッシュ・アンド・グラブ
スマッシュ・アンド・グラブとは停車・徐行中の車にの窓ガラス等を破壊し、窃盗行為を行う手口です。特に観光客はタクシー乗車中に注意が必要です。
【対策】
車両移動時は必ずドアをロックし、窓を閉めましょう。荷物はトランクやシート下など、外から見えない場所に置いてください。渋滞や信号待ちの際は、周囲に注意を払ってください。
3.侵入窃盗
ホテルでの侵入窃盗は、宿泊客の不在時や警戒心が薄い状況を狙って行われる場合があります。犯罪者は客室や共用スペースに侵入し、貴重品や金品を盗むことが一般的です。従業員のふりをしたり、他のゲストに紛れて入ることもあるため、不審な人物にも警戒が必要です。
【対策】
貴重品やパスポートは、部屋に置かずセーフティボックスやフロントに預けましょう。ホテルがパスポートを預かることはないので、そのような連絡があったらフロントに確認してください。在室中は防犯チェーンを掛け、ノックされてもドアを開けないようにしましょう。
ボツワナでの緊急時の連絡先一覧
万が一トラブルに巻き込まれた場合、または巻き込まれそうな場合は、最寄りの警察署またはボツワナ現地の緊急ダイヤルに通報しましょう。言葉が通じない場合は、周りにいる信用できる人に頼って落ち着いて対応しましょう。大使館ではパスポートを紛失・盗難の際にサポートしてもらえることもあるので、確認しておきましょう。
緊急連絡先
連絡先 | 電話番号 |
警察 | 999 |
救急車 | 991~3(有料) |
消防署 | 998 |
在ボツワナ日本国大使館
電話番号 | 住所 |
+267-391-4456 | 4th floor Barclays House, Plot 8842, Khama Crescent,Private Bag 00222 Gaborone, Botswana |
ボツワナに安心して渡航するための準備
治安が良いとされているボツワナですが、渡航する場合は万が一の時のための準備をしましょう。ここでは、ボツワナで安全を守るための登録やアイテムを紹介します。
1.海外旅行保険
ボツワナへ渡航する際は海外旅行保険への加入を強くおすすめします。海外での医療費は高額になることが多く、思わぬ出費を防ぐことができます。また、医療費だけでなく荷物の紛失や盗難、航空機の遅延などのトラブルにも対応できます。
クレジットカードに付帯している海外旅行保険もありますが、補償内容を確認し、必要に応じて追加の保険に加入しましょう。
2.たびれじ
ボツワナ渡航の際は、家族や友人、職場に日程や連絡先を伝えておくことが重要です。また3か月以上滞在する場合は、在留届を提出してください。3か月未満の旅行や出張の場合は、最新の安全情報を確認し、緊急時に大使館から連絡を受け取るために外務省の「たびレジ」に登録しましょう。
3.パスポートのコピーや連絡先のメモ
ボツワナでもしもの時に役に立つのが、パスポートのコピーや連絡先のメモ。万が一パスポートを失くしたときにコピーがあればスムーズに再発行の手続きができるでしょう。コピーするのは顔写真と住所欄の2枚です。連絡先のメモは、インターネットが使えない場合の緊急連絡先の確認に対応できます。
ボツワナの基本情報
基本情報 | |
首都 | ハボローネ |
人口 | 約267万人 |
言語 | 英語、ツワナ語 |
宗教 | キリスト教、伝統宗教 |
通貨 | プラ |
政体 | 共和制 |
ボツワナの治安についてよくある質問
-
ボツワナの治安はどうですか?
ボツワナの治安はアフリカの他国と比べて比較的良好ですが、特定の地域では犯罪が発生しています。
-
夜間に外出しても大丈夫ですか?
一部の地域、特にオールドナレディ地区では夜間の外出は避けた方が安全です。安全な場所では気をつけて行動してください。
-
日本人に対する犯罪はありますか?
日本人も過去に犯罪被害に遭っているため、特に注意が必要です。警戒を怠らず行動しましょう。
-
旅行者はどのように安全を確保できますか?
人気の観光地や安全なホテルに滞在し、夜間の外出は避けることが大切です。また、貴重品はしっかり管理しましょう。
そのほかの役立つ記事はこちら
ボツワナへ渡航する際は最新の治安情報を確認しよう
ボツワナでは危険レベルが設定されておらず比較的治安が良いとされていますが、特定の地域やスポットでは治安が悪い場所も存在します。観光地でもスリや窃盗などさまざまな犯罪が発生しているので、滞在中は十分に気を付けましょう。
ボツワナの治安をチェックして、安全な旅を心がけてくださいね。
※現地の治安は状況により随時変動する場合があるため、渡航の際には必ず最新情報をご確認ください。