マカオ旅行に必要な費用はいくら？安い時期とベストシーズンを解説

ポルトガル文化と中国文化が混ざり合った独自の文化を持つマカオは、アジアでも人気の観光地です。世界遺産にも登録された歴史的建造物や豪華なカジノリゾート、そして美食が楽しめるレストランなど見どころがたくさんあります。

この記事では、マカオ旅行に必要な費用や安く旅行する方法を紹介します。費用を抑えて、楽しいマカオ旅行を実現しましょう！

マカオ旅行の航空券費用

マカオ行き航空券費用の目安は、往復1名分で10万円～です。

2023年10月現在、マカオ航空が東京～マカオ間の直行便を運航していますが本数はあまり多くありません。時間に余裕がある方は、格安航空券のLCCを利用してもいいでしょう。ただし、LCCは荷物を預けるのに追加料金がかかる場合があるので注意が必要です。

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マカオ旅行のホテル代

マカオ旅行のホテル代の目安は、1泊あたり15,000円～です。

マカオには手ごろな値段のバックパッカー向けのゲストハウスから10万円を超える高級ホテルまで、幅広くあります。多くのホテルにはカジノが併設されています。また、マカオといえば巨大なカジノです。カジノ併設のホテルでは豪華な内装や施設、高級レストランなどがあり、贅沢な滞在を楽しめます。せっかくですので、カジノがあるホテルに泊まってみるのもいいでしょう。マカオのホテル料金の目安をまとめました。

マカオ旅行の食費

マカオ旅行の食費の目安は、1日あたり10,000円です。

• 朝食：1,000円～1,500円
• 昼食：1,500円～2,000円
• 夕食：4,000円～8,000円
• カフェ：1,000円～1,500円

マカオの食事は日本よりやや高め。しかし、屋台で売られているグルメなら一食あたり1,000円あればお腹いっぱいになるでしょう。費用を抑えたい方は、ぜひ立ち寄ってみてください。マカオの代表的なメニューを紹介します。

朝食

肉まん（チャーシューバオ）はマカオ料理の定番メニューで、蒸した生地の中にジューシーなチャーシューが入っています。朝食にぴったりのボリューム感があります。そのほか、コンジャック麺（猪油拌麺）は太めの平打ち麺に、ピリ辛のソースと豚肉やエビなどの具材を混ぜた料理です。ヘルシーで食べ応えがあり、朝食にもおすすめです。

昼食

マカオには、中華料理のカジュアルダイニングがたくさんあります。ヌードルや炒飯、麺料理などがおすすめで、有名なお店として「澳門記得飯店」や「陳添記」があります。そのほか、ポルトガル風焼きそばも人気です。ソースがかかったパスタと、ジューシーな具材を炒めた料理で、中華風とポルトガル風が融合したマカオならではの料理です。

カフェ

中国や香港、台湾などアジア圏でよく飲まれるミルクティーですが、マカオでも人気があります。濃厚でまろやかな味わいが特徴で、カフェでの休憩にぴったりです。スイーツには、ポルトガル風プリンがおすすめ。ポルトガル風エッグタルトと同じく、プリンもポルトガルの名物スイーツです。とろけるようななめらかな食感と、カラメルソースの甘さがたまらない美味しさです。

夕食

マカオ名物の豚脚煲は、豚足をトマトや野菜と煮込んだマカオの名物料理です。とろとろの豚足と、野菜の旨味がたっぷり詰まったスープが絶品です。そのほか、ポルトガル風シーフードとしてポルトガル風のスパイスとハーブを使った、シーフードのグリル料理も人気です。新鮮な魚介類と香味野菜を組み合わせ、独特の風味があります。

マカオ旅行のお土産代

お土産代の目安は、ひとりあたり5,000円～です。マカオでは、ポルトガルの文化や中国の文化が融合した土地柄から、お菓子やシルク製品、お酒などが人気のお土産となっています。マカオで人気のお土産はこちらです。

マカオ旅行の交通費

交通費の目安は、1泊あたり1,000円です。

マカオでメインの移動手段は、高架鉄道やバス、タクシー、ホテルです。マカオは小さい街ですので、主要観光スポットは徒歩でも移動できます。マカオのおもな交通手段の料金を解説しましょう。

高架鉄道の場合

料金は最初の3駅は6パタカ、4～6駅までが8パタカ、7～10駅は10パタカとなっています。マカオ半島とコタイ地区を結ぶ路線があり、主要な観光スポットをカバーしています。ただしモノレールはあくまでも一部の地域をカバーするため、全ての観光スポットにアクセスできるわけではありません。

バスの場合

バスの料金は、一律6パタカです。 おつりは出ないので、乗車時に料金分の硬貨の用意が必要です。路線バスは路線が多く、比較的安価で利用できます。ただし車内が混雑することもあるため、時間に余裕を持って利用することがおすすめです。また、路線バスは路線番号のみの表示が多いため、事前に目的地や乗車路線を確認することが必要です。

タクシーの場合

マカオは観光地であるため、タクシーは比較的多くありますが、市街地中心部の交通渋滞が激しく、時間帯によっては移動に時間がかかることがあります。また、タクシーの運転手は英語が話せない人も多いため、目的地の住所や地名を持参しておくことが望ましいです。そのほか、トランクに荷物を入れると追加料金が発生しますので、注意してください。

マカオ旅行の観光・アクティビティ費用

観光・アクティビティ費用の目安は、1箇所あたり3,000円～です。

マカオの人気観光スポットの多くは無料であるため、観光費用は多くかかりません。聖ポール天主堂跡や媽閣廟、セナド広場などマカオ観光の定番となっているスポットも無料で観光できます。

マカオの観光といえば、カジノです。マカオのカジノを楽しみたい方は1〜5万円を予算の目安としてみてください。テーブルによって掛け金は変わりますので、予算に応じてカジノに挑戦してみてもいいでしょう。

マカオ旅行のWi-Fi・通信費用

マカオでの通信費用の目安は、1日あたり1,000円～です。マカオでスマートフォンを利用する方法は、おもに以下の3つ。

• マカオで使えるeSIM
• モバイルWi-Fiルーター
• SIMカード

おすすめはマカオで使えるeSIMです。eSIMとは、Embedded（埋め込み） SIMという意味のこと。物理的な形状を持たないため、わざわざ小さなピンでSIMトレイを開ける手間や、SIMカードを落としてしまう心配はありません。日本では2018年にeSIM対応端末が導入されて以降、利用者が急増。マカオに降り立った瞬間からスムーズにインターネットができるのは、eSIMの大きなメリットです。

マカオ旅行の海外保険費用

マカオ旅行の保険費用の目安は、1日あたり1,000円～です。たとえ1泊2日の短期滞在でも、海外ではどんなトラブルが発生するかわかりません。病気や盗難に備えて海外旅行保険への加入をおすすめします。

マカオ旅行で2泊3日の海外保険に加入する場合、3,000円が目安です。高額な保険になると、緊急歯科治療や弁護士費用なども付帯されます。保険の内容をよく確認して、あなたに必要なぶんだけ加入しましょう。

マカオ旅行のビザ取得費用

マカオ入国後90日以内の観光目的なら、日本国籍であればビザなしで入国できます。このとき、往復の航空券又は他国へ出国する航空券等を所持している事が条件です。さらに、滞在日数以上の有効なパスポートも必要です。詳しくは在香港日本国総領事館をご覧ください。

マカオ旅行2泊3日の費用

2泊3日で行くマカオ旅行の費用は、1人17万円が目安です。

マカオ旅行3泊4日の費用

3泊4日で行くマカオ旅行の費用は、1人20万円が目安です。

食事の費用は屋台で済ませれば、もっと費用を格安に抑えることは可能でしょう。ただし、あまり費用を気にしすぎると窮屈な旅行になってしまいます。

知っておきたいマカオ旅行の基本情報

旅行に行く前に、マカオの基本情報をおさらいしておきましょう。マカオの物価やベストシーズンなど、知っておくと役に立つ情報を紹介します。　

マカオ旅行の物価について

基本的に、マカオの物価は日本よりやや高めです。必要なものはできるだけ日本から持っていきましょう。2023年10月現在、1マカオ・パタカ は16.69円で推移しています。たとえば、200パタカのお土産は200×16.69円＝3,370円で購入できる計算です。

2023年現在、マカオの物価を表にしてまとめました。

※実際の価格は店や地域により異なります。

マカオ旅行のベストシーズンについて

マカオは一年を通して比較的温暖な気候ですが、とくに春と秋は温暖で過ごしやすく、観光に適したベストシーズンとなっています。、また、冬も比較的温暖です。特にクリスマスシーズンにはイルミネーションなどが行われるため、冬でも観光におすすめの季節となっています。

マカオの気温の特徴はこちら。

マカオへの入国制限について

2023年4月1日以降、日本を含む海外からマカオに入境する渡航者に対する 出国前検査の陰性証明書の提示義務が撤廃 されました。日本国籍を有するなら、自由にマカオに入国できます。どうぞ、安心してお出かけください。

マカオで新型コロナに感染して病院で治療を受けたり入院したりする場合、治療費や入院費が高額になるおそれがあります。そのため、新型コロナを含む保険への加入を推奨しています。詳しくは、外務省安全ホームページをご覧ください。

マカオと日本の時差について

マカオは、日本より1時間遅れて時差があります。たとえば、マカオの日曜日の15:00は、日本では日曜日の16:00です。「日本の方が1時間進んでいる」と覚えておくとよいでしょう。

マカオ旅行の費用を安く抑える3つの方法

「少しでも安くマカオに行きたい！」そんな願いを叶えるため、海外旅行の費用を安く抑える3つの方法を紹介します。誰でも使えるものばかりですので、ぜひ実践してみてください。

1. LCCを活用して航空券代を節約しよう

マカオ旅行の費用を抑えるためには、航空券代を節約することが大切です。そのためには、LCC（格安航空会社）を利用するのがおすすめ！ 例えば、PeachやAirAsiaなどのLCCを利用すれば、往復の航空券代が大幅に安くなります。ただし、注意点としてLCCの場合は手荷物や座席の指定など、追加料金が必要なオプションが多いこと。予め必要なオプションを調べておくことをおすすめします。

2. 安宿を利用して宿泊費を節約しよう

マカオには、安価な宿泊施設が多くあります。中でも、バックパッカー向けのホステルやゲストハウスは、1泊あたり数千円から宿泊できるホテルもあります。ただし、安宿の場合は、設備や清潔さには注意が必要です。事前に口コミサイトなどで宿泊施設を調べ、選ぶことをおすすめします。

3. マカオ市内の移動手段を考慮しよう

マカオは公共交通機関が発達しており、バスやタクシー、モノレールなどがあります。特にバスは運賃が安く、観光地やショッピングセンターなどへのアクセスに便利です。観光スポット巡りにはマカオ観光タワーから出発するバスツアーもあり、料金はリーズナブルです。

マカオ旅行についてよくある質問

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せっかく行くマカオ旅行なのですから、思いっきり羽を伸ばして楽しみましょう。あなたが今まで知っているマカオと合わせて、新しい一面が見えてくるはずです。

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