雍和宮

雍和宮は、乾隆帝がここで生まれたことから、二人の皇帝を輩出した「龍潜の福地」となりました。そのため、殿宇は黄色い瓦と赤い壁で造られ、紫禁城の皇宮と同じ規格を持っています。乾隆9年（1744年）、雍和宮はラマ教寺院に改められ、特別に総理大臣が事務を管理するよう任命され、清朝政府が全国のチベット仏教事務を管理する中心となりました。雍和宮は清朝中後期において、全国で最も格式の高い仏教寺院の一つでした。1983年、国務院により漢族地域の仏教全国重点寺院に指定されました。この寺院は主に3つの精巧な牌坊と5つの壮大な大殿から構成されています。