普寧寺は河北省承徳市双橋区普寧路1号に位置しています。

普寧寺は河北省承徳市双橋区普寧路1号にあり、中国北部最大級のチベット仏教寺院です。 歴史的背景 清朝乾隆帝の時代に建立され、乾隆帝がモンゴルの王侯たちとの会盟のために建てました。 建築様式 - 前半部分は漢式：漢族の伝統的な仏教寺院の伽藍七堂式の配置で、山門殿、天王殿、大雄宝殿などの建物があり、建築様式は荘重で優雅です。 - 後半部分はチベット式：チベットのサムイェー寺院を模して建てられ、大乗之閣を中心に、四隅に異なる色の4つのラマ塔があり、チベット仏教建築の特徴を表しています。 主な見どころ - 大乗之閣：寺院のシンボル的建築で、外観は6層の重層屋根で、高さ36.75メートル。内部には千手千眼観世音菩薩の銅像があり、高さ27.21メートルで、世界最大の金箔木彫り仏立像として現存しています。 - 天王殿：正面5間、奥行き3間、単層の入母屋造りです。殿内中央には布袋尊者（大肚弥勒仏）が祀られ、その後ろに韋陀像、両側に四天王が祀られています。 - 大雄宝殿：主要建築で、正面7間、奥行き5間、二重の入母屋造り、棟の中央に銅製金メッキの塔が置かれています。殿内には三世仏が祀られ、主尊は釈迦牟尼仏、西に迦葉仏、東に弥勒仏があります。 - 碑亭：正面・奥行きともに3間の正方形で、高さ1メートルの石造りの須弥座の上に建てられ、二重の入母屋造りで、四方に階段と拱門があります。亭内には3基の石碑があり、寺院の歴史的背景などの重要な情報が記されています。 入場料と開館時間 - 入場料：繁忙期（4月1日~10月31日）60元、閑散期（11月1日~翌年3月31日）45元。 - 開館時間：繁忙期8:00~17:30、閑散期8:30~17:00。