成都｜川西最古の道教寺院、祈願と紅葉狩りの絶好スポット。

｜川西最古の道教寺院、祈願と紅葉狩りの絶好スポット。 「川西最古の道教寺院」青羊宮は、周王朝時代に建立されました。老子が修行した地とされ、2000年以上の歴史があります。現存する建物は明清時代に再建されたもので、成都の繁華街の中に佇んでいます。道教寺院は本来清らかな修行の場ですが、喧騒の中心にありながら、この地域の平安と静けさを守護しています。 唐代には、2人の皇帝が行宮として使用しました。安史の乱の際、玄宗皇帝が蜀に逃れた時にここに滞在しました。黄巢の乱の際には、唐の僖宗皇帝も蜀に避難し、この寺院に駐留しました。伝説によると、寺院内から「太上平中和災」と篆書で刻まれた玉の煉瓦が掘り出されました。太上老君の助けを得たと考えた僖宗皇帝は大いに喜び、200万銭を寄進し、「玄中観」から「青羊宮」に改名しました。 🉐寺院の配置： 2本の中軸線があり、いずれも北から東に約27度傾いており、古い成都の方位と同じです。 主軸は南から北に向かって、遇仙橋、北斗七星柱（3本のみ現存）、青羊正街、照壁（既に破壊）、老山門（明代の建造物、既に撤去）の順になっています。 現在の山門、霊祖殿、混元殿、八卦亭、三清殿、斗姥殿、玉皇楼（左右に降生台と説法台という2つの土台建築）、唐王殿があります。 🉐おすすめポイント ・青羊宮は皇帝を祀る唯一の道教寺院です。 ・寺院の象徴である青い羊に触れると幸運が訪れるといわれています。 ・寺院内の太極図は、唯一正確なものとされています。 ・寺院で最も貴重な文物「道蔵輯要」は、世界で最も完全に保存されているバージョンです。 ・斗姥殿は成都市内に現存する最古の建物で、市内唯一の明代の木造建築です。また、全国でも2つしかない重層懸山頂建築の1つです（もう1つは北京の先農壇宰牲亭）。 ・八卦亭は最も保存状態が良く、最も華麗な造りの建物で、老子が青牛に乗った像が祀られています。 🉐主要な殿堂： 山門、八角亭、三清殿、混元殿 斗母殿、玉皇楼、唐王殿、二仙庵 🉐道教の祈願と礼拝の作法 手の形：（左手を上、右手を下に） 左手の親指で右手の薬指の付け根を押さえます。 右手で右手の中指を押さえます。 両拳を合わせ、太極図の形を作ります。 礼拝： 両拳を眉間より高く上げず、胸より低くならないようにします。 拝む際は、両手を広げて交差させ、右手を下、左手を上にして、頭を手の甲につけ、3回叩頭します。これを3回繰り返し、「三叩九拝」の礼を行います。 🉐おみくじの手順： おみくじの場所：三官殿 両手で拱手礼を行い、誠心誠意跪拝します（特別な事がない限りおみくじを引きません） 聞きたいことを心の中で唱え、1回につき1つの質問をし、おみくじ筒から1本引くか振り出します。 （おみくじの番号を覚え、おみくじを筒に戻します） おみくじ受け取り所で料金を支払います。1回20元で、おみくじの文を受け取った後、両側の道士に解釈してもらいます。 🉐精進料理： 精進麺と精進茶が特に特徴的で、ぜひ味わってみることをおすすめします。 詳細住所：成都市青羊区一環路西二段9号 💵入場料：10元（学生証があれば半額） 開館時間：8:00~17:00