コルドバ-ユダヤ人の百花の路地

コルドバCordobaは、中国の旅行者にとってはマドリード、バルセロナ、セビリアほど知名度はありません。しかし、この古都はかつて非常に栄光に満ちていました。公元975年のコルドバは世界で最も先進的で文明的なイスラム王国で、都市は美しく、経済は繁栄し、多くの図書館と大学があり、多くの芸術家と哲学者がここで生活していました。今でも多くの古代の遺跡が保存されています。 コルドバのモスクMesquiteは建築史の奇跡であり、世界でミサを行うことができるモスクの一つです。785年に建てられたモスクは多様な建築様式を融合しており、美しい馬蹄形のアーチ、主門は14世紀のムデハル様式、中庭にはオレンジの木があります。中心部はキリスト教の大聖堂で、1000年以上前の精巧なアーチと豪華な装飾のドームが今も残っており、多くのモザイク模様がビザンチン教会の雰囲気を加えています。 モスクの入場料：13ユーロ/人、できれば事前にオンラインでチケットを購入することをお勧めします。時間帯に制限があり、現地での行列が多いです。 私が最も理解できないのは、ユダヤ人がかつてイスラム教徒の支配下でコルドバの最も活気のある、最も優れた市民であったことです。彼らはモスクの近くに住んでおり、地域は広くなく、道路は狭く、白い壁には鉄の窓格子が装飾され、上には花籠と花鉢がいっぱいです。現在は冬季に「クリスマスレッド」が主流で、5月には花が満開になると、この地区は花で飾られ、そのためこの地区は「百花の路地」と呼ばれています。ここは散歩やショッピングに最適で、特色のある店やレストランが多く、ここでぶらぶらしたり休憩したりすることができます。14世紀のシナゴーグが残っていると言われていますが、アンダルシア地方で唯一のものです。時間の都合で訪れる機会がなかったので、Google Mapで検索することができます。 コルドバの観光地は集中しており、一般的には全て徒歩で観光することができます。1日の時間は比較的短いので、グアダルキビール川に架かるローマ橋と橋頭堡だけでも夕方まで滞在するのに十分です。夕日が西に沈むと、ローマの古橋の魅力が完全に開花します。